リペアあれこれ

その1

 

 

!! WARNING !!
以下の内容は、私が実際に試した経験に基づく内容ですが
同様の行為を行った場合について、結果を保証するものではありません
また、同様の行為を行う事をお勧めするものでもありません
もし、あなたがお試しになる場合には
御自身の責任において決断の上、行って頂けますようお願い致します

 

 

 

さて

大好きなMA-1なのですが、実は心底気に食わない部分もあります

リブです

本体の頑丈さに比べてこのリブときたら、なんでこんなに不釣合いなのかと思うくらい
弱いのですね
虫に喰われる、縮む、伸びる、ほつれる、毛羽立つ...etc
私はテンションが落ちて緩んだリブ(特に腰リブ)が大嫌いなのですが、
古着を手に入れた場合、まず大抵はリブが使い物にならない状態になっています
安価で交換できればいいのですが、全てのリブを交換に出すと2〜3万は軽くかかりますので
おいそれと出す訳にも行かず、リブ交換予備軍の在庫ばかりが増えて困りますw

そういった面では、さすがに民間品のアクリルリブは優れておりまして
虫に喰われない、ウールの様に縮まない、伸びにも強い、洗濯にも耐えると
正直な所、これがリペアパーツで手に入るのなら、ウールリブと全て交換してしまいたいなどと
思ったりもするのでございますw
風合いはウールリブには劣るのですけれどね

そんな優秀なアクリルリブですが、毛羽立ち・毛玉についてはウールリブよりも弱いみたいです
ちょっと着込んでやると、すぐに表面が毛羽立ってきて貧乏臭さを漂わせる風情になります
これはウールリブの「ちょっとやれたいい感じ」とは全然違うものですし、放っておくとほつれの原因にもなります
しかし、世の中には優れた発明というものがあるんですね
「毛玉取り機」です
古着を集めるようになると、なにかと重宝するので、もはや無くてはならない必需品となっております


上の襟リブは、左が入手時の毛羽立った状態で、右が毛玉取り機で処理後の状態です

 

 

袖リブの毛玉取り前と

毛玉取り完了後

 

ちょっとした手間ですが、随分と見栄えが変わるものです
これでまた気持ちよく着ることが出来そうです

 

 

 

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