初日は移動日で、成田から直行便でKL(クアラルンプール)まで。金子さんの手配で安くとれたビジネスクラスが快適でした。関空組と合流して再び空路クアンタンへ。現地スタッフのサイフーとランさん、タンさんと合流して食事。自慢のトムヤムクンが新鮮で辛くて旨かったです(写真準備中...)。
そのままホテルにチェックイン。暇だったので近所のコンビニで雑誌と飲み物を購入。いちおうアルファベットの書いてある雑誌を選んだのですが、実際はマレー語で全然読めない(w。 #イギリス占領時代があったせいか、マレー語はアルファベットのあて字を用いて書かれます。 | |
MEGA VIEWホテルから見えるクアンタン川の朝日。 | |
スルタン・アフマド一世のモスク。青があざやか。 | |
クアンタンからタマンネガラまでバイク行。道端でパーム椰子の実を発見。 | |
椰子の実だけど、小粒の実がいっぱい付いてる形状です。これを潰すと油が得られるんですね。 | |
近くにはゴムの木の園。よくある、幹に傷をつけて溜める奴ですね。 | |
その近くのバス停留所で待ってた女の子。 | |
途中、チュウさんのお店によって現地の社長さんたちと昼食。タマンネガラ到着するも雨。雨がふると何もすることがなくガッカリしてたのですが、翌日は晴。時間を貰ってキャノピーウォークに挑戦です。もともとは生物の研究者が観察の為に木と木の間に渡した通路ですね。 | |
このように上から木を見下ろす形で観察できるわけです。動物は殆どいませんでしたが(w | |
泊ったホテルはこんな感じ。猿とか大とかげが出て来て楽しいです。ヨーロッパからの旅行者はここで一週間ほど癒しの時を過すようです。 | |
ホテル内になってたスターフルーツ。さっぱりとして、あまり甘くないけど美味。 | |
国道とホテルとは河で隔てられています。 | |
渡しのイケメン兄ちゃん。 | |
タマンネガラからクアンタンまでの帰路でガス欠。数百メートル先に偶然バイク屋があったので、ガソリンを分けて貰えました。 それにしても、マレーシアの人は親切、正直。ちょっといいかげんだけど(W | |
この日のホテルはHYATT。東京にもありますが、かなり良かったです。プール付き。 | |
ホテルは海辺です。一泊1万円見当。 | |
部屋。 | |
ここではマリンジェットに乗って遊べます。30分で100RM(3000円)。 | |
出撃 | |
競技用ではないのでバイクより楽で楽しいです。今年海で遊べるとは思っていませんでしたので、かなり満喫しました。 | |
その晩は以前からのバイク仲間のお店で食事です。真中は白身魚の香草煮。左は海老を甘い衣であげたもの、右はよくあるナシゴレン(ピラフみたいなの) | |
タンさんがポンフルーツをもって来てくれました。#多分ボンタンだと思います。
このタンさんは町の有名人。笑顔がいいですね。旅行中、大変お世話になりました。 | |
サイフーさんの案内で公園などを散策。現地の娘。 | |
マレーの女性へ「かわいい」と誉めるのは喜ばれる事だそうです。日本人はそういうの苦手かもしれませんが、お気軽に。 | |
他の公園のきれいな貝のオブジェ。ガイドブックでは紹介が控えめなクアンタンも見どころありますね。 | |
翌日はジャングルツーリング。その前に朝食でインディアンレストランへ。なんか凄いナン職人の妙技!! | |
この小皿のカレーとプレーンナン(左の見切れてるナン)とテタレ(甘いチャイ)で2〜3RM(60〜90円)は激安。しかもおいしい。レンゲを持つ手の下のナンは卵ナンです。 気をつけないと、どんどんナンをもってきます(W。 | |
これは揚ナン | |
円錐状なのはティッシュ(なるほど、似てるかも)と呼ばれるナン。パリパリしていて、内側にはグラニュー糖がまぶしてあり、強度が確保されています。
…マレーシアのお店ですごいのは、食べた精算は自己申告制である事。日本(特に関西)では成立不可能なシステムかもしれません。 | |
ここからはジャングル。パーム椰子の林の中で牛の群に遭遇。 | |
途中、農作業小屋の様なお店で給油。お茶みたいな色ですが、ガソリンです。給油してるのがサイフーさん。奥の陰で眼光が鋭いのがランさん。二人共タフでいい男です。 | |
