その後も、群馬県高崎市、長野県松本市と転勤が続いたが、行く先々で先生をご紹介頂き、昭和62年まで長い転勤生活の間、書道を続ける事が出来た。
生まれ故郷(栃木県栃木市)へ戻ってからは、日本書学館理事長の故初山祥雲先生にご指導を頂いた。
平成14年7月からは臨書を始めた。故初山祥雲先生の恭栄支部による臨書会に参加させて戴いている。
今私は、大貫思水会長の、真正端麗、用美一致、心技両輪の書を目指し日々研鑽(?)をしているが、はしがきの「これに始まりこれに終わってはいけない。これを踏み台として飛躍あれ」という大貫会長の願いとはほど遠く、未だ踏み台が見つからないでいる。
これからいつまで書を続けられるか分からないが、努力していきたい。そして、その証として何かを残したい。そんな思いからこのホームページ「墨遊水月庵」を作成した。
平成17年12月 戸澤尚延