W 県内研修視察
今年度の人権教育に関する学校教育からの取り組みについて、調査研究部会は平成18年11月1日、人権教育研究発表会を実施した壬生町立安塚小学校を視察した。同校は平成17・18年度の2か年にわたり、栃木県教育委員会及び壬生町教育委員会の指定を受けて研究・実践に努められており、さらに平成18年度からは壬生町全体が文科省委嘱事業(3年間)「人権教育総合推進地域」に指定されたのを受け、保護者・地域の方々と共に研修や啓発を積極的に進め、人権意識の高揚と豊かな人間性を備えた子どもの育成に取り組んでいる先進校である。研究の概要及び研究発表の様子は以下の通りである。
1 研究主題
みとめあい、ささえあいながら、生き生きと活動する子どもの育成
〜ふれあい活動を通して〜
2 研究の内容
(1)人権教育関連表を作成・活用した授業実践
ふれあい活動と各教科、道徳、特別活動、総合的な学習の時間の関連を図り、低 ・中・高学年ブロックごとに一目で分かるような一覧表を作成した上で、人権教育 の系統性を意識した授業を実践。
(2)あいさつ運動・思いやり運動の充実
登校班ごとの当番によるあいさつ運動、家庭でのあいさつチェックカード、心温まる出来事を掲示した「ぽかぽかコーナー」の設置など
(3)ふれあい班活動の充実
「人権教育から見た異年齢集団で育てたい能力・態度」をとらえた活動
なかよし遠足、ふれあい給食、ふれあい集会、運動会でのふれあい種目など

(4)地域との交流活動の充実
クラブ活動での交流、農業体験での交流など
3 公開研究授業の様子
当日は1年生活科、3年学級活動、5年道徳の3つの研究授業が行われた。

1年生活科「むかしあそびをしよう」では
子ども達は、温かいお年寄りの眼差に包まれて教 えてもらいながらいきいきと昔遊びを楽しん後、遊びの感 想を発表した。「できるようになってうれしかったです。」 と語る子ども達も、子ども達に教えたお年寄りの方達も、 同じように満足感に満ちあふれていた。安塚小学校の継続 されてきた実践の成果を感じさせていただいた。