CatMemoNote

これはメモを管理するためのソフトです。

バージョン1.7
動作確認Windows XP/2000/98
開発環境Windows XP, Visual C++ .NET
ソフト種別フリーソフトウェア
公開日2008/06/01
更新日2009/11/11
著作者Pyo (PapparaSoft)
連絡先 Web: http://www.cc9.ne.jp/~pappara/
Mail: tenku.ginga@gmail.com

目次

  1. インストールとアンインストール
  2. 基本的な使い方
  3. 管理フォルダについて
  4. ディレクトリ構成とアプリケーションの動作
  5. システム設定ファイルについて
  6. メモ設定ファイルについて
  7. キーワード定義ファイルについて
  8. ショートカットキー一覧
  9. 定型文挿入機能
  10. 外部ツールとの連携
  11. クリップボード監視機能
  12. クリッカブルURL機能
  13. パスワードによる保護
  14. カレンダーについて
  15. テーマについて
  16. その他の機能
  17. 免責
  18. 謝辞
  19. FAQ よくある質問とその答え
  20. 更新履歴

インストールとアンインストール

インストール方法

特別なインストール作業はありません。任意のフォルダに解凍して使用できます。「CatMemoNote.exe」の実行ファイルから起動できます。 解凍後のフォルダ移動やUSBメモリなどに入れて使用することも可能です。

アンインストール方法

レジストリは使用していませんのでフォルダごとごみ箱に入れてください。作成したメモは管理フォルダ(初期状態では「メモ」フォルダ)にテキストファイルとして保存されています。

旧バージョンからのバージョンアップ方法

設定ファイルやテーマなどの仕様を変更している場合がありますので、管理フォルダのテキストファイルのみを新しいバージョンのほうへ移動してください。 その際、暗号化しているメモは旧バージョンでパスワード解除してから新しいバージョンで設定しなおしてください。

基本的な使い方

画像サンプル1:メインウィンドウ

「CatMemoNote.exe」を起動すると次のようなウィンドウが現れます。 通常のウィンドウ操作とほぼ同じように操作できます。 左側がメモの一覧で、右側がメモを編集するテキストエディタになっています。

アプリケーションの操作は、タイトルバーとメモ一覧とエディタ部分などそれぞれの部分を右クリックして表示されるメニューから行えます。

タイトルバーのボタンは右から終了ボタン、最大化ボタン、最小化ボタン、最前面ボタンの4つが表示されています。最前面ボタンは画面を常に手前に表示するかを切り替えるボタンです。 ウィンドウの下部分のステータスバーには、カーソル位置の行数と列数、現在日時等が表示されます。テキストを選択すると「○ bytes (○行)」というように選択したバイト数と行数が表示されます。ステータスバーの各項目のクリックで項目が持つ機能を利用できます。(例えば、現在日時のクリックで現在日時挿入など。)

タスクトレイのアイコンをクリックすると、ウィンドウの表示/非表示を切り替えることができます。

終了するときは通常のウィンドウと同じように右上の×ボタンから終了できます。

管理フォルダについて

画像サンプル2:管理フォルダ

このソフトではメモ(テキストファイル)の保存や参照を行うフォルダを「管理フォルダ」と呼んでいます。 初期状態では実行ファイルと同じ場所にある「メモ」フォルダが管理フォルダに設定されています。

図のようにフォルダをタブにドラッグ&ドロップして管理フォルダを登録することができます。 オプション画面の「管理フォルダ」タブから管理フォルダの名前やパスを設定できます。 管理フォルダを相対パスで指定した場合は、実行ファイルからの相対パスになります。

ディレクトリ構成とアプリケーションの動作

画像サンプル3:ディレクトリ構成

実行ファイルを起動すると管理フォルダ(初期状態では「メモ」フォルダ)の中のテキストファイルを検索してメモ一覧に表示します。 アプリケーションによって作成されたメモや編集したメモは自動的にテキストファイルとして管理フォルダへ保存されます。具体的なテキストファイル上書きのタイミングは以下です。

・ アプリケーションを終了するとき
・ 最小化するとき
・ 別のメモを読み込むとき
・ パスワードを設定するとき
・ 管理フォルダを変更するとき

Ctrl+Sなどに割り振られているショートカットキーでも上書き保存が可能です。 テキストが変更されていない場合には上書き保存は行いません。

アプリケーションを終了するときに「system.ini」と各管理フォルダごとに「memo.ini」のファイルが作成されます。 オプション画面からキーワードを変更すると「keyword.ini」が作成されます。 これらの拡張子が「.ini」のファイルは削除してもメモ本文には影響はありませんが、それまでの設定は初期化されます。

その他、フォルダ・ファイル操作は以下のようになります。

・ 起動時に「system」「theme」フォルダがない場合には自動的に作成します。
・ テキストファイルは拡張子が「.txt」のものをメモとして認識します。
・ 管理フォルダのサブフォルダは検索しません。
・ メモ(テキストファイル)を削除するとWindowsのごみ箱に入ります。

システム設定ファイルについて

アプリケーション終了時に「system」フォルダにシステム設定ファイル「system.ini」が作成されます。 以下は設定ファイルを直接編集することにより設定できる項目です。 値の太字になっている部分は初期設定です。

セクションキー説明
[System] DelayTrayIcon -1〜0 タスクトレイにアイコンが登録されるまでの時間を秒単位で指定します。初期設定では0になっていて起動と同時にタスクトレイにアイコンを表示します。-1にするとアイコンを非表示にします。(その場合はアイコンのクリックでウィンドウを表示できなくなってしまいますのでホットキーやホットスポットを登録しておきましょう。)
[Tab] TabScrollPixel 20(0〜) タブの左右スクロールボタンを押し続けたときの1回の移動量をピクセル単位で指定します。0を指定すると加速移動になります。
[Edit] ScrollInterval OSの値(10〜) スクロールバーのボタンやトラックを押し続けたときのスクロール開始までの時間をミリ秒単位で指定します。値が小さいほど早くスクロールするようになります。

メモ設定ファイルについて

メモ設定ファイルは、メモ一覧の順番や各メモのフォント情報などを記録しておくためのファイルです。 アプリケーション終了時、または、管理フォルダを変更したときに、それまで参照していた管理フォルダの中に「memo.ini」というファイル名で保存されます。 ファイル内容は以下のようなCSV形式のファイルになっています。

