畳床
藁を縦横に重なるように配します

縦横に3段もしくは5段に重ね、機械で圧縮し糸で絞めていきます

糸と糸の間隔は8分(25o)です
畳の上に乗ると柔らかく足の裏のつかまえ具合がよい
反面、凹凸があり歩きにくい面もある

また、使用当初は虫が発生することもある
(別注の防虫シート畳加熱殺菌(要予約)を使用し防ぐこともできる)
藁と藁の間にポリスチレンフォームを挟んだ畳床です

稲わらを使った畳床では、畳の上に乗ると柔らかく足の裏のつかまえ具合が良い
反面、凹凸があり歩きにくい面もある

ポリスチレンフォームを使用することにより、断熱、断湿性能が高い

また、使用当初は虫が発生することもある
(別注の防虫シート畳加熱殺菌(要予約)を使用し防ぐこともできる)
本畳床は、木材をチップして作ったインシュレーションボード2枚とポリスチレンフォーム1枚を組み合わせた畳床です
表面の凹凸がなく、すっきりと美しく仕上がります

また、防虫加工済みですので小さなお子様も安心です

現在の畳床の主流になりつつある
インシュレーションボードのみで作った
畳床です

インシュレーションボード4枚で
構成され、中2枚は軽量ボードです
表面の凹凸がなく、すっきりと美しく仕上がります
また、防虫加工済みですので小さなお子様も安心です

ボード床上部に柔らかい布を縫い付けていますので藁床なみの足ざわりです
厚紙とインシュレーションボードと特殊プ
ラスチックで作った薄い畳床です

床の厚さ:15o
      (仕上がり20o)
表面の凹凸がなく、すっきりと美しく仕上がります
また、防虫加工済みですので小さなお子様も安心です

畳床が薄いのでいろいろな部屋に畳を敷くことが出来ます

藁(わら)床
昔は畳床と言えば、藁(わら)床でした。10〜20年前ぐらいに建てられた一戸建ての家にはよく使われています。
この藁(わら)床は今の新築物件などにはあまり使われていません。理由は良質の国産の藁が少なくなった事や、建材(ボード)床に比べてコス
トが高い、藁床の生産をする業者自体が少なくなったなど色々な原因があります。しかし根強いファンがいるのも確かです。そんな藁(わら)床の
『いいところ』『悪いところ』を紹介していきます。
藁(わら)床のいいところ 
●藁(わら)が呼吸をするので、建材(ボード)床に比べ吸湿・放湿性に優れている
建材(ボード)床はほとんど吸・放湿を期待できません。それに比べ、藁は呼吸をするので畳表+畳床の吸・放湿が期待でき、お部屋の湿度調
整に一役かってくれます。

●藁(わら)と藁(わら)の間に空気の層があるので断熱効果がある
建材(ボード)床も断熱効果はありますが、ボード床の場合、芯材のスチレンフォーム(発泡スチロール)が断熱効果をもたらします。その点、藁床
はあくまで天然の断熱効果があるので自然素材ならではのぬくもりがあります。

●建材(ボード)床に比べ、踏んだ心地が柔らかく気持ちいい
建材(ボード)床に使われているインシュレーションボードは硬い素材なので、藁床のソフトな感触を好まれる方が多いです。

●総藁(わら)床は天然素材のみを使用しているので化学物質に汚染される心配が無い
畳床に使われているスチレンフォームが化学物質スチレンを揮発している可能性があります。その点、藁床は天然素材なので国産のよく干され
た藁を使用していれば化学物質の心配は0に近くなります。

●建材(ボード)床に比べ、耐久力・復元力が高い
畳を作るためには絶対に針と糸が必要なので、どうしても穴が開いてしまいますが、建材(ボード)床に使われているインシュレーションボード、ス
チレンフォームは1度穴が開いてしまうと復元しません。その点藁は多少復元するので、表替えを何度しても穴だらけで床が使えなくなる事があ
りません。

