書誌研究の会叢刊  
  邦語文献を対象とする 参考調査便覧 CD版  
 

 キーワード 36,181個 ガイドする文献数(10万件を超えるが数値は流動的)  頒価2,700円

 
   



老練な図書館員の頭脳を若い館員が丸ごと借り受ける方法はないものか、そんなことに妄想を膨らませて参考図書を拾い始めたのは何年前 のことだったろうか。初めて書物という形にして世に問うたのは1986年の事だった。その時すでに千頁を超えんとする勢いでは先が思 いやられた。案外電子化の道はその時から開けていたのかも知れない。2004年増補版刊行。なんと総頁1,773p、厚さが6cmを 越え、重量が2.4kgになったのには少々驚いている。総頁数は1500を超えた。以後CD-ROMのお世話になる。そして常に現在 的なデータを提供できる唯一のメディアであることを実感している。




ユーザー評ブログ[MonNikki]より転載 松山龍彦氏
 とんでもない本が職場に納品されてきた。國學院大學栃木学園図書館の片山喜八郎、太田映子両氏による『邦語文献を対象とする参 考調査便覧』だ。参考調査便覧とは一般の読者にはなにやら聞きなれない言葉。簡単に言うと「調べものをするときに使う本にはどん なものがあるかの総リスト」です。この本がすごいのはありとあらゆる分野についてカバーしている事。アコーディオン、覚醒剤中 毒、サスチューニング、但馬牛、なわとび、歯ぎしり、招き猫、槍ヶ岳ほか全29,822件のキーに対応するツールがリストアップ されている。ネットや図書館の検索システムでは容易に探すことのできないいわゆる灰色文献も含まれていることも素晴らしい。すべ ての本について (1)解題 (2)書誌 (3)参考文献などのようにその種類が番号で表されていることも見逃せない。図書館員のライフワークはこのような書誌を完成させることとはよく聞くが、これは見事。




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