■ご予約・お問合せ■
大島博光記念館
長野市松代町清野2567−1
電話・FAX 026-278-1004 E-mail:sonoko28@dia.janis.or.jp
※全席自由



2011年9月
11日[Sun]19:00
[開場 各30分前]

前売 \3,000当日 \3,500[全席自由]

大島博光記念館[地図]
http://oshimahakkou.blog44.fc2.com/


CAST
 小沢恵美子 Ozawa Emiko
 麻生アユミ Aso Ayumi
 祥子SHOKO Shoko
 田中克季 Tanaka Katsuki
 オータ・ナオ Ohta Nao

STAFF
 設 計:二瓶龍彦 Nihei Tatsuhiko
 舞台監督:倉本 徹 Kuramoto Thoru
 フライヤーデザイン:オータ・ナオ Ohta Nao
 制 作:大島博光記念館 PHILIA project

2001年、ニューヨーク。
「9.11事件」とよばれる同時多発テロ。
この事件からさかのぼること28年。
1973年、南米チリにおいて軍事クーデター。
1970年に自由選挙によって誕生した史上初の社会主義政権は、
アメリカ支援によるこの軍事クーデターによって崩壊。
アジェンデ大統領をはじめ、多くの民衆が虐殺される。
まさにその日が、9月11日。
もうひとつの「9.11事件」

この虐殺された人々の中に、ひとりのフォークシンガーがいた。
Victor Jara ビクトル・ハラ。
ビクトル・ハラは、チリの町や村を巡り歩き、人々の間で歌い継がれているフォルクローレを、現代の表現として歌った。
「新しい歌(ヌエバ・カンシオン)」運動をになう旗手のひとりであった。
ビクトルはクーデターの当日、チリスタジアムに連行される。
彼は、そこで連行された人たちを元気づけるために歌うが、ギターを弾けないよう、狂信的右翼憲兵に腕を砕かれる。
それでも、彼は人民連合を讃える歌『ベンセレーモス(我々は勝利する)』をうたいつづける。
そして、彼は虐殺された。

このサンチアゴの1973年「9.11事件」と、ニューヨークの2001年「9.11事件」とを結ぶ糸。
そこには、悲劇があり、そしてその記憶の風化がある。
そして、また悲劇は繰り返される。

この作品は、フィリア・プロジェクトの根幹のテーマであるふたつの「9.11」に橋をかけることによって、危機に瀕した世界の現在に迫ります。
いつでも笑顔でやさしく民衆のために伸びやかに歌う、ビクトル・ハラの歌声にのせて。


 
大島博光記念館 関連イベント
開館時間 10:00〜17:00
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は火曜日)

愛と革命の詩人=パブロ・ネルーダ展
2011年5月1日〜10月31日  入館料無料

愛の詩人として世界中の人に読まれているネルーダは、人民のたたかいの歌い手として人々を励まし続けました。その作品の紹介に博光は力を尽くしました。 ネルーダの豊かな作品世界に光をあてます。

   

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