はじめに
各小中学校における学習指導の最大の課題は,児童生徒主体の学習活動や自主的・自発的な
学習を促す授業を展開し,児童生徒一人一人の学習状況を適切に評価することなどを通して,生涯
にわたって学び続けようとする意欲や能力・態度の育成を図ることである。
その課題を解決するためには,まず,各教科等の目標や内容を十分踏まえ,体験的な学習や問
題解決的な学習を重視して主体的に学ぶ意欲や態度を身に付けさせ,学ぶことの楽しさや成就感
を体得させるような授業展開に努めながら,基礎・基本の確実な定着を図ることが大切である。
また,指導と評価の一体化を一層進めるために,児童生徒一人一人の学習の達成状況を指導
目標や評価規準等に照らして適切に把握し,今後の指導に活かすよう努めることが重要である。そ
の際,各学校では具体的な評価規準を設定し,授業実践を通して客観性や妥当性を高めていくこ
とが大切である。
多様な学習形態(T・Tやグループ活動等)の導入やコンピュータ等の情報機器の活用においては,
その導入や活用自体が目的にならないように留意し,目標や内容に応じた指導の在り方を十分に
研究するように努めることも必要である。
本年度,教科指導部会では,上記のことを踏まえて実践に取り組んでいる各学校の学習指導をさ
らに充実させるために,以下に示す方針のもと活動に取り組んできた。
(1)各学校で力を入れている教科や領域の実践事例を紹介する。
(2)「学ぶ力」を育てるための指導形態や指導方法の研究をして紹介する。
(3)「学ぶ力」を育てるための教材の開発・提供をする。
(4)指導と評価の一体化の実践例を紹介する。
(5)先進校などで実践している事例を紹介する。
ここに,各学校で実践した今年度の研究授業等から明らかになった成果や課題を指導案と授業分
析を中心に掲載するものとする。
実践事例
大平東小学校 第1学年 国語科 単元名『こえにだしてよもう「くじらぐも」』
大平南小学校 第2学年 算数科 単元名『かけ算九九づくり』
大平南中学校 第1学年 社会科 単元名『文明のおこりと日本の成り立ち』
大平中学校 第2学年 英語科 単元名『Lesson3 Students Reports』