保護者の方へ

なぜ水泳がいいのか?

   
身体効果
   
  1.筋力の維持・強化
2.肩関節を中心とした柔軟性の維持
3.全身の柔軟性の維持
4.呼吸循環器系の維持・強化
5.老化の防止

 
 
精神的効果
 
 
同じ目的で身体を動かすことにより、新しい仲間が作られます。その結果、利害関係のない人間関係が拡がります。
個人差はありますが、新しい発見やできないことができるようになった時、精神的高揚を得ることができます。スポーツシーンでは個々の技術や総合的な動きを得たり、トレーニングにより体力がつくと、明らかに以前より技術の上達や競技力の向上が体得できます。
ストレスコントロールに有効です。単に身体を動かすことと、新陳代謝によっても壮快感が生まれ、ストレス解消にも役立ちます。水泳の場合は水に浮くことで果感覚遮断状態がが生まれ、めい想状態がつくり出されます。

 
 
水泳指導の目的
 
 

知的障害の人たちの水泳の目的は、健康のための水泳(生涯スポーツ)、短期の指導、治療としての水泳などが考えられます。

知的障害者は健常者と較べると身体的にも劣る場合が多く、運動の必要性が高い。しかし、運動の場を考えると、施設・指導者などまだまだ少ないのが現状です。運動の機会も、学校教育が修了するとほとんどなくなってしまいます。最近は各地で知的障害者に対する水泳指導が行われるようになってましたが、指導者により指導方法が異なることや、自分の意思の伝達ができない(できにくい)障害でもあるため、保護者の気持ちが指導内容を大きく左右するなど、数多くの問題があります。