■ご予約・お問合せ■
PHILIA PROJECT
携帯 090-6517-0809  E-mail:philia_project@yahoo.co.jp
※全席自由、左のボタンからWEB申し込み受付中。
 また、シンポジウムは無料でご入場いただけます。

    

    2010年1月
    15日[Fri]20:00
    16日[Sat]15:00/19:00
    17日[Sun]15:00
    [開場 各30分前]  
  
    前売 \3,000 当日 \3,500[全席自由]

    劇場 シアターΧ(カイ)
 [地図]
     http://www.theaterx.jp/
   
  CAST
    小沢恵美子 Ozawa Emiko
    麻生アユミ Aso Ayumi
    祥子SHOKO Shoko
    田中克季 Tanaka Katsuki
    オータ・ナオ Ohta Nao

  ◆STAFF
    設 計:二瓶龍彦 Nihei Tatsuhiko
    照 明:海野ひろ美 Unno Hiromi
    舞台監督:倉本 徹 Kuramoto Tetsu
    フライヤーデザイン:オータ・ナオ Ohta Nao
    制 作:PHILIA project
    協 力:並木浩士 Namiki Kohshi
         TENKO


2001年、ニューヨーク。
「9.11事件」とよばれる同時多発テロ。
この事件からさかのぼること28年。
1973年、南米チリにおいて軍事クーデター。
1970年に自由選挙によって誕生した史上初の社会主義政権は、
アメリカ支援によるこの軍事クーデターによって崩壊。
アジェンデ大統領をはじめ、多くの民衆が虐殺される。
まさにその日が、9月11日。
もうひとつの「9.11事件」

この虐殺された人々の中に、ひとりのフォークシンガーがいた。
Victor Jara ビクトル・ハラ。
ビクトル・ハラは、チリの町や村を巡り歩き、人々の間で歌い継がれているフォルクローレを、現代の表現として歌った。
「新しい歌(ヌエバ・カンシオン)」運動をになう旗手のひとりであった。
ビクトルはクーデターの当日、チリスタジアムに連行される。
彼は、そこで連行された人たちを元気づけるために歌うが、ギターを弾けないよう、狂信的右翼憲兵に腕を砕かれる。
それでも、彼は人民連合を讃える歌『ベンセレーモス(我々は勝利する)』をうたいつづける。
そして、彼は虐殺された。

このサンチアゴの1973年「9.11事件」と、ニューヨークの2001年「9.11事件」とを結ぶ糸。
そこには、悲劇があり、そしてその記憶の風化がある。
そして、また悲劇は繰り返される。

この作品は、フィリア・プロジェクトの根幹のテーマであるふたつの「9.11」に橋をかけることによって、危機に瀕した世界の現在に迫ります。
いつでも笑顔でやさしく民衆のために伸びやかに歌う、ビクトル・ハラの歌声にのせて。


 
   シンポジウムいつか見る記憶C 悲劇の記憶』
   1月16日[土] 15時公演終了後(16:30Start予定)

   ◇シンポジウムパネラー
    ジャン・ユンカーマン John Junkerman[映画監督]
    花崎攝 Setsu Hanasaki[俳優・ワークショップ進行役]
    黒田オサム Kuroda Osamu [ホイト芸パフォーマー]

 
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