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受信者:沼尾病院在宅医療部 高橋昭彦 あて
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日 時:平成11年2月11日 10:00〜16:45
場 所:自治医大地域医療情報研修センター 大講堂・中講堂
<呼びかけの言葉>
介護保険の施行を前に、さまざまなサービスが生まれ、福祉と医療に分かれていたサービスが介護サービスとして一本化されようとしています。しかし、在宅ケア=介護保険では決してありませんし、私たちが目指していく在宅ケアは、介護保険だけでは解決しないと思います。そこで、今後、それぞれの立場の私たちに求められていく役割は何なのか、どのような視点で支えあえばいいのか、そして私たちにとって今、できることは何なのか、ということを今回のコンセプトにしたいと考えています。
午前中は、「これが私の役割です」と題し、各地で利用者を支えておられる方々によるシンポジウム、午後は、車椅子で日本中を飛び回っておられる山崎泰広さんの基調講演に続き、2手に分かれ、中講堂では、山崎さんによるシーティングセミナーと題して、実際に外国製の車椅子を見ていただきながら、寝たきりにさせないための、車椅子の座り方(シーティングといいます)の基本概念についての話と、具体的な車椅子の処方の仕方についての実演をしていただきます。大講堂では、市民活動の拠点としてのグループホームづくりと題し、福祉ゲリラと異名を取る宅老所ひばりの平木千紗子さん(今市市)と、静かな中にパワーを秘めるのぞみホーム(壬生町)の奥山久美子さんがグループホームとNPO活動や介護保険などについて熱く語ります。また、前回好評でした、ポスターセッションと活動紹介コーナーもありますので交流の場としてもご活用ください。
今回も、きっと新しい発見と出会いがあるはずです。皆さん、集いましょう、そして一緒に考えましょう。
第三回集い 大会責任者 高橋昭彦(沼尾病院 在宅医療部)