もともとは自分の相方(♂ 同い年)からの一通のメールから始まったのです。 面白いモノみつけたよ、そんな言葉と共に。 携帯電話に着信したメール添付画像。 「……ん?」 「……モップ? なんか掃除とか頑張ってる?」 まさか食べ物とは思わなかったのです。 これでした。 これ、携帯電話の画面で遠目に見たら蕎麦だとは思わないのではないかと……。 とにもかくにも自分は天の邪鬼なものですから、 自身の五感でしか物事を確かめたくない性質ではあります。 んー、 レツゴ! お勤めが休日だった相方を助手席に放り込み、 文句を言うかも知れないその口には近所のスーパーで買ってきた500ミリペットボトルのお茶をつっこみ、そしてアクセルを踏み込んだのです。 お蕎麦ひとつに高速使うとは。 そんなこんなで小一時間も経たずに……っていうかインター降りてすぐでした。 しかも自分の住む街に延びている幹線道路も近いし。 次回からは下道でとことこ行きましょう。 お店に入って駐車場に車を入れ……、 あとでわかったんですが、裏口の駐車場でした。 で、 主張する看板の数々。 ヴィヴィッドです。ヴィヴィッド過ぎます。 なんていうか、フォントとしても江戸文字を飛び越えてます。 大丈夫なんだろうか……。 いざ入ってみた店内。 ……ん? んー、 自分の経験で行くと、それほどの変わったところは見受けられないです。 めにゅー 合盛り(うどんも) 中盛り 大盛り これがホントならかなりの格安具合。 しかも大盛りって、 この写真を見る限りは『まんが日本昔話』なのですけれど……。 様子見。 「海老天蕎麦、中盛りで」 ・ ・ ・ ちっくたっく ちっくたっく ぼーん ぼん はいっ 第一印象。 「うー」 「わー」 ・ ・ ・ この後、 かなりがんばって戦ったのですが、 ……勝てませんでした。 ありがたい事には、 このお店はお持ち帰りできるということで。 その日の神沢家の夕餉は煮込み蕎麦となりました……。 蕎麦そのものはネタになるような話なのですが、 天ぷらはネタじゃなくおいしいです。 (かき揚げは大きさ勝負のネタらしい様子ですが) このお店の海老天は一度ご賞味あれ! 蕎麦以前に海老のためだけに来てもいいくらいなのです。 そんなこんなで、 おすすめなのです、 埼玉県久喜市、 奥会津。 (蕎麦はネタにしましょう、海老天狙いな感じで) (っていうか、次回は素直に天丼にしたい) |