自分で選ぶ自分の“一流”を榎 本 高瀬千賀子 人の進む道は「これしかない」ではなく、「これもあれもある」という沢山のチョイス (選択)の中から、本当に自分の求めるものが自ずと見つかるのではないでしょうか? 皆さんは大平町に育っています。しかし、大平町は広い世界の中に位置しています。高校 は栃木県の中の高校に行ったとしても、大学は日本全国に広がるでしょうし、仕事で外国に 住むかもしれません。高校に行かずにミュージシャンになるかもしれませんし、甲子園に出 て、そのままプロ野球選手になるかもしれません。はたまた、お家の農業を引き継いで、イ ンターネット農家として、農業界に新しい風を吹き込むかもしれません。皆さんは何にでも なれるのです。 しかし、「何にでもなれる」ことは、一つ条件があります。広島カープ (私は広島出身です!)の江藤も、最初からホームランが打てた訳ではありません。GLA YのTERUも、売れない時代が長かったそうです。でも、自分を信じて、しかし自分の足 りないところをいつも見つけては改善して、チャンスをつかんだのです。つまり、 1 自分の“最終的な力”を信じること 2 しかし、認められない理由(打てない理由)を考え、常に努力・ 勉強をすること が、彼らを今の成功に導いたのです。 また、GLAYが格好いいからといって、皆さんがGLAYと全く同じ格好をし、GLA Yのように歌えば売れるということにはならないでしょう。皆さんにはそれぞれの「いいと ころ」があり、才能があるのです。それは数学の才能かもしれないし、ゴルフかもしれませ ん。看護婦さんとして、病気の方々を助ける才能かもしれません。 「今まではこうだった」ことより、「自分はこうしたい」という強い気持ちを大切にし、そ れを実現するための努力を怠らなけければ、誰の真似でもない“一流の自分”が出来上がる でしょう。 「そんなことを言っても、先生はいい高校へ入れって言うし、親も○○になりたいと言っ てもわかっくれないよ」と思うかもしれません。でも、しっかりした“やりたい理由”と努 力できる自信があれば、必ず皆さんの先生やご両親も、理解して応援してくださるでしょう。 先生やご両親も、その様にして人生を生きてきたはずです。 皆さん、どんどん悩んで、挫 折して、喧嘩して、そしてつかんでください。しかし、つかむためには色々なひとを説得し なくてはいけません。でも、皆さんが信じて努力さえ怠らなければ、みんな理解して協力し てくれるでしょう。夢を持つこと。夢は努力さえ続ければ実現すること。ラボ活動を通じて 23年間も様々な子供たちとふれあった結論です。皆さん、自分の“一流”を見つけてくだ さい!![]()