新しくできつつある、石つみ式ダムの下流側を疾走。将来は水没してしまうそうです。 | |
途中、昼食をとったところで橋を作っていた人達。オランアスリかと思ったのですが、マレー人でした。 #後で会ったオランアスリの人は本当にアフリカ系黒人のようでした。 | |
激辛のラーメン。学校給食や社食で出てくるような極太麺。 マレーシアの食事では生野菜が殆どでません。前述のナシゴレン、ミーゴレン(甘辛なやきそば)がよく出てくるのですが、両方デンプンな食べ物なので、どのようにビタミンを摂取してるのかが謎です。飲み物のジュースやフルーツで補ってるのかもしれません。案の定、帰国後唇に吹出物が出来て焦りました(W | |
川渡り。濡れてもすぐ乾くので快適です。個人的には、今回のアタックの山場、最後の岳をクリアできずギブアップしたのが残念!!。トレーニングを積んで再アタックするしかないでしょう!! | |
ジャングルの後は屋台で食事。このサテ(ピーナッツソースの焼き鳥)が大好きになりました。 | |
日本でもコンビニで「豆乳花」として売られてるっぽい、豆腐に黒蜜をかけたデザート…だと思ったのですが、こっちの豆腐は大豆の味が濃くあまりデザートって感じはしませんでした(W。日本でも昭和の頃にはよくあった豆腐の味がします。 | |
この△なのは、ナンにカレーを包んであげたようなものです。美味。
この夜、クアンタンを発ってKLへ。 | |
ここからはKL。KLといえばKLタワー。 | |
ガスってますが、なかなかの発展ぶり。中国でも感じましたが、大陸では古いものと新しいもの、宗教的なものと俗世的なものが混在しています。
話によると、今のマレーシアは日本のバブル前、昭和30年代に近いらしいです。なんかギラギラして希望に燃えてたころでしょうか。 国策は国王が執るのですが、将来の為に広大な空港を作ったり、貨幣危機の時は貨幣流出を食いとめる政策を執ったり、かなり先見の明があるようです。病院や学校、一部公共サービスが無料なのは素晴しい事です。 | |
現在、KL最高層建築物のペトロナスツインタワー。一本にみえますが、被っているだけです。
KLはかなり狭いです。自転車や歩いてでも観光出来そうな感じですよ。 | |
バイク乗りとして見逃せないのはこの着こなし。試しに真似してみるとたしかに良いです。だって走行中に雨は前から来ますからね。
マレーシアはとにかくバイク天国です。一般人にもWGP人気あるし、走ってると子供が手を振ってくれる。なんといっても高速がタンデムOKで無料、ノンストップですよ!!。 | |
見事な最高裁判所。平日の夜はライトアップされて綺麗だそうです。(休日だったのが残念) | |
ここはチャイナタウン。マレーシアの国策はマレー人が中心ですが、経済はここでも中国人が主です。昼間はよくある市場ですが、夜はすごい活気です。値切り交渉が楽しいですよ。 | |
これは果物のランブータン。指で剥くとライチみたいな果実が出てきます。他にも、ランサット、マンゴスチン、ドリアンを試しましたが、美味しかったですよ。
ドリアンは強烈ですけど、慣れると美味です。例えると、ローストした玉葱や大蒜みたいな食感です。カスタードクリームみたいかもしれません。地元のサラリーマンが屋台でドリアンパーティしてたのが印象的でした。注意したいのは、ホテルでドリアン禁止な所もあるので、食べて帰るのが吉ですよ。 | |
これはチャイナタウンで食べた最後の食事。チャイナフォンデュ。3種類のタレでたべるのです。 | |
Apa khabar? |
以上、とても素敵な旅でした。安かったしね(W。日本人からみるとイスラム圏の人というのはちょっと恐い気もしますが、実際会ってみると礼儀正しいし親切でした。日本と比べて地下資源もあるし、家も国王の所有物であったりするので、あまり日々の生活に追われていません。収入は少ないですが、十分に食べて暮せるわけです。人が豊かなのはどっちなんだろうと思わされる旅でした。
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