0,0
新規メモ,0,0,0,0,MS ゴシック,10,0,0,0,0
新規メモ1,0,0,0,0,MS ゴシック,10,0,0,0,0
新規メモ2,0,0,0,0,MS ゴシック,10,0,0,0,0

1行目は最後に開いていたメモの番号と、メモ一覧のスクロールバー位置です。
2行目以降はメモ名アイコンIDテキスト選択開始位置テキスト選択終了位置垂直スクロールバー位置フォント名フォントの大きさフォントのスタイル行間右端で折り返し設定項目の状態、が各メモごとに記録されています。

このファイルを削除してもメモ本文には影響はありませんが、それまでの設定は失われます。 Windowsのエクスプローラなどから管理フォルダ内のファイル構成を変更した場合は、「F5」キーなどでメモ一覧の更新を行ってください。 この設定ファイルの情報と照らし合わせてメモの順番を決定します。

キーワード定義ファイルについて

オプション画面から色分けするキーワードを変更すると「system」フォルダの中にキーワード定義ファイル「keyword.ini」が作成されます。 ファイルの書式は以下のようになります。





<
>
#

キーワードは一行ずつ指定されます。各キーワードの長さが64バイトを超える場合は64バイト以内に収めて読み込まれます。 空行はキーワードグループの区切りになっています。 キーワードグループの数に制限はありません。

ショートカットキー一覧

変更可能なショートカットキーは以下のように初期設定されています。

種類操作ショートカットキー
ウィンドウ操作 [ウィンドウ]終了 Alt + F4
[ウィンドウ]最大化 F11
[ウィンドウ]最小化 F12
[ウィンドウ]最前面表示切り替え Ctrl + T
[ウィンドウ]ウィンドウ半透明化切り替え Ctrl + Q
[ウィンドウ]ウィンドウシェード Ctrl + W
[ウィンドウ]メモ一覧表示切り替え Alt + M
[ウィンドウ]タブ表示切り替え Alt + T
[ウィンドウ]ステータスバー表示切り替え Alt + S
[ウィンドウ]タスク表示切り替え Ctrl + Shift + T
[ウィンドウ]オプション画面表示 Ctrl + O
メニュー表示 [メニュー]タイトルバーメニュー表示 Alt + Space
[メニュー]メモ一覧メニュー表示 Alt + D
[メニュー]管理フォルダ一覧メニュー表示 Alt + F
[メニュー]定型文一覧メニュー表示 Alt + I
[メニュー]ツール一覧メニュー表示 Alt + G
メモ操作 [メモ]メモ新規作成 Ctrl + N
[メモ]名前の変更 F2
[メモ]メモの削除 Ctrl + Delete
[メモ]メモの上書き保存 Ctrl + S
[メモ]前のメモ Ctrl + ↑
[メモ]次のメモ Ctrl + ↓
[メモ]現在メモを上に移動 Ctrl + Alt + ↑
[メモ]現在メモを下に移動 Ctrl + Alt + ↓
[メモ]プロパティ表示 Ctrl + Enter
[メモ]1番目のメモを開く Ctrl + 1
[メモ]2番目のメモを開く Ctrl + 2
[メモ]3番目のメモを開く Ctrl + 3
[メモ]4番目のメモを開く Ctrl + 4
[メモ]5番目のメモを開く Ctrl + 5
[メモ]6番目のメモを開く Ctrl + 6
[メモ]7番目のメモを開く Ctrl + 7
[メモ]8番目のメモを開く Ctrl + 8
[メモ]9番目のメモを開く Ctrl + 9
[メモ]10番目のメモを開く Ctrl + 0
[メモ]アイコンを1番目に変更 Alt + 1
[メモ]アイコンを2番目に変更 Alt + 2
[メモ]アイコンを3番目に変更 Alt + 3
[メモ]アイコンを4番目に変更 Alt + 4
[メモ]アイコンを5番目に変更 Alt + 5
[メモ]パスワード設定 Ctrl + P
[メモ]パスワード認証・解除 Ctrl + P
[メモ]パスワード変更
[メモ]一行目をメモ名に設定 Ctrl + L
[メモ]選択テキストをメモ名に設定 Ctrl + K
[メモ]メモの名前をコピー Ctrl + ,
[メモ]メモのパスをコピー Ctrl + .
[メモ]メモ一覧更新 F5
タブ操作 [タブ]前のタブ Ctrl + ←
[タブ]次のタブ Ctrl + →
[タブ]現在タブを左に移動 Ctrl + Alt + ←
[タブ]現在タブを右に移動 Ctrl + Alt + →
[タブ]1番目のタブを開く Ctrl + Shift + 1
[タブ]2番目のタブを開く Ctrl + Shift + 2
[タブ]3番目のタブを開く Ctrl + Shift + 3
[タブ]4番目のタブを開く Ctrl + Shift + 4
[タブ]5番目のタブを開く Ctrl + Shift + 5
[タブ]6番目のタブを開く Ctrl + Shift + 6
[タブ]7番目のタブを開く Ctrl + Shift + 7
[タブ]8番目のタブを開く Ctrl + Shift + 8
[タブ]9番目のタブを開く Ctrl + Shift + 9
[タブ]10番目のタブを開く Ctrl + Shift + 0
[タブ]管理フォルダ登録 Ctrl + Shift + N
[タブ]管理フォルダ解除 Ctrl + Shift + Delete
[タブ]管理フォルダ設定 Ctrl + F2
[タブ]選択テキストをタブの名前に設定 Ctrl + Shift + K
[タブ]タブの名前をコピー Ctrl + Shift + ,
[タブ]管理フォルダのパスをコピー Ctrl + Shift + .
[タブ]現在の管理フォルダを開く Ctrl + \
テキスト編集 [編集]右端で折り返す Ctrl + U
[編集]フォント変更 Ctrl + @
[編集]文字サイズ拡大 Ctrl + +
[編集]文字サイズ縮小 Ctrl + -
[編集]行間を開ける Ctrl + Shift + +
[編集]行間を縮める Ctrl + Shift + -
[編集]エディタ背景切り替え Ctrl + B
[編集]指定行へ移動 Ctrl + G
テキスト検索 [検索]検索ダイアログ表示 Ctrl + F
[検索]上に検索 Shift + F3
[検索]下に検索 F3
[検索]選択テキストを検索 Ctrl + Shift + F

