NO. 2 登山記


  赤城山 (黒桧山) 日帰り周回 単独
  (平成13年6月3日)

記録
8:20 赤城山ビジターセンター出発
9:15 駒ヶ岳山頂 着
9:30 大ダルミ 着
10:20 黒桧山大神 着
11:05 黒桧山山頂 着
11:30 分岐
12:40 黒桧山登山口
13:05 赤城山ビジターセンター 着
山行報告
天気は申分ない快晴。大間々経由大胡赤城線を走る。車窓から山の中腹のツツジが時折見え、朝日に映え綺麗である。途中車道の所々に車の駐車があり、山菜取りのであろうか? ビジターセンター前はすでに登山者、観光客がおり賑わっていた。予定より早く着いたので早速登山開始、一気に登り駒ヶ岳山頂に立つ。鉄階段、急坂があり、ガイドブックの前知識から見て思ったより難儀した。見晴らしが良く遠く雲海に浮かぶ富士山、雪をかぶる八ヶ岳連峰の山々がはっきりと見える。小休止の後、大ダルミより登り返し駒山頂に立った後だけに黒桧大神までの道のりは、急登もありきつかった。しかし そのお陰か眺めは一段と素晴らしく、疲れを癒し、暫し時間を忘れた。行き交う人の情報で、黒桧山頂は賑わっているとの事、腹ごしらえと、その景色に時間をとった。中高年のご夫婦が黒桧山頂と思いこみ満足していた様子であった。目指す山頂には狭い所に100人前後はいたろうか?足の踏み場もない程込合っていた。騒がしく折角の景色も、気分も台無しである。地元の方であろうか、山頂より北に5分ほど下ると、展望台が有る旨教えて頂き、山頂より何と素晴らしい景色である。雲ひとつ無い空に先に見た景色の全景がくっきりと映え、帰りたくない心境である。この場所はあまり知られていないせいか、黒桧山頂とは対照的に、大変と静かな数人の登山者で、景色を味わい登山と言う事を心から堪能しているようであった。又 それに相応しい場所でもある。男体山、日光白根山、遠く燧岳、槍ヶ岳等が見え、雄大なパノラマは天候にも助けられたが シーズン中には 余り見られない景色だそうである。近景の山々の緑、赤や紫、白のツツジ、特に紫色のツツジは見事である。又 大沼、小沼の水の色も静かにたたえ美しく、全てに満足する一時であった。

  霧ケ峰 日帰り周回 大野正男 田中 茂
  (平成13年7月2日)

記録
10:20 車山高原
12:10 車山 山頂 着
13:10 下山
13:30 コロボックル ヒュッテ 及び ロイヤルイン前 バス亭着
14:00 車山高原 着
15:50 蓼科温泉ホテル(小斉の湯)着 宿泊
山行報告
天気は快晴。梅雨の時期ではあるが、2日と3日は晴れ、4日は曇との予報通りの空である。高原は時間的にすでに一般客が、バス,マイカーで大勢訪れていた。4人乗りのリフトは山頂を目指す観光客で満席である。草原の見渡せる山頂は目の前であるため、意識的に白樺湖にも通じる東側のルートより登り始める。登山のカッコをしている姿も見当たらず、少し気恥ずかしい気分である。百名山に挑戦中だと自分に言い聞かせ歩く。見渡す限り広々とした草原であり対象物もないので、起伏の差も感じられず、ウォーキングのような大きな歩幅になり、日差しの暑さも相俟って2人して直ぐバテてしまった。休憩後マイペースを取り戻す。登るにつれ草原も雄大さを増し縦横無尽のルートにハイキング、散策には最高のロケーションである。何故? 百名山か! 疑問の末 深田 久弥によれば、「山には登る山と遊ぶ山とがある・・・・・・」とあり納得。車山山頂には大きな無人レーダー基地がそびえ、リフトで運ばれた大勢の観光客で賑わっていた。他の山のような頂上の趣はないが、眺望が素晴らしい。手に取れるような 蓼科山、八ヶ岳連峰である。あっけない登頂に物足りず、八島ヶ原湿原に縦走しようと思ったが、単調な草原歩行である為、イメージ登山をして省略した。所々に咲くニッコウキスゲの満開の花と、広大な草原を思い出として刻み、またひとつ百名山を完登した事に満足する。明日は蓼科山に挑戦である。

  利尻岳(山) 日帰りピストン 北海道歩こう会メンバー
  (吉川、小野寺、山崎、宮崎、川上、田中 茂 計6名)
  (平成13年7月13日)

