学級通信『エトランゼ』bP2に、5年生の算数の時間に、「十進法」と「0の発明」についての授業実践が紹介されている。
中学2年生で「2進法」を学習するので、原文をもとに中学2年生で以下のような授業を行った。(行う予定)
「19760です」
「197.6です」
【板書】
1976×10
=19760
1976×1/10
= 197.6
みんなが使っている数は、0から9の10個の数字を使っている。10個の数字しかないけど、10で一桁繰り上がるのでいくらでも表すことができる。 |
子ども「できない」と言う。
「位取りが表せない」
0ができるまでは「計算盤」というそろばんに似た道具を使っていました。
それが、0が発明され、位取りが発明された。0の発明は数学史上の大発明でした。今から3,400年前のことです。
0が発明されたことで「208×329」は「筆算」でできるようになったのです。 |
0から9の10個の数字を使って表すことを「十進法」と言います。それに対して、0と1の2つの数字を使って表すことを「二進法」と言います。 |
【板書】
0〜9 十進法
0,1 二進法
二進法で5つ分を表すといくつになるか?できたらノートを持ってきなさい。 |
速さだけを誇っていた子はとたんにできなくなる。かえって、目立たないが丁寧にやっている子ができる。「逆転現象」が生まれる。
【板書】
十進法 二進法
0 0
1 1
2 10
3 11
4 100
5 101
他に、以下のような話をする。
・コンピュータは二進法であること
・ムレー諸島の原住民は今も「ネタット(1)、ネイス(2)、ネイス・タネット(3)」の二進法であること
・古代ローマのT、U、V、W、XのXを基準にした五進法であること
・古代バビロニアでは1年を360日とし、角度も360°、分は60分、秒は60秒とした60進法であること |
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