その他、テキストエディタでは以下の一般的なショートカットキーが使えます。

種類操作ショートカットキー
テキスト編集 切り取り Ctrl + X, Shift + Delete
コピー Ctrl + C, Ctrl + Insert
貼り付け Ctrl + V, Shift + Insert
すべて選択 Ctrl + A
元に戻す Ctrl + Z
やり直す Ctrl + Y, Ctrl + Shift + Z
行の先頭へ移動 Home
行の末尾へ移動 End
1ページ上へ移動 PageUp
1ページ下へ移動 PageDown
テキストの先頭へ移動 Ctrl + Home
テキストの末尾へ移動 Ctrl + End
単語の先頭へ移動 Ctrl + ←
単語の末尾へ移動 Ctrl + →
単語の先頭まで削除 Ctrl + BackSpace
単語の末尾まで削除 Ctrl + Delete
挿入/上書きモード切り替え Insert
再変換 変換

定型文挿入機能

日時や署名などを定型文として登録しておくことで、必要なときに定型文を編集中のメモに挿入することができます。 定型文には以下の$からはじまる文字(テンプレート変数)を指定できます。

日時の変換例は「2009年6月21日 午後9時31分5秒」を例にしています。

種類変数変換後の値変換例・備考
フォーマット済み日時 $1 日付 2009/06/21
$2 時刻 21:34:05
$3 日付と時刻 2009/06/21 21:34:05
$4 年月日 2009年6月21日
$5 年月日と曜日 2009年6月21日(日)
$6 年月日と時刻 2009年6月21日 午後9時34分5秒
$7 和暦 平成21年6月21日
$8 和暦(アルファベットと数字) H21.6.21
$9 英語表記 June 21 2009
日付 $Y 年月日の年 2009
$y 年月日の年(下2桁) 09
$m 年月日の月 6
$M 年月日の月(2桁) 06
$f 年月日の月(英語3文字) Jun
$F 年月日の月(英語) June
$d 年月日の日 21
$D 年月日の日(2桁) 21
$w 曜日(英語3文字) Sun
$W 曜日(英語) Sunday
$a 曜日(日本語)
$e 和暦の元号(日本語) 平成
$E 和暦の元号(アルファベット) H
$j 和暦の年 21
$J 和暦の年(2桁) 21
$A 十二支
時刻 $g 時刻の時(12時間制) 9
$G 時刻の時(12時間制2桁) 09
$h 時刻の時(24時間制) 21
$H 時刻の時(24時間制2桁) 21
$i 時刻の分 34
$I 時刻の分(2桁) 34
$s 時刻の秒 5
$S 時刻の秒(2桁) 05
$p 午前/午後 M
$P AM/PM 午後
編集情報 $@ 選択テキスト (選択されていない場合はキャレット位置の単語です)
$L 1行目のテキスト
$_ クリップボードのテキスト
$/ 総行数 1
$= 現在行 1
$: 現在列 1
$| キャレット位置 0(バイト単位です)
$[ 選択開始位置 0(バイト単位です)
$] 選択終了位置 0(バイト単位です)
$* 選択バイト数 0
$? 選択文字数 0(改行はカウントしません)
$. 総バイト数 0
$, 総文字数 0(改行はカウントしません)
ファイル情報 $x メモのファイル名 新規メモ.txt
$X メモのファイルパス C:\CatMemoNote\管理フォルダ\新規メモ.txt
$z メモのフォルダ名 管理フォルダ
$Z メモのフォルダパス C:\CatMemoNote\管理フォルダ
$+ メモの作成日時 2009/06/21 19:52:37
$' メモの更新日時 2009/06/21 21:30:41
$` メモのアクセス日時 2009/06/21 21:34:05
$- メモのファイルサイズ 0(バイト単位です)
$# 実行ファイルのフォルダパス C:\CatMemoNote
$^ 現在テーマフォルダ名 CatMemoNote
$~ 現在テーマフォルダパス C:\CatMemoNote\theme\CatMemoNote
$% 現在の背景画像ファイルパス C:\CatMemoNote\theme\CatMemoNote\back.bmp
その他 $! 変換後のキャレット位置 (定型文挿入後この位置へキャレットを移動します)
${ 変換後の選択開始位置 (\}と組み合わせて使用します)
$} 変換後の選択終了位置 (\{と組み合わせて使用します)
$$ $の文字 $
$t タブ文字
$n 改行

例えば定型文を「$Y/$M/$D」にすると「2009/06/21」と変換されて挿入されます。
テンプレート変数の「$!」または「${」、「$}」を使用しない場合は挿入テキストの末尾へキャレットを移動します。

以下は定型文の設定例です。

【通話記録】
****************** 電話メモ ******************
どちら様から?:$! 様
TEL:
FAX:
日時:$1
----------------------------------------------

**********************************************

【ログイン情報】
**************** ログインメモ ****************
サイト名:$!
URL:
ID:
パスワード:
メールアドレス:
登録日時:$1
備考:
**********************************************

外部ツールとの連携

外部ツール実行機能ではプログラムやファイルを「CatMemoNote」から起動させることができます。 外部ツールのコマンド(ファイルパスやURLなど)とパラメータ(コマンドライン引数)、作業フォルダには定型文挿入機能と同じテンプレート変数を指定できます。

以下は外部ツールの設定例です。

【電卓の起動】
コマンド: calc

【選択テキストのファイルやURLを開く】
コマンド: $@

【選択テキストをGoogleを利用して検索】
コマンド: http://www.google.com/search?hl=ja&q=$@&lr=lang_ja

クリップボード監視機能

画像サンプル4:クリップボード設定

他のアプリケーションを使用している際のテキストのコピーを監視して自動的にメモに貼り付けたり、クリップボードにあるテキストをホットキーでメモに残すことが可能です。 オプション画面の「メモ」タブ、または「操作」タブのホットキーの項目から設定できます。

詳しい仕様については以下です。
貼り付け先のメモがない場合は保存されるときに新しくファイルを作成するかどうか確認メッセージが表示されます。
貼り付け先が暗号化された編集中ではないメモの場合、エラーメッセージが表示され貼り付けることはできません。
貼り付け後に、貼り付けた文字列を選択します。