記録
4:35 ペンション出発
5:20 登山口 着
5:50 甘露泉(名水百選)登山開始
7:00 5合目
11:30 9合目
11:40 沓形分岐手前(9合目付近)で下山
15:10 登山口
16:00 ペンション着
昨日稚内から船で渡り、綺麗なペンションに一般客と一緒に泊る。すがすがしい朝をむかえる。天候は快晴。珍しく利尻岳山頂が見える。空気も澄んでいて関東と違って景色もハッキリと見える。登山に絶好のコンデイションである。海抜 ゼロメートルからの登山で登り口まで約1時間歩きである。ゼロメートルからの登山はあまり例を見ないであろう。登山口はキャンプ場にもなっており、20〜30張りのテントがあった。又4〜5人 及び10人前後の登山客が旅館の送迎用バスで次々と到着し賑わっていた。登山口は海抜580mである。甘露泉で水を補給して長い登りに出発する。順調に5合目を過ぎ、6号目第一見晴台手前の急坂で、暑さと疲労で2人の調子が出ず、休憩を充分取る。予定時間を大幅に遅れて7合目上の第二見晴台まで登るが、2人ダウンしてしまった。他の人達も疲労が激しく、下山する事に決定。折角のチャンスに私だけ登ることにした。チームワークとしては頂けない行為である。時間も相当ロスしており、頂上を目指すには、帰りのフェリー乗船までの時間がギリギリであったので、頂上を12時下山する事を約束して、登れる所まで登ることにした。9合目まで登り早目の昼食を摂っていた時、風が強く草むらの上に置いた水筒を謝って転倒させてしまい、水の大半をこぼしてしまつた。これから頂上まで約1時間位かかり、暑さと、足元がガレ場の急登なズリ坂でもあり、水を失った事で、すぐ目の前の頂上を残念ながら諦めて下山した。本当に残念である。暑さと疲労の性か、他のパーティーの数人も途中で下山していた。折角の機会であったが、頂上を目の前にして途中下山は始めてで誠に残念至極である。しかし 無理をしないのも、登山の鉄則である。9合目付近に満開に咲く黄一色のエゾカンゾウ、夏を惜しむように咲く小さな高山植物の花々、遠く海に浮かぶ礼文島、利尻山腹から眺める周りの海が見える利尻島、素晴らしい景色である。脳裏につぶさに焼き付けた。帰路は宗谷岬にある民宿に宿泊し、新鮮な魚介類の料理に大満足である。又 サロベツ原野への案内などもあり、札幌の皆さんの心遣いに楽しい登山と観光の旅となつた。

  羊蹄山 縦走 単独
  (平成13年7月16日)

記録
7月16日 7月17日
 4:50 駅の宿 比羅夫 出発 9:00 仙台港 着
 5:00 登山口 11:43 新幹線にて小山 着
 6:00 豪雨の為登山中止
19:00 苫小牧 フェリー乗船
梅雨前線の停滞により1週間降ったりね止んだりの空模様との事である。前日の小樽は晴れ間もあったが小雨ぱらつく変わり易い天候であった。20数年振りに観光した後、15日午後4時ごろ比羅夫駅に到着する。駅舎はあるが無人駅である。登山口の駅として駅前は商店や民宿もあるだろう期待していたが、何も無い寂しい所である。駅舎の人に聞いたところ、駅舎が民宿であるとの事、驚きと運の良さに感激する。早速泊めて貰うことにしたが、大坂から来た中高年の先客がすでに宿泊していて、今日羊蹄山を下山して来ると言う。相部屋となった。ログハウス造りの4名が泊れるベット据付けである。風呂も太い丸太を切りぬいたもので、明かりもガラスホヤの石油ランプで、ムード満点である。夕食は駅のホームでバーベキュウ、停車する電車の乗客全員の視線を浴び、最高の気分である。生憎の雨であったが屋根テントも慣れた設置で支障もない。先客と2人して登山談義に花を咲かせた思い出深い一時となった。16日は前夜からの雨も降り止まず、取り敢えず登山口まで送って頂いた。登山口はキャンプ場もあって、テントが4張りあったが、豪雨に誰も起きる気配もない。間断なく降り続く雨に時折強く降り、登るか登らないかの判断に苦しむ。6時まで様子を見て登る決断をする。樹林帯を歩き始めたが、降りしきる雨音が木の葉に落ちる雫音と共に意外と大きく恐ろしいほどである。又 雨とガスで薄暗く20〜30mの視界である。又 登山道も鉄砲水となり、拳大の石がゴロゴロ流れ落ち、とても登れる状態ではない。携帯ラジオからの天気予報も、梅雨前線の停滞で降雨確率50%、降雨量30〜50mmで私の登山暦に経験も無く、又 技術をも遥かにオーバーしており、残念だが諦めて中止した。せめて、来たついでに麓の半月湖を一周してバス停に向う。予約しておいた真狩コースの「自然の家」にキャンセルの電話をして、再挑戦を誓う。バスで倶知安に着き列車で苫小牧まで行き、帰途の船旅を満喫する。特に船の中の風呂は最高である。翌朝仙台港に着いたが、昨日と違ったウソのような晴れの暑い好天気であった。

