U 今年度の人権教育の取組みより
大平中学校の人権教育
総合的な学習における人権教育
大平中学校では、来年度より完全実施される総合的な学習において人権教育を実
施するために平成11年度より研究を始め教職員で検討を重ねた。そして、今年度
より総合的な学習の時間をNetwork of Students Timeと名付けてNSTと略している。
1 異学年集団で取り組む総合的な学習(前半)
中学1年生から3年生まで同じ課題を持った者によりグループを編成して行う学
習。
・分野
『郷土と世界』『人間と環境』『人権と福祉』『表現と演劇』
・人権と福祉分野のテーマ
「すべての人が共に幸せに暮らせる社会をつくろう」のもと
@女性と幼児
A高齢者と福祉
B障害者との共生
C人権問題
の4グループをつくりそれぞれに支援の教員を配置した。今年度C人権問題のグル
ープで扱った内容等を列挙すると、アメリカの人権問題、小山朝鮮学校訪問、ダル
ニー奨学生(タイの中学生への奨学生支援)支援、大平町における外国人問題、難民
問題、いじめ問題と女性問題の関連であった。毎週木曜日のNSタイムや夏休み、放
課後などに大平町役場や人権推進課、宇都宮パルティーなど様々な機関に出かけて
学習を深めた。
2 学年集団で取り組む総合的な学習(後半)
学年発達や発達課題に応じた学習。今年度は、第1学年は、人権学習。第2学年
は、生き方学習。第3学年は、「卒業」をテーマとした学習である。第1学年の人
権学習では、オリエンテーションに「輝く星をつかまえよう」小中学生に贈るメッ
セージ集の出筆者からお話を頂く。また、人権週間に合わせて町の人権擁護委員の
方からも講話を頂くなど地域の人々に支援してもらう。その後いじめ問題、人権カ
レンダー作り、渋染一揆の学習を計画している。人権の意味を理解させながら、身
近な問題としてのいじめを解消することやよりよい人間関係を作るためのスキルを
身につけさせたい。
今年度は、総合的な学習で人権について様々な角度からアプローチするが生徒の
評価や先生方の評価を通じて、よりよいものをプログラムしていきたいと考えてい
る。