Diary
カオサンロード

Khaosan road
アジアを旅すればその土地云々で貧乏旅行者の為の安宿街なるものが存在している。
日本であれば、職も持たないフラフラした外国人の若者を宿泊させてくれるようなところは少ないかもしれないが
大らかなアジアの国では受け入れ間口も広く滅多なことでは宿泊拒否をされるような事は無い。
アジア最大、いや世界最大の安宿街はバンコクの「カオサンロード」であろう。
ドンムアン空港からローカルバスで2時間半、バンコクの中心から少し外れた位置にあるこの場所は
世界中のバックパッカーのターミナルストリートとなっている。
全長200m程のストリートには、怪しげなネオンを放つカフェに一泊200円程で宿泊できるような安宿、
そして屋台、両替屋、格安旅行代理店、土産物屋まであって旅に必要な物は何でも揃う。怪しい店に至っては、
金に困った旅行者の最終手段として「パスポート」を買い取ってくれる店や、偽造の「スチューデントヴィザ」や
「ジャーナリストヴィザ」を販売している店まである。
(俺は買ったことが無いが、「ジャーナリストヴィザ」を持っていると戦争等で治安が悪く
一般旅行者が入国できない国にも入ることが出来るそうだ)
そこに居る人間達がグローバルなら会話も当然グローバル。
「ニュージーランドからシンガポール経由でここに着いたんだ。これから陸路でドイツに帰るんだよ」
「中国から入ってラオスを抜けてここに辿り着いたんだ」
「帰国期限までまだ日があるからカンボジアにでも行こうかな」
「ネパールってガンジャが安いの?メキシコは安いらしいよ」
「アフリカだけは行った事がないんだよな。」
「インドとネパールは好きで20回程行ったよ、それとチベットは良いよ」
こんな感じ。
旅の出発点であり終着点でもある「カオサンロード」
今日も各国のバックパッカー達が、未だ見ぬ世界に心躍らせている事だろう。
