血液検査 マニュアル
検査項目 |
適正値 |
単位 |
備考・症状 |
T−C 総コレステロール |
120〜220 |
mg/dl |
高い時:高脂血症・糖尿病ほか生活習慣病の全て 低い時:肝機能障害 |
HDL−C 善玉コレステロール |
男38〜60 女43〜65 |
mg/dl |
高い時:肥満・動脈硬化・高脂血症・糖尿病ほか生活習慣病の全て 低い時:脳動脈硬化・肝硬変・糖尿病ほか |
TG 中性脂肪 トリグリセライド |
50〜110 空腹時 |
mg/dl |
高い時:肥満・動脈硬化・糖尿病ほか生活習慣病の全て 低い時:脳動脈硬化ほか |
GOTトランスアミナーゼ |
35以下 |
iu/L |
心筋梗塞・肝炎・肝硬変の可能性あり |
GPTトランスアミナーゼ |
40以下 |
iu/L |
肝炎・肝硬変・脂肪肝・肝臓ガンの可能性あり |
ALP |
60〜220 |
iu/L |
肝炎・肝硬変・閉寒性黄疸・転移性骨腫瘍 |
γ−GTP |
60以下 |
iu/L |
肝障害(アルコール・薬物)・肝硬変ほか |
LDH |
200〜360 |
iu/L |
肝炎・肝硬変・心筋梗塞・悪性貧血・白血病の可能性あり |
総ビリルビン |
0.2〜.1.1 |
mg/dl |
肝炎・肝硬変・肝臓ガン・溶血性貧血 |
ZTT |
2〜12 |
iu/L |
慢性肝炎・肝硬変・肺結核・膠原病 |
A/G比 |
1.6〜2.5 |
− |
重症の肝臓障害 |
尿素窒素 |
7〜20 |
mg/dl |
高い時:腎炎・前立腺肥大 低い時:肝硬変・劇症肝炎 |
クレアチニン |
男0.7〜1.2 女0.5〜0.9 |
mg/dl |
高い時:慢性腎炎・腎不全 低い時:筋ジストロフィー |
アミラーゼ |
60〜200 |
iu/L |
高い時:膵臓炎・胆石・腎不全 低い時:膵臓炎末期・膵臓ガン末期 |
血糖(無負荷) |
70〜110 |
mg/dl |
糖尿病 空腹時と・食後ではかなりばらつきがある ヘモグロビンA1cと合わせて判断 |
Hb‐A1c ヘモグロビンA1c |
4.6〜5.8 |
% |
糖尿病 9以上に成ると入院・インシュリンも 過去2〜3週間の平均値で糖尿病の明確な判断基準 |
グリコヘモグロビン |
5.1〜6.3 |
% |
糖尿病治療時の参考値 食事・薬物で正常値に出きる |
尿酸 |
男4.0〜7.0 女3.0〜5.5 |
mg/dl |
痛風の可能性あり |
PH 尿ペーハー PH 血液ペーハー |
尿 5.0〜6.5 血液7.4前後 |
PH |
高い時は体が酸性 低い時はアルカリに変化 病気に成っているかが分かり 病気治療の目安にもなります。 |
尿タンパク |
(‐)陰性 |
+− |
(+)陽性の時は 腎臓障害 |
赤血球数 |
男400〜540 女370〜490 |
万個/dl |
高い時:真性多血症 低い時:貧血・慢性リュウマチ・白血病 |
ヘモグロビン |
男14〜18 女12〜16 |
g/dl |
高い時:真性多血症 低い時:貧血・慢性リュウマチ・白血病 |
ヘマトクリット |
男42〜45 女40〜50 |
% |
高い時:真性多血症 低い時:貧血・慢性リュウマチ・白血病 |
白血球数 |
3300〜9000 |
個/ul |
細菌感染・白血病 |
血小板 |
15〜35 |
万/ul |
高い時:真性多血症 低い時:再生不良貧血・白血病 |
血沈 |
男10以下 女15以下 |
mm/時 |
肺炎・肺血症・再生不良貧血・急性白血病 |
カリュウム |
3.7〜5.0 |
mg/dl |
神経・筋肉の伝導物質 心臓病・腎臓病の人は少なくする |
カルシューム |
9〜11 |
mg/dl |
高い時は:腎機能低下 低い時は:骨粗しょう症 |
サイロキシン T4 |
4〜11 |
μg/dl |
高い時は:甲状腺機能障害 バセドウシ病 低い時:低下症 |
トリヨードサイロニンT3 |
100〜200 |
ng/dl |
高い時は:甲状腺機能障害 バセドウシ病 低い時:低下症 |
リウマイト因子RAテスト |
60以上 |
+− |
陽性1%〜肝炎 60%以上慢性リュウマチ |
リポゾーム免疫測定 |
30〜46 |
− |
高い数字はリュウマチ・悪性腫瘍・感染症がひどい |