「鯉釣りのきっかけ」

               管理人 ヒロ 

 

 

 私の鯉釣りを始めたきっかけ…それは、私が小学2年生の頃です。

当時、私の住む家の近くには私と幼なじみが3人、他に小学生の上級生が近くに何人もいました。

私の小学2年生といったら32年前です。(笑)

あの頃は、現在みたくゲームなんて無かった…。

いつも学校から帰ると、目の前の用水路でザリガニ釣り、空き地などで皆と野球をしたりして遊んでいました♪

現在の子どもは、帰宅すればプレイスティションやDSなどのゲームで遊びます。

我が家の子どもたちも当然かのようにゲームに熱中し…。

釣りには興味が無いわけではないですが、やはり気軽に遊べるゲーム…なんでしょうね。

 

話は、私の子ども時代に戻ります。

ザリガニ釣り、蛙捕りに熱中していた小学2年生時代、ある友達が「裏の沼で鯉がたくさん居るみたいよ♪ 魚釣りやろうよ!」と誘われました。

その頃は魚釣りなんてしたことなかったので釣竿なんて持っていなかった。

裏山に生えている竹で作った手製の釣竿です(笑)

さすがに道糸や針は無いので、隣町の釣具コーナーのあるデパートまで友達と行って少ないお小遣いで揃えました。

餌は、練りえさなんて知らなかったので、家の前で捕れるザリガニの剥き身でした。

それでもその当時は、魚がスレという言葉を知らないらしく鯉っ子がたくさん釣れました。

半日で、鯉っこ(大きくて30cm、レギュラーサイズは15cmくらい)30匹くらいは…。

その当時は、鯉ってこんなものかと思っていましたが、ある日! 鯉がたくさん釣れると噂を聞きつけた近所の大人の人が私達の竿を出しているところに車で乗りつけました。

その人の竿は、なんか竿にへんな物が付いている…。

リールです。 その人は投げ竿に吸い込み仕掛け、餌はその当時は珍しい練り餌!

確か「鯉将」だったと思います。 物珍しがりの私たちはもちろんその人の近くに群がりました。

「これはね、海釣りで使う投げ竿とリールって言うんだよ。 どんな大物もあっという間に釣り上げちゃうんだ。」、子どもたちのなかには「こんなもの使わなくても鯉なんてあがるよね?」とヒソヒソ話するものも…。

しかし、その人が吸い込み団子を打ち込むと、ドボーン!物凄い音が水面でしました。

爆弾釣りと言われていましたね…あのころは(笑)

アタリが出たのはあっと言う間でした! 竿に付けた鈴がチリンチリンと鳴り出し竿が弓なりになりました。

そして水面から上がってきたのは…60cmくらいの鯉です。

いつも20cmくらいの鯉っ子しか見たことが無い私たち子どもにはカルチャーショックでした。

 

それをきっかけに、私と私を誘った友達は鯉釣りに夢中に!

お年玉を貯め、1年越し…小学3年生で投げ竿とリールを買い揃えたのでした。

しかし最初からリールを使いこなすのには小学3年生には無理…。

何回も投げる練習をして何とか20mくらいは投げられるようになったのですが今度は力一杯投げると

団子が空中分解…少ない小遣いで買った鯉の餌が見る見る無くなり…。

そうして友達は、リールでの釣りを諦め再び手竿に戻っていきました(笑)

執念深い私はその後も何回も餌を空中分解させながらなんとか投げれるように。

 

 

そしてリールでの釣りを始めて半年後のある日、鈴がけたたましく鳴り竿が弓なりになった!

竿を持つと物凄い力だ! その当時、ドラグの調整なんて知らなかったのでギューギューに締め付けていた。

道糸はナイロン5号くらいで市販の吸い込み仕掛け! でもなんとかタモ(直径30cm)に頭を突っ込みGET! 釣り上げた鯉を見てしばらくはボーゼンとしていました。

大喜びで、竿とリールを放ったらかしで一時帰宅、内職をしている母親に見せに帰りました。

さっそく家の水槽に鯉を入れることに…60cmの水槽でしたがまっすぐに入れず斜めに…。

60cmを少し超えた鯉だったと思います。

今思えば、小さいでしょうがその頃の私にとってはとてつもない大物に思えました。

それ以来、すっかり鯉釣りに夢中になってしまいました。

鯉釣りはとても面白いですね♪ この続きは後ほどの原稿で…。