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ナターシャ・グジー
Nataliya Gudziy [歌手・バンドゥーラ奏者] |
ウクライナ生まれ。ナターシャ6歳のとき、1986年4月26日未明に父親が勤務していたチェルノブイリ原発で爆発事故が発生し、原発からわずか3.5キロで被曝した。
その後、避難生活で各地を転々とし、キエフ市に移住する。ウクライナの民族楽器バンドゥーラの音色に魅せられ、8歳の頃より音楽学校で専門課程に学ぶ。
1996年・98年救援団体の招きで民族音楽団のメンバーとして2度来日し、全国で救援公演を行う。
2000年より日本語学校で学びながら日本での本格的な音楽活動を開始。
その美しく透明な水晶の歌声と哀愁を帯びたバンドゥーラの可憐な響きは、日本で多くの人々を魅了している。
2005年7月、ウクライナ大統領訪日の際、首相官邸での夕食会に招待され、演奏を披露。コンサート、ライブ活動に加え、音楽教室、学校での国際理解教室やテレビ・ラジオなど多方面で活躍しており、その活動は高校教科書にも取り上げられている。
公式ホームページ:http://www.office-zirka.com/
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photo/広河隆一 |
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謝
雪梅 Xie Xuemei [歌手・古筝奏者] |
古筝は、著名な古筝演奏家陳茂錦、陳愛娟、閻愛華、毛Yに師事。
声楽は、著名な声楽家任雁、金鉄霖、馬秋華に師事。元武夷山市歌舞団、古筝奏者。
1997年3月来日。
2003年3月、島根大学大学院を修了。
2003年10月、島根県浜田市天皇陛下、皇后陛下が来臨のもとで演奏。「中国古筝―謝雪梅」「華楽三姉妹」「アジアの女神たち」「風林火山」「中国古筝弾語り−日中名曲集」合計5枚のCDを出す。
2005年3月、横浜観光親善大使に選ばれる。
2008年8月、第10回長江杯国際音楽コンクール第2位、10月、第20回アジア国際文化芸術フェスティバル審査員特別賞、11月、麒麟杯歌手コンクール第3位入賞。
2009年7月、日本NHKテレビ出演。
2011年1月、中国全国歌手コンクール民族唱法1位、並びに「最佳才芸賞」受賞。
2008年の四川大地震の際には、日本各地でチャリティ・コンサートを開き、募金活動を展開する。 |
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金井雄資
Kanai Yuhsuke [シテ方宝生流能楽師]
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1959年生、故金井章の長男。
故近藤乾三(人間国宝、日本芸術院会員)
故松本恵雄(人間国宝)、第一八世宗家故宝生英雄、近藤乾之助、及び父に師事。
1965年初舞台、1978年初シテ以降、
「乱・和合」「道成寺」「石橋・連獅子」「翁」「望月」等、大曲を披演。
紫雲会、紫影会、かたばみ会主宰。
重要無形文化財保持者。
公益社団法人能楽協会理事。 |
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津田雄三
Tsuda Yuhzoh [ファゴット奏者] |
東京芸術大学卒業。
故三田平八郎氏に師事。
読売新人演奏会に出演。
読売日本交響楽団に入団。
その後ドイツに留学。ベルリンフィルのへンニング・トローク氏に師事。
2002年、読売日本交響楽団を定年退職。
現在、府中市において、クラシック音楽を中心としたNPOボランティア活動団体「府中クラシック音楽愛好会」代表。
その他、東京エラート室内管弦楽団に参加するなど、積極的な演奏活動を展開している。洗足学園大学講師。 |
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Guelb
er Richat ensemble
ゲルブ・アル・リシャット・アンサンブル |
2009年3月、音楽とは異なるジャンルの表現者3人によって、民衆の音楽を求めて結成される。
祥子−SHOKO[ヴォーカル](パフォーマー)、田中甚兵衛[ジャンベ](役者)、二瓶龍彦[ギター、チャランゴ](作家、演出家、美術家)
翌4月より新宿歌舞伎町のドイツ酒場「昇華堂」にてマンスリー・ライブ開始。ロック・ギタリスト、ファゴット奏者、詩人、パフォーマーとの多岐に渡るコラボレーションもおこなう。楽曲はすべて、二瓶龍彦によるオリジナル。そのアコースティック・サウンドは、東欧、南米、アラブ、アジア等、世界の各地を想起させ
あやしくも哀しく あたかも追放者のジプシー音楽と評される。
公式ホームページ:http://www.cc9.ne.jp/~nihei-1817/guelb/ |
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