微風少女
             原曲:風神少女/ZUN
              作詞/編曲:AMZAK



                   叢雲 分け入って舞い降りた
                   黒羽 木陰に身を預ける
                   安寧 少女達の宴を
                   一陣 春風が撫でていく

                   風は往く
                   一望千里 浮世見渡し
                   時に弱く 時に激しく
                   そう この翼は 風を受けて飛び立てるから
                   微風にこそ 安らぎを


                   双眸 広く世を焼き付けど   (留まる事無く)
                   皆目 視えぬは雲の行方    (動き流れゆく世界よ)
                   幻想 風靡するかの如く    (写真に残す事は罪なのか)
                   一陣 秋風が吹き抜ける    (思い過しと哂った)

                   風は往く
                   色即是空 時を動かし
                   そこにあるものも 置き去りに (舞うは風神)
                   なら この翼が 千切れ朽ち果てるその前に
                   今ひと度の 温もりを


                   風は吹く
                   天上天下 全てを包み
                   時に強く 時に心地良く

                   我は往く
                   三千世界 風の向くまま
                   その果てさえ 知れぬ旅路へ  (呼ぶは神風)
                   そう この翼は 嵐でこそ羽ばたけるから
                   微風の中 安らぎを