2005/12/23

松坂屋銀サロン

 

今日はせっかくの連休、どっかへ遊びに行こうということになり、夫婦で案を出し合ったところ、管理人は群馬のクローネンベルク、妻は東京ミレナリオが見たい、と意見が割れました。閣議の結果、第2次クリスマス及び年末における東京の緊急特別偵察分隊を編成し、管理人の好きなアメ横中田商店を見て、夕方暗くなったころ東京駅へ行き、ミレナリオ鑑賞という作戦を展開することとなりました。

中田商店ではいつもこの時期、通勤に使用するコートが欲しいと思ってみているんですが、本当に欲しいものは平気で4、5万していて、なかなか手が出ません……○| ̄|_

さて、アメ横に来るといつもついでに松坂屋にも寄ります。

上野松坂屋は歴史のあるデパートで、店内には階数の表示が機械式のレトロなエレベーターがあったり、屋上にはミニ遊園地があったりと、懐かしテイスト満載です。

また、催事場では来るたびに何かやっていて、なかなか楽しいところ。

で、松坂屋に来るたびにそのうち寄ってみようと思っていた「銀サロン」で昼食をとることにしました。

→入り口の様子。

メニューに期間限定のクリスマスセットがあったので管理人は「クリスマスセット」、妻は「エビフライサンド」を食べることにしました。

「カツサンド」を置いている洋食屋さんというのは、たまにありますが、「エビフライサンド」はあまり見かけないですね。

小エビを刻んだものを整形した「エビカツ」ではなくて、尻尾付きの丸ごとエビフライが挟んであります。量も十分に「食事」になるボリューム。

でっかく口を開けてかぶりつくと、パンの中に「ザクッ」という衣の噛み応えとともに、プリプリしたエビの食感に出会います。

管理人はいつものように昼ビール。

銀サロンの客層は幅広いですね。いわゆる若者の姿は少ないですが、様々な年齢の人が安心して入れる洋食店なのだというカンジを受けます。老夫婦がいたり、孫を連れたおばあちゃんがいたりして、なんだか自分が小さかったころに親や祖母にデパートの食堂に連れて行ってもらったことを思い出します。

そんな懐かしい原体験や、純粋だった子供のころを思い出しながら今ビールを飲んでいるオレ。しかも昼。

セットのポタージュスープ。優しい味。

マスのカルパッチョ仕立て。

セットのメイン、牛ほほ肉の煮込み(ビーフシチュー)。

牛ほほ肉は、その柔らかさが特徴で、よく煮込み料理に使われます。ただ、いざ食べてみると、柔らかいことは柔らかいが、ほとんどゼラチン質で、あまり食感を楽しめないということがありますね。

こちらも、非常に柔らかくとろけてしまう煮込みでしたが、四切れあるうち半分の二切れは、柔らかいながらも肉の噛み応えを感じられました。わざとそのように肉質を選んで盛りつけているのかな?そりゃ深読みしすぎ?

デザートにストロベリーのアイスクリーム。

本セットのメニュー全般にそうですが、クリスマス用に過剰に飾り付けをしたりしていないところが、「らしい」ですね。

さて、おなかを満たした後は再びアメ横散歩。この季節、アメ横は年末モードに入っており、普段にもまして賑やかです。通常は一般食品を売っているお店も、年末になると、新巻鮭、マグロ、数の子のお店に変貌しています。

見るべきところはたくさんありますが、海産物の乾物や珍味が苦手な管理人は、「お兄さん、一口食べてみて!」などと声をかけられないようにコソコソビクビク歩きます。

さて、アメ横から1分程度歩いたところにある、わしたショップにやってきました。

わしたショップは、常設の沖縄物産店で、店内は様々な沖縄独特の食材や、食器、工芸品等が並んでいます。

また、店頭には沖縄限定ガシャポン(管理人の地元ではガチャガチャといいます)が置かれていました。写真は小さくてわかりませんが、「ヤンバルクイナ注意」の道路標識等のピンズ。

それではそろそろ東京駅に移動して、ミレナリオ鑑賞といきましょう。東京駅についてみると、駅の出口に大きなポスターが掲示されています。開催期間や点灯時間が表示されていて、初めて見に来た人にもわかりやすいようになっています。親切ですね。

で、開催期間は2005年12月24日(土)〜2006年1月1日(日・祝)とあります……。今日は12月23日です……。…………。

開催期間くらい、「行きたい」って言った言い出しっぺの人間が確認しとけよおぅヽ(`Д´)ノ

→ミレナリオ用のイルミネーションは設置はされておりましたが、まだ点灯されていませんでした。

撮影 MINOLTA DiMAGE X20