片山喜八郎 ・ 太田映子 共編  
  邦語文献を対象とする 参考調査便覧(CD-ROM版)  



CD−ROM 版 と 活字版

 本書の初版は、1986年に刊行された。あらゆるテーマに関するレファレンス・ツールをガイドする本邦唯一の総合的高次文献と して、図書館界で高い評価を受け、日本図書館協会選定図書ともなっている。
  この初版をベースとして、その後に発表された膨大なレファレンス・ツールを加えて飛躍的に充実させたものが本書誌であり、内容のボリュームは初版の2倍近いものとなってい る。この改訂版の作成に取り掛かって、はや13年の月日を閲したが、その年月は、常に現在的なデータであることを保つことの出来 るCD-ROMという電子的な方法を与えてくれた。しかし電子版には一覧性に欠けるという致命的な欠陥がある。ついては、それを 補うものとして3万を超えるキーワード一覧を別刷りで用意した。
 それでも、活字版をという要望は強く、その声に押されて冊子版への組み換え編集を行ったが、なんと総頁1,773p、厚さが 6cmを越え、重量が2.4kgになったのには少々驚いている。なお冊子版の購入者については、CDの補遺版を添付し、CDー ROM版同様に、常に現在的なデータを保てるようにしてある。したがって内容的には、CD−ROM版と全く同じである。
(本書の内容の詳細、評価等につ いては「図書館雑誌の書評」をご覧ください)




ユーザー評ブログ[MonNikki]より転載 松山龍彦氏
 とんでもない本が職場に納品されてきた。國學院大學栃木学園図書館の片山喜八郎、太田映子両氏による『邦語文献を対象とする参 考調査便覧』だ。参考調査便覧とは一般の読者にはなにやら聞きなれない言葉。簡単に言うと「調べものをするときに使う本にはどん なものがあるかの総リスト」です。この本がすごいのはありとあらゆる分野についてカバーしている事。アコーディオン、覚醒剤中 毒、サスチューニング、但馬牛、なわとび、歯ぎしり、招き猫、槍ヶ岳ほか全29,822件のキーに対応するツールがリストアップ されている。ネットや図書館の検索システムでは容易に探すことのできないいわゆる灰色文献も含まれていることも素晴らしい。すべ ての本について (1)解題 (2)書誌 (3)参考文献などのようにその種類が番号で表されていることも見逃せない。図書館員のライフワークはこのような書誌を完成させることとはよく聞くが、これは見事。




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