名前について

にゃんころの名前のつけ方ですが学生のとき飼っていた白麗〔ぱいりー〕は、管理人のインチキな中国語知識を用いて、「白い美人」というつもりでつけた名前です(実際には白茶の猫でしたが)。

北京語による「白」の発音は〔bai〕、「麗」の音が〔li〕で中国では〔p〕と〔b〕の発音があいまいなため、〔ぱいりー〕とも〔ばいりー〕とも聞こえるというわけです。

前者の音のほうがかわいいですから、「白麗」と書いて〔ぱいりー〕と読むことにしたわけですね。

実際に呼ぶときは「ぱいちゃん」と呼ぶことが多かったです。

さて、そんな白麗がいつのまにやら妊娠して、平成5年に子どもを3匹産みました。

最初に出てきたのが、現在も管理人宅で飼っている三毛のメス「春眠」〔しゅんみん〕

次が茶トラのオス「蒼龍」〔そうりゅう〕

最後がやはり茶トラのオス「紫電」〔しでん〕

出生時の体重は、春眠は110g、蒼龍は120g、紫電は130g

遅く生まれたほうが体重が多くて、大人になったときも体が大きく育つのはなにかわけがあるんでしょうね。

名前を考えるに当たって、当時管理人の脳内ではジャパネスク&漢字ブームで、「白麗」の子どもだし、当然漢字でつけようと考えたわけです。

んで、オス2匹は局地戦闘機「紫電」と、空母「蒼龍」から命名しています。

左:鼻の頭が茶色なのが蒼龍

右:鼻の頭が白いのが紫電

軍艦から名前をつけたりするのは、某アニメよりこっちのほうが先なんでちゅからなぁっ!

戦闘機「紫電」は、大型の発動機のため日本機らしからぬグラマーなシルエットで、米軍からはファッティジョージと呼ばれたとあります。

紫電もそのとおりにでぶ猫になりましたから、もしかしたら名前のせいだったのかも?

空母「蒼龍」は後の日本空母の原型となったといわれ、兄弟艦に「飛龍」があります。

うちのオス2匹も、「蒼龍」と「飛龍」の兄弟でもよかったかな?

蒼龍は紫電に比べるとスリムな体型でした。

春眠はメスですから、オス2匹のような勇壮な名前を避けて、かわいい名前と思ってつけたわけなんですが、オス2匹と同じように日本軍籍の艦艇や航空機からつけたとしたら、「流星」「飛燕」「夕霧」「舞風」「霞」「夕月」「弥生」あたりだったかもしれませんね。
3匹せいぞろい

ちびすけは、平成11年に近所でひろったにゃんころです。

当初は、うちでは飼わずに誰かにもらっていただくつもりで、仮の名前として(情が湧かないように)こんな名前にしたんですが、情湧きまくり。

〔ちびすけちゃん〕という名前もあらためて呼んでみると、けっこうかわいくて、すっかり定着してしまいました。


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