  谷川岳 日帰りピストン 2人大野正男 田中 茂
  (平成13年8月8日)
記録
8:10 谷川岳ロープウェイ 8:30 天神平
9:10 熊穴沢ノ頭避難小屋 10:50 肩の小屋
11:20 トマの耳 11:35 オキノ耳
12:10 オキノの耳 下山 13:20熊穴沢ノ頭避難小屋
14:30 天神平 14:45谷川岳ロープウェイ
17:30 大野 宅 17:30 大野 宅
山行報告
天候は曇り、ロープウェイに乗ると 凄いモヤ、霧で視界は無し。ロープウェイ運行は平日8時で、すでに20人位乗り込む。予定通り8:30より登山開始。前日の雨のせいか、路面、木道が水気をたっぷり含み歩きにくい。樹林帯を暫く歩くと、間も無く尾根筋に出て、避難小屋に着いた。霧で視界は効かず ただ歩くのみである。ガイド時間より10分早く着いた。小屋を過ぎると多少急登となるが、登山道は整備されていて歩き易い。ロープ、クサリ場もあるが必要ない程だ。ザンゲ岩まで来た所で、暫し霧の晴れ間に、切れ立った岩の深い谷が見え隠れし、名前の通り雄大な谷である。一瞬の晴れ間に、5Km先の万太郎山は、より浮き出て見え見事な姿である。肩の小屋は大きくて新しい。トイレも備わっており、昨日は登山客の宿泊もあったようだ。双耳峰から見る谷は、いずれも険しく、登山道以外は人を寄せ付けない断崖絶壁である。オキノ耳の狭い頂上に数種類の花が夏を惜しむように、競って満開に咲き乱れ、夫々の花にトンボが舞う一時が印象深い。霧で遠望が効かず、トマノ耳にある羅針盤の山々を瞼に刻み下山する。見晴らしは悪かったが、お陰で涼しい登山となった。帰途に谷川温泉の町営風呂に浸り汗を流した。

  金峰山 日帰りピストン 2人 大野正男 田中 茂
  (平成13年8月23日)
記録
5:00 自宅出発 14:30 金峰山 下山
6:00 大野宅出発 16:50 朝日岳 着
10:20 大弛峠 着 18:50 大弛峠 着
11:20 朝日岳 着 20:50 甲府駅前
13:50 金峰山 山頂 ビジネスホテルに宿泊
山行報告
鴻巣より一般道で秩父を経由して雁坂トンネルを越える。牧岡町で140号線を右折して林道の、川上、牧岡線を走る。大弛峠に10時20分に到着した。台風11号通過の影響で道路が荒れていたのと、大弛峠の手前、2.4Kmの道路工事と重なり、予定より大分遅れる。登山口にはすでに、7〜8台駐車してあり、台風後でも先発隊がいるのに安心した。登山道は強い雨で洗い流されて意外と、歩き易い。天気は晴れていたが、樹林の中は霧で視界が悪い。気温も低く、歩くのには爽やかである。朝日岳より霧の晴れ間から時より、特徴ある五丈石が見え隠れしていて、早く登りたい気持ちにかられる。折角登った朝日岳だが、急なガレ場を下ると、コルに出た。鉄山を巻き平坦な樹林帯を過ぎると、金峰山への急登となり、すぐ森林限界になって、大小の石で積んだケルンのある肩に出た。見晴らしの良い所であるが、残念ながら霧で遠景が見えない。そこからは稜線歩きで、間も無くして頂上に着いた。金峰山神社の鳥居が立ち、山頂はかなり広い。傍にそびえる五丈石が大きい、方形の形から、また 整然と重ねたような石に、とても自然の造形とは思えない不思議な岩である。この岩陰で遅い2回目の昼食を済ませ、惜しみながら頂上を後にした。霧の発生に急ぎ下山するも、ケルンのある岩場で、霧に巻かれて、一時下山道を見失ってしまった。誰もが迷う場所なのだろうか、何本かの道筋があり、行き止まっては戻り、登って来た時の頂上を目指すはやる気持ちに、2人とも ここの下山道イメージの記憶が無い。暫くしてから 地図で確認する事に気付き、下山道にたどり着いた。約1時間位のロスタイムである。2人して精神的に不安な一時を始めて経験する。多いに反省し今後の参考にしたい。無事下山するも、薄暗くなり、登山口傍にある山小屋の管理人が、駐車してある車を見てか、出迎えてくれていた。まだ明かりある登山口に着いた時は、お互いホッとした。帰路を走る林道で、目の前を大きな鹿の親子連れが横切り、山深さを感じると共に、何れも良い思い出となった。

