U 今年度の人権教育の取組みより
大平東小学校の人権教育
◇男女平等の教育をめざして◇
無意識のうちに男性を優先する考えをなくそうということで全国的に広がってきた
男女混合名簿、本校でも今年度より採用した。しかしながら、名簿は男女混合となっ
ても、まだまだ学校教育現場においては意味もなく長年の慣習で当然のように男女別
にしているものが多い。そこで本校では、男女混合名簿の採用を機に、男女平等の教
育をめざす活動を進めてきた。
○男女混合の整列隊形
今までの朝会時等の整列隊形は、男子一列女子一列で隊形をつくっていたが、男女
に分ける意味がないため男女混合で身長順に整列隊形をつくることにした。
また、体育時の隊形も男女混合にし、以前のような前列に男子後列に女子の横隊を
とることはなくなった。
○靴箱やロッカーの男女混合
「この列は男子、その下が女子」などとせずに、男女混合名簿順、男女混合の身長順
で靴箱やロッカーを割り振った。
○男女による色分けはしない
机やいす、ロッカー等の名札のラベルに「男子は青、女子は赤」などの色分けをし
ないようにした。
○運動会の種目にも男女混合
今年度の運動会は、ほとんどの学年で徒競走や障害走において男女混合でレースを
組むようになった。(運動会の計画ではレースの組み方については各学年に任されて
いた)このことは教職員の男女混合に対する意識の浸透の表れと言える。
○ふれあい遊び
毎月1回、1年生から6年生までの縦割り班で自由遊び。
◇幸寿苑訪問◇
本校と隣接する特別養護老人ホームの方たちを本校の行事や児童集会へ招待したり
各学年ごとに本校児童が慰問したりしている。
◇教職員の人権意識・感覚を高める「人権だより」の発行◇
教職員の人権意識・人権感覚の高揚目指す。 |