メモ本文のURL、メールアドレス、ファイルパスを自動的にリンクし、ダブルクリックでリンク先を開くことができます。 ダブルクリック時の動作は以下のようになります。

リンクの種類動作
URL WebブラウザでURLにアクセスします。
メールアドレス メールソフトにメールアドレスを渡して起動します。
ファイルパス ファイルの場合は関連付けられたアプリケーションで開きます。
フォルダの場合はフォルダを開きます。
リンク先がない場合はなにもしません。

URLとメールアドレスについてはオプション画面の「キーワード」タブより起動するソフトを指定することができます。 また、リンクをShiftキーを押しながらダブルクリックすると、起動するソフトを切り替えることができます。

また、先頭が「memo:」から始まるテキストは「メモリンク」として認識されます。メモリンクは「memo:」以降の記述に従いメモやタブを開いたり、テキストの特定の位置へのカーソル移動ができます。 見出しへのリンクなど参照先として指定する場合などに利用できます。

記述例動作
memo:○○ 「○○」メモを開く
memo:□□/ 「□□」タブを開く
memo:□□/○○ 「□□」タブの「○○」メモを開く
memo:□□\○○ 「□□」タブの「○○」メモを開く
memo:#3 3番目のメモを開く
memo:#1/#5 1番目のタブの5番目のメモを開く
memo:[ABC] 現在メモの先頭から初めに見つかった「ABC」の位置へ移動
memo:□□/#5[ABC] 「□□」タブの5番目メモの「ABC」の位置へ移動
memo:□□/○○[ABC] 「□□」タブの「○○」メモの「ABC」の位置へ移動
memo:○○[#123] 「○○」メモの123行目へ移動

「/」または「\」で区切られた要素の数と、[ ] で囲った検索文字列によりリンク先の解析が行われます。 リンク先がない場合や解析できない場合はなにもしません。 詳しい仕様については以下になります。

・ 要素が3つ以上「/」または「\」で区切られる場合は先頭の2つの要素が有効になります
・ ファイル名に使用できない文字(「>」、「*」など)はメモリンクに含むことはできません
・ 「#」で始まる数字で開くタブやメモの番号や行番号を指定することができます
・ [ ] で囲った検索文字列はメモ名に続けて記述します(メモ名を省略してもかまいません)
・ 検索は先頭から順に行われ、検索文字列がメモリンクにあたる場合は通り越して検索します

パスワードによる保護

画像サンプル5:パスワード設定

メモにパスワードを設定するとファイル内容が暗号化され、ファイル内容を隠すことができます。

パスワードを知っている人だけ暗号化したファイルを開くことができます。 そのため、パスワードは紙にメモするなどして忘れないように管理することをおすすめします。

また、パスワード設定時に「パスワードのヒント」を入力することができます。 こちらの機能もパスワードを忘れないために入力しておくと安心です。 パスワードのヒントはアプリケーションを使うだれもが見ることができるので、自分にしかわからないヒントを入力しておきましょう。

※ご注意
このソフトの暗号強度は高くありませんので、本当に重要なメモの管理には向きません。

カレンダーについて

国民の祝日は以下(2007年1月1日施行)に基づいて表示しています。
間違い、または国民の祝日の改正がありましたら修正します。

名称日付
元日 1月1日
成人の日 1月第2月曜日
建国記念の日 2月11日
春分の日 春分日(3月20日)
昭和の日 4月29日
憲法記念日 5月3日
みどりの日 5月4日
こどもの日 5月5日
海の日 7月第3月曜日
敬老の日 9月第3月曜日
秋分の日 秋分日(9月23日)
体育の日 10月第2月曜日
文化の日 11月3日
勤労感謝の日 11月23日
天皇誕生日 12月23日

年によって前後1日のずれがあります。

国民の祝日が日曜日になるときはその日後において最も近い平日を休日(「振替休日」)とします。
その日の前後が国民の祝日になる平日を休日(「国民の休日」)とします。

テーマについて

テーマは、アプリケーションの外観をカスタマイズするための機能です。スキン機能と呼ばれることもあります。 テーマは、主に設定ファイル「theme.ini」と画像ファイル「image.bmp」、音声ファイル(操作音を再生する場合)で構成されます。

操作音は以下の名称のWAVE形式の音声ファイルを各テーマフォルダに置くことにより再生することができます。(現バージョンでは音声ファイルはアーカイブに含まれていません。)

ファイル名操作
maxin.wav 最大化されたとき
maxout.wav 最大化から元に戻ったとき
minin.wav 最小化されたとき
minout.wav 最小化から元に戻ったとき
opaquein.wav 半透明化されたとき
opaqueout.wav 半透明化を解除したとき
shadein.wav タイトルバーだけの状態になったとき
shadeout.wav タイトルバーだけの状態から元に戻ったとき
topin.wav 最前面化されたとき
topout.wav 最前面化を解除したとき
autoclipcopyon.wav クリップボード監視ON
autoclipcopyoff.wav クリップボード監視OFF
clipcopy.wav クリップボード文字列をコピーしたとき
memoliston.wav メモ一覧を表示したとき
memolistoff.wav メモ一覧を非表示にしたとき
memonew.wav メモを作成したとき
memoopen.wav メモを開いたとき
memodelete.wav メモを削除したとき
memoicon.wav メモのアイコンを変更したとき
tabon.wav タブを表示したとき
taboff.wav タブを非表示にしたとき
insert.wav 定型文を挿入したとき

その他の機能

メモ一覧へのドラッグ&ドロップ操作

拡張子が「.txt」のテキストファイルをドロップするとメモとしてコピー作成されます。 テキストファイル以外のファイルやフォルダは無視します。複数のファイルのドロップに対応しています。

エディタへのドラッグ&ドロップ操作

拡張子が「.txt」のテキストファイルの場合はファイル内容をエディタのカーソル位置に貼り付けます。
拡張子が「.bmp」の画像ファイルの場合はエディタの背景画像を変更します。
それ以外のファイルやフォルダ、複数ドロップされた場合はファイルのフルパスがエディタに貼り付けられます。

タブへのドラッグ&ドロップ操作

フォルダをドロップすると管理フォルダとして登録できます。複数のフォルダのドロップに対応しています。

オプション画面のドラッグ&ドロップ操作

管理フォルダや外部ツールのリストにファイルをドロップすると項目を追加することができます。複数のファイルのドロップに対応しています。
パスを入力するテキストボックスでは、ドロップされたファイルのフルパスを貼り付けできます。

