2006/1/13 志多美屋本店

今日は、車検の都合で群馬の邑楽町に行きます。そのついでに、方向が同じなので、以前から行こうと思っていた桐生のソースかつ丼を食べに行くことにしました。

少々迷いながら「志多美屋本店」に到着。

黄色の外壁が特徴なので、みつければすぐにわかります。大正時代からの店ということですが、店舗は新しい建築ですね。

ソースかつ丼の店というと、女性は尻込みしそうですが、店内は明るくきれいで入りやすい雰囲気でした。

 

 

 

ソースかつ丼は全国でいくつかの市町村が「元祖だ」「名物だ」と名乗っていますが、桐生市でも名物としているようです。まあ、どこが元祖でも旨けりゃいいのです。

メニューをみると、ソースかつ丼には(4枚のせ)、(6枚のせ)、(ロース)とあります。ここではヒレカツがデフォルトなんですな。ほかにも、玉子でとじたかつ丼や、とんかつ定食もあります。

管理人は、「1日15食限定厚切りソースかつ丼」という張り紙を見つけたので、それにしました。

妻は、せっかくお店の方がメニューを持ってくると同時に「レディースセットはご飯が少なめに盛ってあって、デザートがつきます」と説明していってくださったのに、レディースセットではなく「ソースかつ丼(4枚のせ)」。妻の辞書には「少なめ」という文字はないようですヽ(`Д´)ノ

本日は全行程管理人の運転なので、ビアテイスト飲料にしました。サッポロスーパークリアー。フルーティな甘味と酸味を感じさせ、苦味を加えたジュースといった味わいです。もしビールを頼んだらやはりサッポロが出たのかなあ、飲みたかったなぁ。

ソースかつ丼というと、ソースに浸したトンカツがどんぶりに乗っているもの、ということになりますが、やはり地域やお店によって多少の様式の違いはあるものです。甘口でトロみのあるソースだったり、サラッとしたソースだったり、ご飯とカツの間に千切りキャベツがあったりなかったり。

こちらのソースかつ丼はどうでしょうか。特に気になるのはソース。お店の特色を一番よく表現できる部分と思われます。

 

 

 

厚切りソースかつ丼  

ソースかつ丼(4枚のせ)

出てきました。ソースはさらっとしていて、キャベツはない。栄養バランスで言えば、キャベツがあったほうがイイかもしれませんが、キャベツを入れるとせっかくの衣やご飯が水っぽくなるし、キャベツ自身もクタクタになってしまうので、私はなしでイイと思います。野菜は、サラダとして別に食べればイイのだ。

「私たち、一緒にいることでお互いをダメにしあっているんだわ」

「少し距離を置いて考えないか・・・」ということですね!(違)

おかしな妄想をしている間に、せっかくの衣がふやけてしまいます。さっそく食べてみましょう。ザクッ。

細引きのパン粉でサクッと揚がった衣が、ソースに浸されたことで「ザクッ」という歯ごたえに昇華するのです。この歯ごたえがたまらん。中には肉汁たっぷりの厚切りヒレ肉。塩胡椒の下味がしっかりしてあって、管理人好み。

脂身がないため「ソースかつ丼」という印象に比べて、思ったよりもあっさりと食べられます。デフォルトがロースではなくヒレなのは正解ですね。脂身の好きな向きには、「(ロース)」も用意されていますからね。

ソースはさらっとしたソースで、甘口ではありませんが、ウスターのような辛口でもありません。揚げ物を食べるとき、必要以上に甘い味付けだとしつこく感じますよね。ここのソースはほどよい味付けが「あっさり」食べさせるのに寄与しているのでしょう。ご飯も、びちゃっとならないように少し硬めに炊いてあっていいカンジ。

あー、んまかった。写真ではわからないかもしれませんが、けっこうな量がありました。今度はトロみがあるソースの福島のソースかつ丼が食べてみたいなあ。

撮影 vodafone 902T 写真がブレブレですみません

    

 

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