耐えることを学びましょう西水代 早乙女英一 長い人生の中で、どんな小さなことでも、耐えることや、我慢することが出来たら、それ はものすごく素晴らしいと思います。また、生活の面でも、ものすごくプラスになります。 例えば、親子・兄弟関係、先輩・後輩、友人関係等、私の長い人生経験から見て、両親に しても先生にしても、自分の子供や担任の子供を、憎いと思って叱ったり、注意したり、ど なったりする人は一人もいません。これもみな愛の鞭なのです。それが注意されているとき は理解できないけれども、日が経つにつれ必ず解ってきます。悪いことをしたら、注意した り叱ったりするのが真の愛情だと思います。 また、先輩を敬い、後輩の面倒を見るのが、真の友情だと思います。友人や後輩が悪いこ とをしているのを見たら、勇気をもって注意してください。それが真の友情につながります。 このことによって、校内暴力・いじめ・登校拒否の解消にもつながるものと信じます。それ が耐える勉強になるのです。 体を鍛えることを学ぶことも大切なことです。すなわち運動をよくやる。そして、よく食 べる。食べ物は、好き嫌いなくなんでも食べる。学校給食は、残さないで平らげることが大 切です。自分の体力に応じて、暑さ・寒さに耐えるテストをしてみるのも、一つの方法だと 思います。そうすることによって、期末試験も大事な受験勉強も、楽しく気持ちよく面白い ように出来ることでしょう。 また、私が多くの人達から話を聞いたことですが、勉強が人生の全てだとは思いませんが 勉強は出来ないより、出来た方がよいですね。私の今までの経験からして、人間は皆、あま り差はありません。差があるとすれば、それは授業中に、ふざけていたり、よそ見をしてい たり、他のことを考えていたりして、先生の話をよく聞いていないからです。とにかく、授 業中は先生の話をよく聞くことです。わからないことは勇気をもって質問することです。そ ういう子供は、自然体で成績も向上します。 努力をすることも大切なことです。先日の高校野球の決勝戦です。普通科の高校でも、皆 一丸となってやる気になれば、甲子園に行けるのですから、何事も努力です。頑張りです。 人間は皆、あまり差はないということを証明してくれました。栃木南高校と小山西高校の野 球部の選手諸君は、県民の皆さんに、若い人に、夢と希望と感動を教えてくれました。本当 に有難う。ご苦労様でした。 今度は少し話をかえてみましょう。それは、自分が普段思っていることを、自分以外の人 に積極的に意見を言えるようになってほしいということです。自分の意見を素直に親に言え る。また、親の意見を聞き、もし間違っていたらお互いに直す。それが親と子の話合いであ って、家庭円満の秘けつであると思います。学校内の出来事、友人関係等、嘘いつわりなく 話し合いたいものですね。 学校においても同じです。勉強のこと、進路のこと、友達関係等、普段悩んでいることが あったら、どんなに小さなことでも、勇気をもって先生に打ち明け、納得いくまでよく話し 合って、良い方法を考えて前へ進んでください。そうすれば、ストレスもたまらないし、ム カつくこともありません。毎日毎日が楽しく、健康にもよいですね。 友達についてお話します。自分が良くすれば、相手も良くなる。自分が悪くすれば、相手 も悪くなる。自分から良くなるように心がけましょう。友達というのは、お互いのことを良 くわかりますから、親にも先生にも相談できないようなことでも、話し合える。それが、真 の友達であると思います。友達っていいですね。 今まで述べてきたようなことが実行できれば、毎日が楽しく、ストレスもたまらないでしょ う。また、校内暴力も減る。いじめもなくなる。登校拒否も少しずつ減ると思います。 また、毎日少しずつ運動をして、体を鍛えましょう。皆さんの年代で、少しずつ体力に応 じて体を鍛えるということは、運動することであって、運動しながら勉強をする。そうする ことによって、暑さにも負けず、また、寒い冬でも風邪をひかなくなる。これも、耐える勉 強です。お腹がすくと食欲が出る。食事がおいしい。体力もつく。そうすると、受験勉強も 苦にならない。今が一番大事な成長期であることを忘れないようにしたいものです。勉強に しろ、運動にしろ、自分が苦しければ相手も苦しいのです。そこが踏ん張りどころです。我 慢して、耐えて、踏ん張れば、相手を一歩リードすることが出来ます。それに、自分の長所 と短所を知りましょう。あなたは、他の誰も持っていない良いものを持っているはずです。 それを生かすことによって、あなたの今後の人生に栄光が待っていますよ。 最期になりましたが、「今に見ていろ俺だって、負けてたまるものか」という意地と根性 を培い、体に気をつけて、勉強に運動に頑張ってください。私も、出来ることは応援させて いただきたいと思います。![]()