スプリッター操作

スプリッター(メモ一覧とエディタの境界の部分)をドラッグしてウィンドウ端に近づけることでメモ一覧を左右に配置させることができます。
ダブルクリックするとメモ一覧を非表示にします。
マウスの中ボタン(ホイール)のクリックをするとメモ一覧の幅を最小にします。

ステータスバー項目のクリック

項目のクリックでそれぞれが持つ機能を利用できます。ステータスバーに表示する項目や順番などは各テーマの設定ファイルによりカスタマイズできます。

項目左クリック時の動作右クリック時の動作
現在日時 現在日時挿入
行:列 指定行移動ダイアログ表示
総行数 プロパティ表示
選択バイト数・行数 キャレット位置へスクロール
文字コード 文字コードのコピー
挿入/上書 入力モード切り替え
クリップアイコン クリップボード監視切り替え 関連メニュー表示
サウンドアイコン サウンド再生切り替え

本ソフトウェアはフリーソフトウェアです。
以下の事項に同意できる方のみご使用頂けます。

1. 本ソフトウェアの使用により生じたいかなる損害も作者は責任を負いません。
2. アーカイブの再配布や転載を行う場合はファイル内容を改変してはいけません。
3. 本ソフトウェアの作者はサポート、不具合修正の義務はありません。

プログラムの不備でメモ内容が消えてしまうなど不具合が発生するかもしれません。
メモのバックアップはこまめにとっておくことをおすすめします。

謝辞

エディタ部分はnakkaさんの「nEdit」をカスタマイズして使用しています。 通常のエディットコントロールとメッセージに互換性があり、拡張性が高いのが魅力です。 優れたソフトウェアを公開してくださっている作者様に感謝いたします。

nEdit
Copyright (C) 1996-2005 by Nakashima Tomoaki. All rights reserved.
http://www.nakka.com/

その他、作成するにあたり多くの書籍やインターネット上のドキュメントが参考になりました。 公開してくださっている方々、また掲示板などで情報提供をしてくださった皆様に厚くお礼申し上げます。

FAQ よくある質問とその答え

Q. ソフト起動中に別のテキストエディタでメモを編集することはできますか。

現在開いているメモでなければ問題ありませんが、排他制御は行っていませんので一度ソフトを終了させたほうが安全です。 このソフトではテキストに変更があった場合に上書き保存するようにしています。
(オプション画面の「複数起動を許可する」にチェックを入れた場合でも同様の注意が必要です。)
また、エクスプローラなどから管理フォルダのファイルに変更があった場合、常に同期をとっていないのですぐに「メモ一覧」に表示されません。 「F5」キーなどでメモ一覧を更新することでメモ一覧に表示されます。

Q. メモ一覧に表示されるメモが管理フォルダ内のテキストファイルと一致しません。

「F5」キーなどでメモ一覧を更新してください。 初期状態では管理フォルダ内のテキストファイル検索結果とメモ設定ファイルとの照合処理を省略し、動作を高速化しています。 そのため、エクスプローラから管理フォルダ内のテキストファイルの追加や名前変更を行った場合に、メモ一覧とテキストファイルが一致しないことがあります。
頻繁に管理フォルダ内をCatMemoNote以外で変更する場合は、オプション画面の「その他」タブの「各管理フォルダごとにメモ一覧の情報を保存する」のチェックをはずします。こうすることで起動時やタブを切り替えたときに管理フォルダの内容とメモ一覧を一致させることができます。

Q. 扱えるテキストファイルの文字コードと改行コードは?

文字コードは「Shift_JIS」で、改行コードは「CR+LF」で読み込みと保存を行っています。UnicodeやEUCなどで保存されたテキストファイルは扱えません。

Q. バックアップはどのように行えばよいですか。

メモのデータはすべて管理フォルダ(初期状態では「メモ」フォルダ)にテキストファイルとして保存されていますのでフォルダごとどこかへコピーする方法はいかがでしょう。バックアップから復旧させるにはその逆を行えば良いので手軽です。
また、ソフトの設定は「system」フォルダの「system.ini」ファイルに保存されます。アプリケーションの突然のハングアップも起こりえますので、設定ファイルも定期的にバックアップすることをお勧めします。

Q. 間違ってメモを削除してしまいました。

メモを削除するとWindowsのごみ箱に入ります。そちらから削除したメモ(テキストファイル)を通常のファイル操作と同じように元に戻すことができます。 「F5」キーなどでメモ一覧を更新することでメモ一覧に表示されます。

Q. 「管理フォルダが設定されていません。」などのメッセージが表示されました。

このソフトでは、メモの保存や参照をするためのフォルダを一つ以上登録する必要があります。 オプション画面の「管理フォルダ」タブ、またはメイン画面のタブの右クリックメニューから管理フォルダを登録することもできます。

Q. キー設定でTabキーやEnterキーやEscキーが設定できません。

ショートカットキーやホットキーを設定するテキストボックスを右クリックするとメニューが現れます。そこからTabキー、Enterキー、Escキーなどを入力できます。

更新履歴

Version更新内容
Ver.1.7
2009/11/11

[機能追加] 定型文挿入機能の追加。(旧バージョンの日時や署名の挿入はこの機能に統合されました。)
[機能追加] テキストエディタの行番号を表示できるようにした。
[機能追加] 複数行選択時のタブインデント/アンインデント機能を追加。
[機能追加] すべてのメモまたは管理フォルダ内のメモのフォントを一度に設定できるようにした。
[機能追加] タスク表示種類に「最小化時のみタスクトレイ」を追加。
[機能追加] リンク設定を追加。(規定のWebブラウザやメールソフト以外のソフトを指定できるようになりました。)
[機能追加] 単語単位のカーソル移動・選択・削除のショートカットキーを追加。(キーの変更はできません。)
[機能追加] 色設定のインポート/エクスポート機能の追加。

