CYNOMYS -シノミス-



5/06(木)
皆さんはCYNOMYSという会をご存じでしょうか?
10年以上の飼育研究をもとに、97年春にスタートし、
プレーリードッグの適正飼養の普及をめざしているという会なのです。
今回、CYNOMYSを訪問し、代表の高橋さんとお話しする機会が
あったのでレポートしてもらいます。

それではふみえさーーーーん、ヨロシクっっ



はーーーい、こんにちは。
今日は、CYNOMYSに行って来ました。
このシノミス、宛て先が
「TOTAL BOG CARE BOF BOF内 CYNOMYS」となっています。
犬好きな方は「あれ?」と思われたかもしれませんね。
実は、シノミスの代表・高橋さんの本業は「ドッグシッター」なのです。

愛玩動物飼養管理士の資格を持ち、ドッグシッターと
CYNOMYSの代表として、多忙な日々を送っている高橋さん。
プレと出会ったきっかけは、1987年、知人がゴミ捨て場で
保護した子を引き取ったこと。
当時はプレについての情報が全くと言っていいほど無く、
情報収集をしだしたのが始まりだとか。

では、会で具体的にどんな事をしているのかというと…

正確な情報収集の為、アメリカへ取材に行く。
ナショナルジオグラフィックTVのプレ特集番組の撮影に同行。
いろいろな種類のプレを飼育しデータの割り出し。
迷子プレを保護・里親の募集、会員への会報発行などなど…
また、証明書付きマイクロチップ入りプレーリードッグを
販売したりもしています。

このマイクロチップ入りプレというのは、
BRISKYペレットを作らせたことで有名な
リンダ・ワトソン博士(※)などの手によって
アメリカで繁殖されたプレにチップを埋め込んだもので、
もし、逃げ出してしまいどこかで保護された場合に、
登録ナンバーで誰のプレなのか区別することが出来るそうです。
また、繁殖種は一般に日本で売られている「野生種」と違い、
慣れ方や噛む動作…などに歴然の差があり、
とても飼いやすいといいます。

何を隠そう、リンダ博士と高橋さんは十年来のお友達だそうで、
彼女の持っている情報をいろいろ聞くことが出来るのだとか。
う〜ん、心強いですね〜
そんなわけで、会報は貴重な内容ギッシリって感じなのです。

ひゃ〜ピンぼけ(^-^;
シノミスの人気者:テックスちゃん
リンダ博士によって生み出された
ホワイトカラーのプレーリードッグだそうです

※リンダ博士はアメリカでプレの研究をされている方です。
 高橋さんを含め数人の方と、土地改良される前にプレを保護し
 「RANCH」(一般の方から善意で提供された広大な土地)に移すような
 保護活動を行ったり、プレの繁殖など…をされています。
 「野生のプレの巣穴で、トイレは何となく区別出来るけれど、
  ここはオスの巣穴…とか、メス用…とかまでわかるのは
  リンダ博士くらいではないかな」と、高橋さんはおっしゃってました。
 

「現在の日本には、プレに関しての
 データ(血液正常値ほか)が少なすぎる。」という高橋さん。
プレを飼う人は増えているけれど、診ることの出来る
獣医さんは少ないですものね。

今後はどんなことをしていきたいですか?の問いに・・・
「やりたいことがありすぎて答えられない(笑)」ということでした(^^)

本当はプレの貴重な情報もたくさんお聞きしたのですが、
ここではお話ししきれないので…(笑)
とにかく、今までの考え方がガラッと変わってしまう位、
ショッキングな数時間でした。

シノミスの今後の活動に、大いに期待したいと思います!

以上、リポーターのふみえでした。
チャロラインさん、どうぞ〜


はーい、ありがとうございましたーっ。

「ペット自慢」や「お友達募集」などのサークル的な
活動ではなく、真剣にプレについての知識が欲しい人には、
とても素晴らしい会ですよ。
チャロラインもオススメです。はい。

「CYNOMYS」のサイトはこちら…

http://surf.to/cynomys





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