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天文台オーナー1も2も観望派なので、写真はあまり撮っていません。
このページには、初心者にとって何かの参考になる写真を置いておきます。   ( ただ今工事中 )  

  
* 鑑賞に堪える天体写真は「アルバム」へ 





 M81(左)

 35cmF4+パラコア+S3pro
  ISO400  露出10分  気温−2℃


 RAP
でダーク減算、ホット/クールピクセル除去、
  デジタル現像


 
ステライメイジ5でレベル調整、バックグラウンド色調整
 星雲付近をトリミング



















   M65&66(下)

    35cmF4+パラコア+S3pro
     ISO800 露出5分 気温−12℃

    その他、M81と同条件


 星雲に多少色がついているのがわかります
 しかし、恒星には色がありません


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参考までにダーク減算なし、ホット/クールピクセル除去なしの原板がこちらです。ノイズはけっこうありますが、
このサイズだとほとんど目立ちません。撮影条件が違うため直接比較できませんが、少なくともM31やM42の
写真より遥かに良い状態です。

                         ISO800 露出5分   気温−12℃   ダーク減算な
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カメラレンズの青ハロ

右の写真は、ニコンED180mmF2.8+S3pro(ISO800)で5分露出のM31です。EDレンズでもこの程度の青ハロが出ます。非常に高価なレンズならこれがないものもあるようですが、普通の望遠系カメラレンズの場合、青ハロはつきものです。出るものはしかたないし、80万円を超える高価なレンズが買えないのもしかたないので、これを有効利用する工夫が必要です。

赤い散光星雲を撮ると、構図によってはこの青がアクセントになって、見た目にきれいに見えることがあります。天体写真マニアから見ればダメなものはダメですが、一般人には受ける場合があります。
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ホームズ彗星連続写真

 ε180ED(f=500mm) 直焦点  カメラ S3pro ISO800

2007年10月25日にアウトバースとしたホームズ彗星の姿を追ってみました。

17等星から最大時には約2等まで明るくなりました。15等明るくなったわけですが、15等というのは15倍ではなく、約2.5の15乗倍です。5等で100倍ですから、その3乗、約100万倍ぐらい明るくなりました。彗星になにが起こるとそれほど明るくなるのでしょう。普通に考えれば、何らかの理由で爆発したと思われるのですが、彗星の核はきちんと存在しています。超新星爆発ではなく、新星爆発のように表層だけを吹き飛ばした場合、これほど明るくなるのでしょうか? 不思議な彗星です。

写真は、ε180と富士S3proの組み合わせで、同一光学系、同一縮尺で並べました。上下方向はトリミングしてありますが、左右方向はトリミングなしです。

35cm反射ニュートン鏡にε180を背負わせていますが、途中で何回か付け外しをしました。その都度、目分量で同じ向きにしたつもりでしたが、取付角度が違ってしまいました。多少傾いているものもありますが、原則上が北です。

   撮影日 露出開始時刻  露出時間
 2007.10.28    21:14   15秒 
 2007.10.31   20:21  30秒
 2007.11.7   21:39  2分
 2007.11.14   2:00  2分
 2007.11.19   23:00  73秒
 2007.11.28   20:08  3分
 2007.12.21   2:37  5分
 2008.1.7   22:57  5分

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