[仕様変更] メモ名確定時に使用できない文字を全角に変換し、重複する場合は連番を付加するようにした。
[仕様変更] 管理フォルダ登録時に実際のフォルダ構成でメモ一覧を更新するようにした。
[仕様変更] Undo/Redoを入力単位にし、置換を一度でUndoできるようにした。(テキスト変更はタイトルに*表示)
[仕様変更] 書式記号と外部ツールのパラメータ指定の記号を統合。
[仕様変更] クリップボード監視処理にて現在メモ内でのコピーは監視対象外にした。
[仕様変更] テーマ仕様変更。(画像配置・セクション名・キー名の変更、新しいスタイルの追加など。)
[仕様変更] ステータスバー表示項目の変更。(テーマ設定ファイルから項目の設定ができます。)
[仕様変更] タイトルバーボタンの並びをテーマ設定ファイルで指定するようにした。
[仕様変更] 外部ツール設定の一覧にショートカットキーを表示するようにした。
[仕様変更] エディタのテキストを選択しているときでもキャレット行を色分けするようにした。
[仕様変更] 読み取り専用ファイルは編集できないようにした。(ソフトからファイル属性の変更はできません。)

[バグ修正] プロポーショナルフォントの半角カタカナがマウスで選択できないバグを修正。
[バグ修正] 起動時に右端で折り返し指定されたメモのスクロールバー位置が正しく設定されないバグを修正。
[バグ修正] スクロールバーのスライダ移動でエディタの位置がずれてしまうバグを修正。
[バグ修正] タスクバーボタンに最小化しているときに終了するとウィンドウ位置が記憶されないバグを修正。
[バグ修正] キーボードによるボタン押下でボタンが無効化されるとフォーカス移動ができなくなるバグを修正。
[バグ修正] オプション画面からエディタの背景色変更が行われないバグを修正。
[バグ修正] 色設定の「キャレット(IME ON)」が未チェックだと通常時キャレットの色が変更されないバグを修正。
[バグ修正] メモ一覧にファイルをドロップしてメモを作成したときにスクロールバーが設定されないバグを修正。
[バグ修正] オプション画面表示ボタンの右クリックメニューの一部の項目が機能していないバグを修正。
[バグ修正] ウィンドウがタスクバーに重なった状態から最大化するとタスクバーが更新されないバグを修正。
[バグ修正] タスク表示切り替えでウィンドウの半透明化が無効になるバグを修正。
[バグ修正] Cドライブ以外から始まるファイル(フォルダ)パスがクリッカブル認識されないバグを修正。
[バグ修正] 相対パスのリンクのルートがメモがあるフォルダになっていなかったバグを修正。
[バグ修正] ウィンドウの幅が小さいとステータスバーの文字が重なって見づらくなる不具合を改善。
[バグ修正] ファイルがないメモの選択したときの処理を改善。(画面にメッセージを表示するようにしました。)

その他、各選択ダイアログの変更と拡張、表示メッセージの調整。ドキュメントの書き加えと修正。

Ver.1.6
2009/04/11

[機能追加] クリッカブルURL機能の追加。(URLの他、メールアドレス・ファイルパス・メモリンクがあります)
[機能追加] タブ・半角スペース・全角スペース・改行・EOF・検索ワード背景を表示できるようにした。
[機能追加] エディタ画面の色やキーワードをオプション画面から設定できるようにした。
[機能追加] クリップボード貼り付け機能の「メモを指定」のメモ名に書式を指定できるようにした。
[機能追加] メモ一覧の垂直スクロールバーの表示/非表示を設定できるようにした。
[機能追加] ショートカットキー「選択テキストを検索」など計4つ追加。(キー設定を一部変更しています。)
[機能追加] 「リスト選択や移動をループさせる」オプションを追加。
[機能追加] 外部ツールの実行条件を追加。
[機能追加] オプション画面の外部ツールの項目をマウスのドラッグで並び替えできるようにした。

[仕様変更] 管理フォルダにメモ設定ファイル「memo.ini」がある場合はテキストファイル検索を省くようにした。
[仕様変更] クリップボード貼り付け機能の「メモを指定」の項目に管理フォルダとメモを指定する仕様に変更。
[仕様変更] 「メモのパスをコピー」をフルパスでコピーされるようにした。
[仕様変更] エディタのダブルクリック&ドラッグで単語単位に選択できるようにした。
[仕様変更] マウス操作によるテキスト選択の改善。(行選択やタブ文字の選択など)
[仕様変更] テーマのキャレットの表示位置をフォントのベースラインに合わせるようにした。
[仕様変更] アプリケーションキーでのメニューをキャレット位置に表示させるようにした。
[仕様変更] マウスホイールでの行間変更で上に回して行間をプラスする動作を初期設定にした。
[仕様変更] 管理フォルダ設定の改善。(以前は設定キャンセル時でも初期化処理を行っていました)
[仕様変更] メモ設定ファイルの仕様を変更。(暗号化されているかどうかの項目を追加しました)
[仕様変更] キーワード定義ファイルの仕様を変更。(色は「system.ini」に保存するようにしました)

[バグ修正] 相対パスで指定された管理フォルダのメモを削除すると「ごみ箱」に入らないバグを修正。
[バグ修正] クリップボード貼り付け位置が末尾のときカーソル位置が正しく設定されない場合があるバグを修正。
[バグ修正] クリップボード貼り付け時に新規メモ作成確認ダイアログの文字がコピーされてしまうバグを修正。
[バグ修正] 外部ツールの作業フォルダが設定されず正しく実行されないバグを修正。
[バグ修正] 日付が変わったときにカレンダーが更新されてしまうバグを修正。
[バグ修正] キーワード定義ファイルの一行が長い場合に正しくキーワードが登録されないバグを修正。
[バグ修正] タブが1つのときにタブを削除すると画面が正しく遷移しないバグを修正。
[バグ修正] ステータスバーのカーソル位置などがメモを開いたときやすべて選択時に表示されないバグを修正。
[バグ修正] テキストが多いメモを開くときや貼り付け時にスクロールバーが正しく設定されないバグを修正。
[バグ修正] タスクトレイメニューが正常に表示されないバグを修正。
[バグ修正] タブ非表示のサウンドがタブ表示と同じになっていたバグを修正。

その他、動作速度の改善。ドキュメントの書き加えと修正。

Ver.1.5
2009/01/21

[機能追加] 複数のフォルダのメモを管理できるようにした。
[機能追加] 外部ツール実行機能の改良。(ショートカットキーやその他のオプションを追加しています。)
[機能追加] 各種ホットキーの追加。
[機能追加] 「ホットキーを一時的に無効にする」オプションを追加。
[機能追加] タブ操作関係のショートカットキーやオプション、操作音を追加。
[機能追加] メモ設定ファイルを保存するかどうか設定できるようにした。
[機能追加] スクロールバーの幅を変更できるようにした。(テーマの項目になります。)