わら床の畳は昔の家にとっては無くてはならないものでした。

昔の家は日本の高音多湿の気候を考慮して、風通しのいい造りになっています。その反面、冬は寒い思いをするはめになるのですが、板張りの
廊下などは冷たくても、断熱効果のある畳の部屋は暖かく、冬場の家には無くてはならないものです。

しかし、現在の住宅はクーラーがある事から、高気密化を考え、部屋の中の空気が逃げないような造りになっています。その事によって藁(わら)
の畳は以前では考えられなかった弊害を産む事になってしまいました。それが下段のデメリットです。
藁(わら)床の悪いところ 
現代の住宅は気密性が高くなりました。昔の家に比べ空気の循環が悪くなりました。空気の循環が悪くなると当然湿気がこもりがちになります。畳の性能の1つとして『室内が湿気がちな時は吸湿・乾きがちな時は放湿』という特徴があります。この乾きがちな時っていう状態が昔に比べ少なくなってきています。という事は、いつまでたっても放湿ができない=カビが生える⇒ダニが発生する
こんな嫌な方程式がなりたってしまいます。特に夏場の北向きの和室などは要注意です。もちろんどんな畳床でもこの方程式が成り立つのですが特に藁(わら)床はこの方程式がなりたちやすいです。

藁(わら)は天然素材であり、藁(わら)自体が呼吸をします。建材(ボード)床には無いぐらいの吸湿性を誇ります。この本来ならメリットな部分が度を過ぎるとデメリットになってしまいます。また、藁(わら)と藁(わら)の隙間がダニなどの住みかには丁度いいようで、ダニなどが繁殖しやすい条件にもなっています。

藁(わら)は農作物なので『栄養』があります。建材(ボード)床も木材を細かく砕いたものを加工しているのである意味農作物なのですが、『栄養』が藁(わら)に比べ少ないので藁(わら)床のほうがカビが生えやすいのも事実です。

現代の『高気密』の家の造りでは、まめに掃除やメンテナンスをしない限りカビで真っ黒になってしまう状況が起こりやすいのが藁(わら)床の最大のデメリットです。

 
 
建材(ボード)床
アパートやマンション、最近建てられた一戸建てなどによく使われるようになった建材(ボード)床です。現在のシェアは7〜8割と大半がこの建材(ボード)床になってきてきています。
畳床は普段は見る事のできない部分なのでわからないですが、もしかしたら皆さんの家の畳もこの建材(ボード)床かも知れません。
それでは、建材(ボード)床の構造とメリット・デメリットを説明していきます。
ボード床の構造といいところ
インシュレーションボードという木材を細かく砕いたものをでんぷん糊で固めたものでスチレンフォーム(発泡スチロール)を挟んだ構造となっています。メリットは以下の事があげれます。
●藁(わら)床に比べコストが安いので施工料金も安くなる
●芯に使われているスチレンフォーム(発泡スチロール)が断熱効果をもたらす
●ダニなどの害虫が藁(わら)床に比べて出にくい
ボード床の悪いところ
●耐久性が低い
畳表を縫い付けたり、へりを縫い付けたりするのにスチレンフォーム(発泡スチロール)に穴が絶対に開いてしまいます。藁(わら)床は弾力性があり、復元力があるのでこの穴が少し塞がるのですがスチレンフォームは穴が塞がりません。その結果、何回も表替えをすると穴だらけになってしまい床が駄目になります。

●踏み心地が藁(わら)床に比べ硬い
インシュレーションボード、スチレンフォーム共に硬い材質であり、踏んだ感触が他の畳床に比べ硬めになっています。人により踏み心地などの感触は好き嫌いがわかれますが、藁(わら)床の感触のほうを好まれる方のほうが多いようです。

●吸湿性・放湿性が藁(わら)床に比べ低い。藁(わら)床ほどでは無いがカビが生える
吸・放湿性が低く、芯材のスチレンフォーム(発泡スチロール)が湿気を通さないために、インシュレーションボードにカビが生えてしまう事があります。