UpDate 199912/31
琴平山神社コースことひらさん)


 Q.コースの特徴は?
 A.コースは短いが、ほとんど人に会うこともなく味わい深いコースです。



1900年代最後の日の入り

 琴平神社の裏手のNTTタワーそばに見晴らしの良い空き地
があり、16:25頃遠くのかすみに消え入りました。
 ひっそりと消え行くさまは何となく含蓄がある。

コースマップ
 栃木市から皆川、柏倉を経て葛生町に抜ける県道沿いの登山道を登ると、琴平山があり、頂上に琴平神社があります。
 全行程2時間弱とコースこそ短いが、秋から早春にかけては木々の葉も落ちておりなかなかの眺望が得られます。
 途中いくつかの古い石段があり、足下には注意が必要です。
 また、山深い場所に立派な境内があるのには驚かされ、航海に関した奉納物等が置かれています。
 普段は無人ですが、正月には社務所が開かれ、大勢の参詣人で賑わいを見せています。



コースガイド
 (琴平山から栃木市内方面を望む)
 真下に柏倉地区が一望。この左手に柏倉温泉(鉱泉)がある。 


 遠くには太平山、馬不入山が霞んで見える。

 (琴平山神社直下の急な石段)

 かなり急で、苔むしているため少々恐怖感がある石段。足下に注意して登るべし。
 特に雨あがりは滑りやすい。
 自信のない方は右手にトラバース道あり。但し、やぶ漕ぎとなります。
(山頂にある琴平神社)
<琴平神社> 

 琴平神社は1973年(安永元年)関口市郎左衛門等により、讃岐の金比羅さまの神璽を迎え祀ったことが由来とされています。 
 このような山深い場所に何故金比羅さまが?と不思議でありますが、当時栃木は巴波川の航路の要衝であったことから、航海(航川?)の神として、航路の安全や商売繁盛を願ったものと思われます。
 境内には舟形石や石灯籠、由来を刻した石碑等があります。
  神社の裏手を抜けるとNTTの電波塔がある広場へ出られ、ここから西の方向に葛生の街並みや安蘇の山々が一望されます。
 さらに進むと、県道の峠に出ます。(峠のすぐ脇に正月だけ駐車場が開設されますので、参詣だけの場合はここから10分位で神社へ行けます)
 帰りは、県道をのんびり歩くのも良いでしょう。

(琴平神社裏手の電波塔広場から葛生を望む)
(琴平山神社の裏参道入口)
(琴平神社表参道入口)
(県道から望む琴平山)
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