[仕様変更] オプション画面の整理。(項目の追加などを行っています。)
[仕様変更] メモ一覧と外部ツールをサブメニューに表示するようにした。(以前のオプションは廃止しました。)
[仕様変更] キーやマウスの操作設定をシステム設定ファイルに記録するようにした。(「key.ini」廃止)
[仕様変更] 暗号化ファイルにパスワードのヒントを含めるようにした。
[仕様変更] エディタ部分の右クリックメニューに「削除」を追加。
[仕様変更] エディタの「すべて選択」でスクロールバー位置を移動しないようにした。
[仕様変更] テーマ変更速度の改善。(テーマ設定の項目追加や項目の省略も可としました。)
[仕様変更] キーワード色分け描画速度の改善。
[仕様変更] スタートアップ登録機能を再実装。
[仕様変更] タスクトレイアイコンのツールチップにバージョン情報を表示するようにした。

[バグ修正] メモ一覧描画時にメモリリークが発生して操作できなくなるバグを修正。
[バグ修正] メモの編集中に新規メモを作成するとメモが保存されないバグを修正。
[バグ修正] 暗号化メモの編集中にパスワード変更するとパスワードが解除されてしまうバグを修正。
[バグ修正] 外部ツールのホットキーが設定できないバグを修正。
[バグ修正] オプション画面から「常に手前に表示する」を変更しても正しく設定されないバグを修正。
[バグ修正] クリップボード監視が動作してしまうことがあるバグを修正。
[バグ修正] クリップボードのテキストを末尾に貼り付ける際にスクロールバー位置が先頭になるバグを修正。
[バグ修正] 水平スクロールバーの位置の復元処理でスクロール位置が正しく戻らないバグを修正。
[バグ修正] キー設定を初期化した後キャンセルするとショートカットキーが無効になるバグを修正。
[バグ修正] メニューのショートカットキーを非表示にしてもエディタのメニューの一部が表示されるバグを修正。
[バグ修正] エディタ背景画像が途切れて表示される場合があるバグを修正。
[バグ修正] 日付が変わったときにカレンダーが更新されない不具合を修正。
[バグ修正] メモの先頭が暗号化ファイルヘッダと同じだと暗号化ファイルと判断されてしまう不具合を修正。
[バグ修正] 拡張キーの名前を正しく表示するようにした。(「Delete」や「Page Up」など)

その他、表示や再生のタイミングの調整。テーマ仕様の変更。ドキュメントの書き加えと修正。

Ver.1.4
2008/11/02

[機能追加] エディタの左と上の余白を設定できるようにした。

[仕様変更] テーマ画像がない場合でも最小化でタスクトレイアイコンを変化させるようにした。
[仕様変更] キャレットの前後情報を保存するようにした。(以前は必ず後方になっていました。)
[仕様変更] スタートアップ登録機能を廃止。(使用頻度が少ないと思われるため)

[バグ修正] パスワード入力を省略する設定にしてメモを変更するとパスワードが解除されてしまうバグを修正。
[バグ修正] 起動時のウィンドウを最小化して起動することができないバグを修正。
[バグ修正] ステータスバーのメモ番号が更新されない場合があるバグを修正。
[バグ修正] 署名挿入のショートカットキーが設定できないバグを修正。(配列がオーバーフローしていました。)
[バグ修正] タスクバーボタン最小化やタイトルバー状態で終了すると起動時に正しく表示されないバグを修正。
[バグ修正] タスクバーのボタンを表示するときに最小化でメモが保存されないバグを修正。
[バグ修正] パスワード変更後にキャレット位置がリセットされてしまう場合があるバグを修正。
[バグ修正] メモの新規作成でメモ一覧のスクロールバーが更新されないバグを修正。
[バグ修正] 外部ツールのパラメータ[BACKIMAGE]のパスが正しく取得できていないバグを修正。
[バグ修正] エディタ1行目で行間が狭いとき入力するとIMEの変換ウィンドウが表示される不具合を修正。
[バグ修正] オプション画面からテーマを選択するとエディタのキャレットが点滅する不具合を修正。

その他、システム設定ファイルの見直し、警告ダイアログのメッセージなどの修正。

Ver.1.3
2008/10/24

[機能追加] アプリケーション起動時にIMEの日本語入力をONにするオプションを追加。
[機能追加] タスク表示をタスクバーボタンとタスクトレイから選べるようにした。
[機能追加] エディタ画面にファイルをドロップできるようにした。(ファイル内容やパスの挿入などが可能です。)
[機能追加] メモ一覧上でマウスホイール操作やメモのドラッグ移動時に上下にスクロールするようにした。
[機能追加] メインメニューにメモ一覧を表示するオプションを追加。
[機能追加] スプリッター移動時にウィンドウの描画を省略できるようにした。(CPU使用率軽減の効果)

[仕様変更] ウィンドウ表示ホットスポットの左右上下をラジオボタンからチェックボックスに変更。
[仕様変更] 多重起動禁止処理でメッセージを出さずに先に起動したウィンドウをアクティブにするようにした。
[仕様変更] メモを選択した瞬間に再描画するようにした。(体感速度がアップしました。)
[仕様変更] パスワード省略を行わない場合にはメモリにパスワードを記憶しないようにした。
[仕様変更] パスワード省略のチェックをはずしたときにメモリ上のパスワードを消去するようにした。
[仕様変更] フォント拡大縮小機能でマウスホイールを上に回して拡大、下に回して縮小を初期設定にした。
[仕様変更] オプション画面の「ウィンドウに影を付ける」の初期設定をオフにした。
[仕様変更] オプション画面に「複数起動を許可する」を追加。(使い所が難しいオプションかもしれません。)
[仕様変更] メモのドラッグ移動をEscキーでキャンセルできるようにした。
[仕様変更] テーマの仕様を変更。(画像がない場合のアイコン描画やキー名などの見直しを行っています。)

