2005/9/17 管理人築地に立つ!

南千住駅

今日は管理人には珍しく、電車で東京へやってきました。目的は、南千住にある荒川ふるさと文化館の企画展「下町の空想画家小松崎茂展」を見るため。

東京にはまるで詳しくない管理人ですが、今回は東京に住む妻の友人がガイドを買って出てくれました。ありがとー、あおちゃん。

小松崎茂とは、SFイラストレーターの元祖ともいえる、緻密な画風で知られる画家で、管理人の年代ならプラモデルの箱絵や、SF雑誌等でその絵を見たことがあるはずです。

展示では、雑誌の切抜きや、プラモデルの箱絵など、いろいろ見ることができました。中でも圧巻だったのは、複製ではありましたが大判の油彩「戦艦大和の最期」。

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さて、心行くまで展示を堪能したあとは、昼食をとりに築地へ向かいます。南千住からは日比谷線で9駅。

管理人、築地はビギナーですが、このお店だけは名前を知っていました。少々迷いながらも築地場外「てんぷら黒川」に到着。

「おいしい」との評判から勝手に予想していた店構えとはかけ離れた、こぢんまりとしたそのたたずまい。「ホントにここ?」

行列を覚悟して来たのですが、今日は並ばず入れました。

店内は4人がけテーブルがふたつと、カウンターが5席。こぢんまりしてますねー。「席がこんなに少なくちゃ、そりゃ行列になるよ」などと、思っていましたが、築地界隈ではこれが普通なのだと、このあとすぐに気づかされることになります。

お店の中では、ご主人がカウンターの目の前で天ぷらを揚げています。厨房もせまいですが、必要なものがすぐに取れる位置になっており、なかなか使いやすそうです。

ビール(小瓶)を頼むと、エビスビール江戸切子のグラスが出てきました。オ〜ケ〜イ、いいですよ〜、管理人のハートにビリビリと訴えかけてきます。

この日の東京は29℃、ビール日和です。ごきゅっごきゅっ、ぷは〜。

写真は上天丼。おそらく日によって違うのでしょうが、海老が2尾と、キス?ハゼ?カボチャ、インゲンがのっていました。ほかに、魚やタコがゴロゴロ入った味噌汁がつきました。

それではいただきます、バクっ。揚げたてあつあつで、(゚Д゚)ウマー。

つゆも甘ったるくなくて、管理人の好み。同行した妻と、その友人は「野菜天丼」と「海老天丼」。「かき揚げ天丼」も見てみたかったなぁ〜。今度行ったら「かき揚げ天丼」にしよう。

食後の散歩にと、築地場外市場を経由して築地魚がし横丁へとやってきました。

次回訪れるときには是非立ち寄りたくなるようなお店がズラリと並んでいます。

時刻はPM1:30頃ですが、お店のうち1/3ほどは営業を終了していました。もともと営業時間が早朝〜昼というお店や、早々に食材の仕込み分が尽きてしまったお店など。いずれにしても、築地においてこの時刻は遅刻のようです(^_^;)。

そして、どのお店も狭い客席と厨房。ここではこれが当たり前なんですね。

魚がし横丁1号館

魚がし横丁の棟並びの様子

人気店の行列

魚がし横丁7号館

場外市場の一部

ビルの入り口から路地になっていて、入っていくとまた中にいくつもの飲食店や海産物屋さんがあり、そのまま進むとビルの反対側に抜けられました。

んー?管理人はこんなつくりのビルや、店舗の群れをどこかでみたことが………………おぉ、秋葉原の電子部品街にそっくりだ。

こんな本が出たようです
築地で、いろいろ楽しいものを見た後、今日はさらに移動します。テレビ番組などで散歩コースとして紹介されている、「谷根千」エリアへの進入を試みます。千駄木で降りて、西日暮里方面へ。

ノスタルジックな風景が続きます

夕焼けだんだんと呼ばれる階段

谷根千地区には、猫が多いといわれていますが、この夕焼けだんだん付近には特に多いようです。左の写真中にも3匹。しかも、どの子も人なつっこく、おとなしくおさわりさせてくれます、ハァハァ(;´Д`)……。

とにかくそこいら中に猫が、ハァハァ(;´Д`)

 

写真は、「ギャラリーふくふく猫」のお店の前にあるブロック塀。

 

細い路地、小さな坂、寺社がたくさんあり、たんに散歩するだけでもなかなか面白いところです。
そんな坂の途中にあるのが、「ねんねこ家」

このお店は、猫が店長で、店員も猫です(人間も働いていましたが)。

お店の入り口からして、このとおりです。写真右は本物の猫。踏まれるっちゅーねん。
店内では、ものすごい勢いで店員の皆様が走り回ったり、お客に愛想を振りまいたりしていました。

奥が、小さな喫茶室になっていてお茶やカレーがいただけます。

お茶とクッキーのセット。

クッキーも、皿も、にゃんころです。

猫分布図

帰り道にもにゃんころ。

この後、管理人は西日暮里から帰途につきました。

1日つきあってくれたあおちゃん、ありがとうございました。

撮影:DiMAGE X20