中学校 第1学年 国語
 
観点別平均点
  全 国  大平町
教 科 全 体  75.1  73.8



 
話す力・聞く力  83.9  80.9
書く力  65.8  65.5
読む力  67.7  66.7
言語についての知識・理解・技能  79.0  77.6
 
観点別分析
1 「話す・聞く力」の領域において、本町は全国と比較したところ、平均到達度を下回っ
 ている。問題別に内容をみると、「話し合いの内容の聞き取り」の問題が4〜6ポイント
 低い。というこれは「聞くべきことが聞き取れていない」といことと、「話の要点をとら
 えていない」ということである。
  対策
   @ 授業内で「話を聞いてメモをとる」学習を繰り返す。
   A 短い文章の朗読を聞かせ多後で、いくつかの設問に答える「聞き取りテスト」が
    有効である。
             
2 「読む力」の領域においても、全国と比較して本町は平均到達度を下回っているという
 結果が出た。特に「文脈に即した内容を理解する」問題が3〜5ポイント低い。適切な内
 容を四つの選択肢の中から答えさせる問題については、消去法を用いて解答していくのだ
 が、「明らかに違う」答えは判別できても、「間違いではない」答えについては、判断を迷
 うこともあるようである。
  対策
    @ 誤答については「なぜ、この解答が正しくないのか」という解説をし、正しい解
    答へと導く指導が必要である。
   A 日常的な授業を通して「読む力」を養成するために、キーワードを探し、そこか
    ら要点を見つける学習や効果的なワークシートの開発、グループでの話し合い活動
    を取りいれる等授業形態の工夫を考える。
 
3 「言語事項」の領域では漢字の読み書きと文法が出題されたが、いずれも平均到達度
  を下回っている。一年生の漢字については、「時刻」「訪問」の書き取りの誤答が多く見ら
 れた。どちらも小学校で既習した漢字であるが、「時刻」は「時間」と、「訪問」は「訪門」
 と書き誤りやすいものである。
  対策
   @ 漢字の力をつけるためには、ドリル的な学習が必要である。週3〜4時間の今の
    授業時数では、なかなかそのための時間の確保が難しい状況にあるが、朝の自習な
    どの時間に位置づけることも一方策である。
 
4 文法については、文を文節に区切る問題、文の成分(主語)を抜き出す問題、文節同士
 の関係を答える問題が、いずれも誤答が多い。
対策
   @文法の理解力は個人差が多く見られるので、個別的な対応を考える。
   Aドリル的な学習が効果的なので、学期に一度文法の復習の時間を設け、基本的な問
    題(文節・単語に区切る、文の成分、品詞の分類)にあたらせる。
 
中学校 第1学年 数学
 
観点別平均点
  全 国 大平町
教 科 全 体 57.9 50.0


数学的な見方や考え方 47.3 40.5
数学的な表現・処理 56.0 45.0
数量、図形などについての知識・理解 61.1 58.0
 
観点別分析
1 数学的な表現・処理においては、「正の数・負の数の除法」、「累乗の計算」、「正の数・
  負の数の四 則混合計算」、「1次式の計算」、「1次式の減法」が低い。
  対策
   @「割り算は逆数をかける」ことと同じということができていないようなので、
     (−2)÷(ー4)のような問題を数多く解いて
    (ー2)÷(ー4)=(ー2/1)×(ー1/4)と直せるようにする。
   A(ー3) とー32 の違いを理解させる。
    (ー3) =(−3)×(−3)
      ー3 =ー1×3×3        
   B四則の混じった計算における計算の順番を理解させる。
   C分配の法則を理解させる。特に「ー」の記号が入ったときの計算に気をつけさせる。
   D「減法は加法に直して、引く数の符号を逆にする」ということが理解できていない
    と思われる。
    (2Xー2)ー(Xー3)=(2Xー2)+(ーX+3)というように減法を加法
    に直す作業を繰り返し行うようにさせる。
 
2 数量、図形などについての知識・理解においては、「直方体の辺と面の位置関係」が低
  い。
対策
   @直線と平面の位置関係では、直線を鉛筆、平面をノートに見立て実際に操作させる
    ことで次の関係を理解させる。
    ・直線と直線が平行    ・直線と直線が垂直
    ・平面と平面が平行    ・平面と平面が垂直
    ・直線と平面が平行    ・直線と平面が垂直
 
3 数学的な表現・処理においては、「比例のグラフの式」、「比例の表と式」が低い。
対策
   @1年生の段階では、直線の傾きや切片については指導していないので、X、Y座標
    が整数になっている座標をY=aXの一般式に代入するということを理解させてい
    く。
 
4 数学的な見方や考え方においては、「数量の関係を式で表現」するのが低い。
対策
   @(代金)=(1個の値段)×(買った個数)ということを文字を使わずに数字だけ
    で何度か求めさせる。その後、どちらかを文字にして文字を使った数量の表し方に
    慣れさせていく。
 
5 数量、図形などについての知識・理解においては、「具体的な事象と比例・反比例」が
  低い。
対策
   @比例・反比例の応用問題を通して、比例・反比例の意味などをしっかり理解させる。
 中学校 第1学年 英語
 
平均点
  全 国  大平町
教科全体 73.4 70.2


理 解 76.9 74.7
表 現 82.0 79.1
言語文化理解 69.0 64.8
 本町は、教科全体、観点別ともに全国の平均到達度を2〜4ポイント下回る。


 
 
設問別分析
1 適切な英単語を( )に書き入れる問題では、「basketball」のスペリング
 ミスが34.3%と、大きく全国を下回っている。
  「basketball」の単語は、一年次では学習しない単語であるため、誤答が多
 かったものと思われる。
対策
   @教科書に出てくる単語にとどまらず、機会をとらえて類似の単語 を教えることに
    より、単語の数を増やしていく
 
   Aスペリングミスをなくすために授業中にフォニックス(Phonics=発音と綴
   りの関係のきまり)を取りいれる
 
2 状況に応じて適切な語をあてはめる問題では、3人称単数現在形にSを付け忘れた誤答
 が多い。
対策
   @授業中に単語の使用場面を設定し(Iplay〜のIやplayを次々と変えてい
    く)、口頭で答える学習を繰り返すことが効果的である。
 
3 英文の内容を把握しているかを問う問題の正答率が低かった。 
対策
   @「Do you 〜」で質問されたときは、必ず「I」で答えるという基本的なル
    ールを理解させるため、質問に対し口頭で答える学習を繰り返す。