[バグ修正] 日付と時刻の書式が設定ファイルから読み出されないバグを修正。
[バグ修正] パスワードを設定したメモのキャレット位置が記憶されない場合があるバグを修正。
[バグ修正] 起動時に開くメモが右端で折り返す設定のときスクロールバーが上に移動してしまうバグを修正。
[バグ修正] 外部ツールのパラメータ[FILENAME]と[FILEPATH]の文字列が二重に取得されていたバグを修正。
[バグ修正] プロパティ表示でファイルの更新日時とアクセス日時が逆になっていたバグを修正。
[バグ修正] メモの順番を変えたときにステータスバーが更新されないバグを修正。
[バグ修正] 右端で折り返す長さが設定直後とメモ読み込み後で異なるバグを修正。
[バグ修正] テーマ変更でタスクトレイアイコンが変更されないバグを修正。
[バグ修正] 「メモフォルダを開く」などフォルダ存在チェック時にメモリリークしていたバグを修正。
[バグ修正] メモの名前変更テキストボックスのキャレットが表示されなくなる不具合を修正。
[バグ修正] メモ一覧の一行の高さを変更したときにメモ一覧のスクロールバーが変化しない不具合を修正。

その他、オプション画面の用語や配置の変更、初期設定値の変更。ドキュメントの書き加えと修正。

Ver.1.2
2008/07/13

[機能追加] 各メモのフォント名、フォントサイズ、フォントスタイル、行間、折り返し設定を記憶できるようにした。
[機能追加] 外部ツールのパスとパラメータに編集情報を付加できるようにした。
[機能追加] クリップボードコピー処理を改良してクリップボード監視ができるようにした。(操作音も追加。)
[機能追加] マウス設定のテキストエディタの操作に「行間変更」を追加。
[機能追加] ショートカットキーの「フォント変更」「メモの一行目をメモ名に設定」など計7つを追加。
[機能追加] メモの名前が重複した場合の連番で前後の文字列を追加できるようにした。
[機能追加] 検索ダイアログ表示時に「キャレット位置の文字を検索文字列にする」の設定を追加。

[仕様変更] ウィンドウ表示切り替えホットキーの処理でアクティブでない場合はアクティブになるようにした。
[仕様変更] エディタの左余白のクリックで1行選択されるようにした。
[仕様変更] エディタの単語選択を細かくした。(以前は半角スペースなどで区切っていました。)
[仕様変更] エディタの行間に負の値を指定できるようにした。
[仕様変更] 外部ツール名を半角ハイフン「-」にした場合メニュー表示時にセパレータになるようにした。
[仕様変更] 外部ツールを新規作成したとき現在選択されているアイテム位置に追加するようにした。
[仕様変更] オプション画面の表示位置をデスクトップ作業領域の中央に表示するようにした。
[仕様変更] タスクトレイのポップアップメニュー項目の「常に手前に表示」など計3つを表示しないようにした。
[仕様変更] ショートカットキーの「ウィンドウ非表示」は最小化と同じ意味であるため廃止。
[仕様変更] メモの名前変更でタブ文字を制限し、「,」と「;」を入力できるようにした。

[バグ修正] パスワード入力画面で現在メモのパスワード変更を行うと前回のメモが表示されるバグを修正。
[バグ修正] メモのファイル名に「,」を含む、または「;」で始まる場合、メモの順番が反映されないバグを修正。
[バグ修正] 上方向の検索で特定の文字が正常に検索されないバグを修正。
[バグ修正] テキストエディタのフォントスタイルが設定ファイルから読み書きされていないバグを修正。
[バグ修正] メニューのアクセスキー重複とショートカットキーの有無でメニュー順番が異なるバグを修正。
[バグ修正] オプション画面で設定可能なホットキーを指定しても警告メッセージが表示されてしまうバグを修正。
[バグ修正] 非アクティブ時動作がダイアログを表示するときに実行されてしまう不具合を修正。
[バグ修正] タスクトレイのポップアップメニューからオプション画面が複数表示されてしまう不具合を修正。

その他、オプション画面の用語と配置の修正、テーマの色設定項目の変更、ドキュメントの書き加えと修正。

Ver.1.1
2008/06/10

[機能追加] クリップボード文字列をコピーするホットキー機能で貼り付けを行うメモを選択できるようにした。
[機能追加] メモ一覧にテキストファイルをドラッグ&ドロップしてメモとしてコピー作成できるようにした。
[機能追加] メモ一覧を左右に配置できるようにした。(他、スプリッターの操作性が向上しています。)
[機能追加] IME日本語入力ON/OFFでテーマの画像を使用しないときでもキャレットの色が変化するようにした。
[機能追加] 設定画面の外部ツール一覧のリストビューにドラッグ&ドロップでツールを追加できるようにした。
[機能追加] 設定画面のパス入力テキストボックスにファイルをドロップしたときファイル名を取得できるようにした。
[機能追加] タイトルバーのボタン順を変更できるようにした。(設定ファイルを編集する必要があります。)
[機能追加] カレンダーの週初めの曜日を変更できるようにした。(テーマのファイルを編集する必要があります。)
[機能追加] 再生可能な操作音を追加。
[機能追加] バージョンリソースを実行ファイルに同梱。(実行ファイルのプロパティから閲覧できます。)

[仕様変更] メモ項目以外を右クリックしてメモ作成した場合現在メモ直前でなく一番下に作成する仕様に変更。
[仕様変更] クリップボード文字列をコピーするホットキー機能で貼り付ける位置の「現在位置」を廃止。
[仕様変更] 外部ツール実行時にツールのパスが何も入力されていない場合にメッセージを表示するようにした。
[仕様変更] テキスト上書きモード時にキャレット幅が現在位置の1文字分ではなくフォントの平均幅に固定した。
[仕様変更] エディタ背景切り替えショートカットキーの切り替わり順番をオプション画面の並びと同じにした。
[仕様変更] PSAPI.DLLを動的ロードするようにしてWindows98でもプログラム開始エラーにしないようにした。

[バグ修正] Windowsのログオフまたは終了時にメモ内容やアプリケーション設定が保存されないバグを修正。
[バグ修正] 開いているメモ以外のメモを削除したときメモ内容が保存されず異なるメモが開くバグを修正。
[バグ修正] 新規作成時に今まで開いていたメモのキャレット位置などが保存されないバグを修正。
[バグ修正] タスクトレイアイコン登録時間が設定ファイルから読み書きされていないバグを修正。
[バグ修正] 設定画面からメモ一覧とステータスバーの表示を切り替えたとき再描画されない不具合を修正。
[バグ修正] ウィンドウシェード状態のときにテーマ変更するとタイトルバーの高さが変化しない不具合を修正。

その他、テーマ画像の配置割りの変更やドキュメントの書き加えと修正。

Ver.1.0
2008/06/01
公開