マメ流クラリネット教本
 私が毎日ウォーミングアップしていることを楽譜にしてみました。ダウンロードすると画質が悪くなるかもしれません。参考程度に考えて、お手持ちの教本などに応用されると良いでしょう。

 ロングトーンからスケールC durまで。
 ロングトーンは中級者用。最初に実音Esが鳴らしづらかったら、レジスターキィを放した実音Asをロングトーンしてレジスターキィを押し実音Esに上がってから始めると良いでしょう。
 なぜ実音Esから始めるかと言うと、クラリネットのこの音は一番良い音色と響きを作りやすいと言われています。この音を良い音と良い響きで吹いて、その音質と音色を上下に広げていくと言う意味です。フルート教本の「ソノリテ」の考え方が取り入れられています。
 「私の独り言」のページのロングトーンについてをよく読んで4つの方法で練習してください。
 スケールは高い音が出ない場合は一拍分(16分音符4つ)カットして練習したほうが良いでしょう。無理をせずに、単音のロングトーンを短くつないでいくイメージが大切です。
 いろいろなアーテュキレーションで練習してください。
 F durからA durまでです。
 ♭、♯それぞれ3つまでなので無理なく練習できると思います。そのほかのdurやmollは自分で工夫して練習してみてください。C durの後、半音あげてDes durを練習すると全音を通して使わない音がなくなるのでなりむら防止に役立ちます。
 スケールは時間の制限があるときは全て吹く必要はありません。今日は♯系。明日は♭系。と分けて練習しても良いでしょう。
 スケールの後、インターバルでアンブシュアの崩れを整え、柔軟性を養います。レガートでゆっくりと全ての音が均一になるように練習してください。最初は下の音を吹き込むように練習して音のつながりを確認して、慣れてきたら息のコントロールがスムーズに、なりむらが無くなるように練習してください。
 「私の独り言」の「インターバル〜」を参考にしながら練習してください。
 インターバルの発展系として三度進行も練習します。最初はゆっくり息の流れと音を確認して、慣れてきたらスムーズに速く練習してください。レガートといろいろなアーテュキレーションで練習してください。

 8分音符のタンギングから16分音符のタンギングまでです。テンポ設定を4分音符100くらいの設定から上げていくと良いでしょう。100で8分音符を馬鹿にしないこと。しっかり舌の動きを確認しながら練習してください。テンポ100のまま次の3連音符、16分音符に進みます。
 音域によってタンギングが楽に出来るところと、難しくて上手く切れないところが出てくると思います。出来ない音域を徹底して練習してください。

 これも「私の独り言」の「舌の使い方」を読みながら練習してください。
 タンギングは、テヌート(全音)、スタッカット(2分の1)、モルトスタッカット(4分の1)、マルカート(4分の3)と音の長さを変えて忠実に練習してください。スタッカットでは音と音の間の休符をしっかりイメージすることと、リードに舌を軽く当ててリードの振動を止めること。一音一音息を止めないこと。ロングトーンが金太郎飴のようにきちんと切られていくように、音の断面が崩れて金太郎さんの顔がひしゃげないように練習してください。
 短い音と次の小節の付点2分音符の音色が変わってはいけません。2小節単位になっていますので、前後を入れ替えて全音符の次にタンギングしてみることも良い練習になります。
 いろいろ工夫して練習してください。
指の練習も参考程度に乗せてみました。
 レガートでは音によってなりむらがないように練習して、まずは無表情に練習します。次に強拍をイメージして息でこぶをつけるようにします。
 タンギングとスタッカットでは指の動きと舌の動きをシンクロさせてください。スタッカットのときに前の音が切れずに余韻が残っていると指を動かした時ポルタメントのように音が変わることがあるので注意が必要です。

 割と厄介な半音階進行の上昇形です。ただの半音階ではありません。全音と半音の繰り返しで上がって下ります。指の順番も考えなくてはなりません。これも最初は指の確認のためにゆっくり。慣れてきたらテンポを上げたり、アーテュキレーションを変えて練習します。

 ここまでの練習を日課練習にすることで確実に技術は上がっていくと思います。毎日続けることが大切です。頑張ってください。
パート練習用のロングトーンを載せてみました。まだ浄書していません。見辛くてすみません。
耳を使って合わせることで、音程、イントネーション、音色までそろえることが可能だと思います。
上の続き。
8段目からのインターバルはクラ本3ページ目のインターバルとほぼ同じです。
スケールはTIPPSにあるような2オクターブのスケールを色々なアーティキュレーションで合わせてください。
最後にはコラールでハーモニーの練習をして締めくくるとよいと思います。

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