U 今年度の人権教育の取組みより
大平南小学校の人権教育
昨年から,児童の自尊感情を高めたり,他者理解の能力やコミュニケーションの
能力を養うために,全学年学期に1回の参加体験型の人権学習を取り入れたり,月
に最低1回のショート人権学習を継続実施しているが,今年度は新たに次のような
取り組みも行った。
@間接的指導の校内授業研究会

「しっぽのないさる」という資料を使い,2年生の道徳で行われた。ライオンに
しっぽをかじられてしっぽがなくなってしまい,仲間にからかわれたり,しっぽを
使った「汽車ぽっぽあそび」に入れない主人公の気持ちを考えたり,どんな言葉を
かけてあげるかを役割演技で発表したりその時の主人公の気持ちを考えたりした。
障害者の問題を扱った授業だが,児童からは思いやりに満ちた言葉が投げかけら
れたり,主人公の気持ちに共感する発言が多く見られたりした。
なお,この様子は「人権教育だより」で保護者にも伝えた。
A学年PTAにおける親子のふれあい活動

1年生の学年PTAで,親子のふれあいをテーマにした活動を行った。内容として
は,相手を意識し,協力の大切さに気づかせる「トラストアップ」や「あいこのじ
ゃんけん」,親子のスキンシップを図る「トントンもみもみ」等,エンカウンター
のミニエクササイズを行った。保護者からは「お互いを思いやることが大切なんだ
な。」「色々な人とふれあうことが人権を考えることにつながるんだな」等の声が
聞かれた。
これらの活動は毎月のショート人権学習で行われる場合もあり,本校の取り組み
を保護者に伝える良い機会になった。
B総合的な学習における人権学習

来年度から完全実施される総合的な学習の指導計画を今年度作成中であるが,各
学年とも最低一単元は人権に関する学習計画を作成している。今年度の一部実施に
伴い4年生の実践が行われた。
車いすや「未来ちゃん」を使っての疑似体験を通して,障害者の問題や高齢者の
問題について学び,自分との関わりや自分にできることを考える学習である。
子どもたちからは「車いすの介護の大変さがわかった」「未来ちゃんは思ったよ
り不自由だった」「高齢者の方や体の不自由な人を助けてあげたい」等の感想が出
された。
この他,人権週間の各行事の実施や保護者への啓発として人権教育だよりの毎月
の発行,教職員に対しては毎月2回のショート研修をはじめ,随時研修会を行って
いる。 |