「Hello World!!」と書いてみよう

 Hello World!! と表示させる、プログラムを書く

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<title>サンプル</title>
<script type="text/javascript">
<!--
document.write("Hello World!!");
// -->
</script>
</head>
<body>
</body>
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<title>サンプル</title>
<script type="text/javascript">
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dd = new Date();
document.write(dd.toLocaleString());
// -->
</script>
</head>
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</body>
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JavaScriptの概要

 JavaScriptとは、オブジェクト指向機能を備えたインタプリタ型のプログラミング言語です。JavaScriptのコア言語自体は、CやJavaなどと構文のつくりが似ています。例えば、if、while、&&演算子などです。しかし構文的なこと以外はまったく違います。JavaScriptは型付けが弱い言語です。言い換えるならば、変数に型を指定する必要がありません。JavaScriptオブジェクトでは、プロパティに対して任意の型の値を設定できます。このように、JavaScriptのオブジェクト指向の継承機構はあまり知られてないかもしれませんが、Self言語のようなプロトタイプベースの構造です。この機構はC++やJavaといったものの継承とはまったく異なります。JavaScriptのコア言語では、基本データ型として、数値、文字列、論理値を使用できます。また、配列や日付処理、正規表現も組み込まれています。
 JavaScriptが最もよく使用されるのは、Webブラウザ上でまた、ブラウザ上では汎用のコア言語が拡張され、ユーザと対話したり、Webブラウザを制御したり、ブラウザウィンドウ中に表示されるドキュメントを変更したりするためのオブジェクトが追加されています。ブラウザに組み込まれたJavaScriptインタプリタが、HTMLページ中のスクリプトを実行します。一般には、このようなJavaScriptは、サーバではなくクライアント側で実行されることからクライアントサイドJavaScriptと呼ばれます。コア言語とコア言語内蔵のデータ型については国際標準で規定されているため、実装によって動作が異なることはまずありません。クライアントサイドJavaScriptについては、一部は正式に標準化されていますが、正式な標準ではなく事実上の標準段階の機能やブラウザ特有の機能も持っています。このため、クライアントサイドJavaScriptプログラマは、ブラウザ間での互換性問題を考える必要があります。

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コアJavaScript

 JavaScriptプログラムは、Unicode文字コードを使用して記述します。これは国際化には重要な機能です。また、JavaScriptは、大文字と小文字を区別します。キーワード、変数、関数名、識別子で、大文字と小文字は厳密に区別されます。例えば、whileキーワードであれば、必ず小文字で入力しなければなりません。JavaScriptのオブジェクトやプロパティにはHTMLのタグや属性と同じ名前が使われているものがたくさんあります。HTMLでは、これらのタグや属性で大文字と小文字は区別されませんが、JavaScriptではこれらはすべて小文字で記述します。例えば、HTMLでは、イベントハンドラONCLICKをonClickなどと記述することが多いのですが、JavaScriptコードで記述する場合は、すべて小文字でonclickと記述しなければなりません。なお、XHTMLは大文字と小文字を区別するので、XHTMLでもすべて小文字で記述します。
 JavaScriptは、プログラム内のトークンを区切る空白、タブ、改行コードを全て無視します。つまり、プログラム内に空白やタブ、改行を自由に挿入できるので整形やインデントを施してコードを読みやすくすることが可能です。また、JavaScriptの文は、最後にセミコロンを入れるのが普通です。このやり方はC、C++、Javaの場合と同じです。セミコロンは文と文との区切りを示します。

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