COAT, MAN’S COTTON NYLON WRS. OG-107-W/HOOD

  MIL-C-43455?  DSA100-70-C-0645
ALLEN OVERALL CO., INC.

実物

 

 

 


契約年度1970年のM-65 FIELD JACKETです
1966年より30年以上に渡って採用され続けたM-65は、その間に数回MODELの変遷を経ていますが
これは2nd Modelとなります
(Modelの詳細についてはMASHさんの
こちらをご覧下さい)

パッチ跡や酷い汚れも無く程度が良い事から、恐らく軍での実使用品では無いと思います
裾のドローコードは外されていますが、ポケットの中にちゃんと添付されておりましたw
惜しむらくは、襟の中のフードが切り取られて欠損している事です
恐らく前の持ち主さんが、背中に当るのを嫌って切除されたのだと思いますが
実際の所、背中がスッキリとしてかなり着易くなっています
フードを使う事が無いと思われる方には、良い手かもしれないですね...
私自身は、あえて切るという事はしない(出来ない)とは思いますが

ライニングはノンリップのコットン生地ですが
その上に同じく1970年契約の着脱式ライナーを装着してあります
後年(80年代)のライナーとの差異は

・ラベルが白色(後年は緑色)

・袖先のボタン留めがナイロン生地(後年はコットン)

・全体に後年に比べ中綿が薄手

といった所でしょうか

ファスナーは襟/メイン共にSCOVILLのアルミ製です
メインはスプリングロック式のスライダーになっています
アルミファスナーは1st〜2nd Model迄の採用で、3rd Modelからは真鍮製となります
ファスナーテープ下端にお約束のほつれが起きていたため、
ナイロン製のリペアテープで強化してあります


こちらも2nd Modelまでの特徴で、手首の絞り部分にマチが付いています
3rd以降は省略されたようですが、さもありなんで私も必要性を感じません
着込まれたモノは、ここが痛んでいる事が多いようです


遮風性・保温性が高く、下に着込む必要が無いので
M-65に関しては、X-SMALLを着用しています

 

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