太平山秋(もみじ狩り)コース(11月15日〜12月15日まで)

・紅葉に彩られた自然を楽しむコースです。 
 
 所要時間:1時間58分
 料金 特大車 10,000円
    普通車 15,000円

栃木市の西側に広がる県立自然公園に向かいます。紅葉に彩られた秋の風情を満喫できます。美しく色づいた木々を透かして、秋の関東平野の眺めをお楽しみください。

JR・東武栃木駅
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六角堂

天長2年(825)、比叡山延暦寺の天台座主慈覚大師の開創で、もとは太平山の別当寺、現在の太平山神社境内にありました。ご本尊は、慈覚大師作と伝えられ、県内で最も古い木造彫刻の虚空蔵菩薩で、平成2年(1990)県指定有形文化財(彫刻)となりました。この仮堂は、明治35年(1902)の暴風雨の際、堂宇が崩壊し、同年信徒有志の浄財により、現在地に京都頂法寺の六角堂を模し堂宇を建立したため、通称六角堂とよばれ、平成6年(1994)市指定有形文化財(建造物)となりました。

随身門〜太平山神社まで徒歩5分(20分)

太平山神社への入口、太平山神社の少し下にある門です。
1723年、太平山神社の下に寺院があった時に仁王門として建てられたものです。明治の神仏分離令によって寺院は別の場所に移りましたが、門はそのまま残されました。天井には雪舟の弟子磯辺等随によって描かれた龍の絵があり、門とともに市の指定文化財となっています。


太平山神社

古くより太平山の頂上から栃木市を見守る約1,000段に及ぶ長い表参道の石段を登ったところにある神社です。827年、慈覚大師(円仁)により創建されたといわれ、武門をはじめ多くの人から信仰を集め、特に徳川将軍家の信仰が極めてあつかったことから、社運は隆盛し、今日に及んでいます。神社拝殿の傍らにはたくさんの境内社があり、交通安全、安産、豊作などたくさんの神様がまつられています。

          
太平山神社〜謙信平まで徒歩10分 (15分)
戦国時代の頃、関東平定を競い対立した越後の上杉謙信と、小田原の北条氏康は、当時の大中寺住職虎溪和尚(こけいおしょう)の斡旋により、永祿11年(1568)9月、大中寺において和議を結び、そのあと、上杉謙信は太平山に登り、兵馬の訓練を行い太平山上から南の関東平野を見渡し、あまりの広さに目を見張ったという故事から謙信平の地名が生まれたといわれています。晴れた日には筑波の山や富士山、スカイツリーが見えます。

           
大中寺(20分)
大中寺は関三刹(かんさんさつ・江戸時代に関東における曹洞宗の宗政を司った3箇所の寺院)のひとつ。伝承によれば、1154年(久寿元年)、元は真言宗寺院として創建されましたが、1489年(延徳元年)に再興され、これが実質的な創建と言われています。上田秋成によって江戸時代後期に著わされた読本(よみほん)の代表作『雨月物語』(うげつものがたり)に稚児への愛執から鬼に変じた僧が登場する「青頭巾」という話の舞台となったのがこの大中寺です。境内には「青頭巾」の伝説に関わる「根無し藤」など、「大中寺七不思議」と呼ばれるものがあります。
大中寺の七不思議
根無し藤・開かずの雪隠・不断(たやさず)の竈(かまど)・枕返しの間・油坂・馬首の井戸・東山の一口拍子木

           
山車会館前
入館料 … 大人 : 500円(団体400円) / 小中学生 : 300円
2年に一度開催の『とちぎ秋まつり』がデジタル技術を駆使した演出と実物の山車3台で再現され祭りの迫力と山車の素晴らしさを満喫することができます。平成7年(1995年)2月に開館した山車会館では、この県指定有形民族文化財の山車の保存も兼ねて祭りの興奮をいつでも楽しめるようにと3台の山車を常時展示し、定期的に他の3台と入れ替えをしながらハイテクを駆使して秋まつりを再現してご覧いただいております。二階は、山車の資料に関する展示室になっています。