第5話 誘拐そして隔離


この日は午後の講義が休講だったため、早く帰宅することができました。
なので、前回書いた『間引き』を実行しました。


間引きをされる前のひまわりちゃんの姿をどうぞ。



1,2,3,4,5,6,7,8,…9……。

あれ、どこまで数えたっけな?

んっと……いっぱいひまわりちゃんがいますね。
僕は2桁の数字以上は数えられません。
1,2,3,4,5…いっぱいです。


早速間引きをするために、この子達を外に連れ出します。



あー今日は暖かいなぁ〜。
外の気温は25℃と4月とは思えない陽気でした。
ひまわりちゃんたちも初めて出る外の世界に、ワクワクテカテカです。

暖かいな〜(*´∀`)
暖かいね〜(´∀`*)

と仲良く談笑している様なほほえましい光景に見えます。
とても仲良しです。




これからなにをされるかも知らずに…。


いざ…。




間引き!!






ガサガサガサガサガサッ!!


え!?え!?えええええ!!
わああわぁぁあああご主人!!やめてくだされー!!
そ、そんな…今まで優しかったご主人様が…そんな…
助けてーお願いしますんああ゛あ゛っっ!!らめぇぇえええ!!


という悲鳴が聞こえてくるようです。
本気でひまわりちゃんの芽を抜いているとき悲しくなったのは、
僕の心が弱すぎるのでしょうか。

この状況は、あれですよ。
漫画とかでよくあるパターンですよ(ナルトとかエンジェルハートとか)

殺人者となる教育を受けるための養成施設の最終試験が、
同じ釜の飯を食べあった仲間達を殺しあって、生き残ったものだけが卒業できる…みたいな展開です。


更に拍車をかけるように、
ヒマワリの根は、主根と側根がはっきりしていて、
今まで育っていた缶の中の土をしっかりと掴んでいました。



なので抜くたびにブチブチと側根が切れる音が立ちました。

なんか本当に罪悪感を受ける…。






とりあえず抜きました。
抜いた子達は庭に埋めたのですが、
庭の土はとても痩せていて、掘りあげてもミミズの一匹も出てこないような土です。
今まで育ってきた場所が、お湯を注いで人工的に栄養化を多く含んだ土だったので、この庭の土に対応できるかが心配です。この後水をかけたのですが、若干しんなりしています。
不安だなぁ。




残った3匹のひまわりちゃんも、心なしかぐったりしています。
元気がありません。



ついでなので、今日中にもこもこちゃんも間引きすることにしました。
ひまわりちゃんで僕の心はショックを受けていたのですが、もこもこちゃんの間引きを後々に計画しても、ひまわりちゃんの出来事が衝撃的だったために、『やりたくないやりたくない』と考えてしまって、間引きするタイミングを逃し、手遅れになってしまうことも考えられるからです。

ひまわりちゃんのようにまずは、もこもこちゃんの缶の中に手をつっこみ…、

スルッ

「あれ?」



写真の通り側根がありません。
ひまわりちゃんと違って、スルリと抜けてしまいます。

これには若干拍子抜けでした。
罪悪感もひまわりちゃん程なく、即座に終わりました。
よかったぁ…。

あとは庭に植えた子達が成長してくれるのを願うだけです。




缶にはひまわりちゃんと同様に3匹だけ入れておきました。






最後に。






無視


お、お前は…ほんとになぁ〜。