Java コンパイラ SDK とは
SDK とは、Javaのプログラミングをするためのキットです。テキストエディタでプログラミングをして実行ファイルを作るために必要なものです。C言語のコンパイラと似ていますが、Javaはクラスファイルを作ってから実行が可能になります。C言語は単純にテキストエディタでプログラミングをした後、コンパイラを使っていきなり実行ファイルが作られるので少し違いますね。サン・マイクロシステムズ社のJavaコンパイラのサポート情報として、Javaのバージョンの移り変わりは、JDK1.0から始まり、現在 JDK1.4.2 = J2SE(Java 2 Standard Edition) の流れは、現在 J2SE 6.0 となっています。JavaのコンパイラのJ2SEのバージョンの変更は、チェックしなければわかりません。Javaコンパイラ SDK をダウンロードからインストールまでのプロセスとして、Sun・Microsystems社(U.S.A)かサン・マイクロシステムズ社(jp)よりダウンロードしてください。これからバージョンが変わると思いますが、基本的なインストール手順は、Sun・Microsystems社(U.S.A)が発表するのでそれに従ってインストールします。
Hello World と表示するプログラムを組む
それでは、「Hello World」と表示するプログラムを書きます。そしてコンパイラでコンパイルします。端末を起動させて hello.java というファイルに Java言語のソースを書き込みます。
class Hello{
public static void main (String args []){
System.out.println("Hello World!");
}
}
では、コンパイルを実行をします。そうすると、hello.class というクラスファイルが出力されます。
$/usr/java/jdk1.6.0/bin/javac hello.java $ls hello.class hello.java $/usr/java/jdk1.6.0/bin/java -classpath . hello Hello World!
hello.java ではありません。 -classpath の後ろの .(ドット)を忘れないようにしてください。
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Javaコンパイラの実行ファイルを認識させるためパスを通す
当然、このまま毎回使うには、面倒なのでパスを通します。パスの通し方は、自分のホームディレクトリの中にある .basrhr_profile (ドットで始まる隠しファイル)の設定を次のようにします。 しかしパスの通し方は、管理者(root)でやると一歩間違えれば、通常使用している基本コマンドさえ使えなくなる恐れがありますので一端、管理者権限のないのユーザーに変わってから行ってください。そのため、万が一に備え、バックアップを作成しておきましょう。
$cp .bash_profile .bash_profile.bak $vi .bash_profile #User specific enviroment and startup programs #addpath $HOME/bin export JAVA_HOME=/usr/java/jdk1.6.0 export CLASSPATH=$CLASSPATH: export PATH=$PATH:$JAVA_HOME/binTOP