仮面ライダーブレイドの謎

こちらでは雑感とは別に作品全体を通しての疑問点や矛盾点の考察をしてみようかと。
こちらでも多少ネタは入っています。むしろそれがやりたいのかも。
バトルファイトに関しては別項。

○橘さんは本当に裏切ったんですか?

Q.壊滅したBOARD。そしてアンデッドに苦戦する剣崎をほっぽって去った橘さん。オンドゥルルラギッタンディスカー?

A.裏切ってません。きっと
…まあ裏切った訳ではないです。明らかに橘さんド外道疑惑がかかりましたが。
作品の後の展開を盛り上げるためのミスリードってやつでしょう。

1.烏丸所長の確保を優先したので剣崎に手を貸さなかった
2.もうBOARDに愛想が尽きており、BOARD側の剣崎を助ける気にはなれなかった
3.アンデッドへの恐怖心で剣崎に加勢できなかった

普通に考えれば(ヒーローのあるべき姿として)1ですね。彼自身の名誉のためにも1がいいです。しかしそれなら剣崎に一言位かけていってもいいはずです。それにこの頃の橘さんは体がボロボロになる恐怖心で荒れていました。
2の可能性も幾分かはありそうです。大部分が1、2も多少はありってのが見解です。
ネタとしては3が面白いんですが。

○「伝説のアンデッドもついに息絶えたか…」アンデッドって死ぬの?伊坂さん。

Q.アンデッドである始を谷から落ちた位で放置した伊坂さんは何を考えてたんですか?

A.モノリスが封印すると思ったんでしょう、きっと。
作品を全て見た方ならご存知でしょうが、正式なバトルファイトではモノリス(封印の石)がアンデッドの封印を行います。
敗北を意味するバックルの開いた状態のアンデッドはモノリスがいずこから現れ封印します。これがアンデッドの常識ですね。だからこれだけ痛めつけられれば勝手にモノリスが封印してくれる、そう考えたんでしょう。
今回のバトルファイトは正式なバトルファイトではなかったのでモノリスは結局現れませんでしたが。
こう考えるのが妥当です…がこの説を採ると色々謎が深まる事になります。

だとすると、伊坂はあれだけアンデッドを封印・手駒にしておきながらバトルファイトが正式ではないと言う事を知らなかったという事になります。
未解放のものもあるかもしれませんがクラブスートで封印したものが5体、操っていたアンデッドが3体。
それだけアンデッドと交戦する機会があったにもかかわらずモノリスが現れない事を知らなかったという事に…。
伊坂はバトルファイトについてかなり知っていたと言う説があります。
ライダーを作ろうとしたのも今回のバトルファイトではアンデッドがアンデッドを封印できない事を知っていたから。
カリスの融合係数を測定していたのも、ジョーカーである事を知っていたからでは?などと。
それも谷に落ちた程度の始を放置したという謎の行動でバトルファイトが偽物であると気付いていなかったという事に…。
恐らくそれはライダーシステム開発の際に入手したであろうブランクカードが原因でしょう。
このカードでさっさとアンデッドを封印してしまったためにモノリスが現れない事を知る事はなかったのだと思います。
状況から考えてもあえて始を封印せず泳がせようと思った可能性はないと思います。
空が飛べる孔雀のアンデッドなんだから面倒臭がらずに谷を降りて封印すればジョーカーという最も危険なアンデッドが早々に消えたのに…。そうでなくても封印したカードは開発中のレンゲルの戦力になるし放置したのは変です。
やはり自信過剰さがアダになりましたねこの人。

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