  皇海山 日帰りピストン 2人 大野正男 田中 茂
  (平成13年9月5日)
記録
6:00 大野宅 出発
6:50 沼田IC
7:15 栗原川林道NHK中継塔プレート
7:30 栗原川林道送電線の見える所
山行報告
自宅を4:55出発。空は薄明かり、5:15頃東北自動車道上で、真っ赤な大きな太陽の日の出を拝む。目指す山の方面は、黒い雲に覆われていて、一寸不安である。栗原川林道のNHK電波中継所がある標識まで、順調に走行する。送電線が見える少し広い林道で、通行止めの看板と進入防止の鉄策で道路を遮られた。高度700m位の所である。1.400mの登山口皇海橋まで、まだ 17〜18Km手前である。8月23日の台風11号の影響で、落石、道路崩壊での進入禁止である。折角の機会であり、自己責任により進める所まで行く事にしたが、流石に道路は荒れ果てており、皇海橋登山口の2Km手前で、道路が完全に崩れ落ち、車はおろか、人間が歩くことすら、出来ない状態である。残念ながら引き返す。復旧には相当の時間がかかるだろう。満たされぬ気持ちで、帰路に「龍宮の湯」に浸かり時間を持て余す。尚 吹割りの滝にも立寄りウップンを流し、無事家路に着いた。地元の人によると、林道の修復には1〜2年位はかかるだろうとの事である。登山ガイドにも、よく注意書きがあるが、今後は確認の徹底と、今回の様な無理、強行を改めて反省する。ルートを変え再挑戦の山である。

那須高原(南月山 姥ヶ平) 日帰り縦走 小山中高年登山教室
  (平成13年9月30日)
記録
別紙 栞の通り
山行報告
天候は曇り。気温は暑くも寒くも無く程よい。参加人員予定80名のところ、77名の参加。初心者へのコースは、姥ヶ平。健脚者には南月山回り姥ヶ平行きコースとに別れ、牛ヶ首から登る。健脚コースは 尚 10名程度の班に編成し、山岳会員が各々前後に引率する。前回の反省からお陰でスムースに歩くことが出来た。牛ヶ首より南月山はなだらかな尾根歩きで、所々見晴らしも良く景色が素晴らしい。すでに紅葉も7分通り始っており、赤、黄、緑と、コントラストに冴え渡り綺麗である。南月山の山頂は狭く人波で昼食の休み場も無い程である。頂上から牛ヶ首まで引き返し、茶臼岳の噴煙と硫黄の臭いをかきながら、姥ヶ平まで下る。周囲の紅葉は一段と色鮮やかである。太陽の日差しが出ると、より 映えるであろう。歩く距離、時間、適度な登り、景色等に 参加者は皆満足している様子であった。主催者もその成功に喜ぶ。登山教室との事であり、バスの中で山岳会員が経験談として、装備、遭難を防ぐ勇気ある決断、行動食、効果的な昼食、等などの講義は、私のみならず大変有意義で勉強になった。今年も同級生が2人おり、ひとりは幼馴染で懐かしい。お互い健康志向と、中高年の楽しみを満喫している様子が伺えた、楽しい1日であった。

  至仏山 日帰り周遊 単独
  (平成14年7月9日)
記録
7月8日
PM4:20 自宅出発 PM7:00戸倉温泉到着 温泉やど 四季亭に泊る

7月9日
 8:10 登山口 12:10 下山
 9:45 オヤマ沢田代 15:00山の鼻
10:00 森林限界 湿原のベンチ 16:20 鳩待峠着
10:45 小至仏山 19:00自宅着
11:30 至仏山 山頂
山行報告
登山口までマイカー規制が7月12日からとの事と、台風7号の接近で天候も不安であったが、降水確率30%と、夏休み前平日なので、急遽計画する。相棒の不調も重なり、今年最初の山行となる。鳩待峠に7:50到着するも、すでに駐車場は満杯の状況。台風の影響かガスがかかり、視界は無く涼しい登りである。静かな山行を楽しもうとしたが、静岡の150人位の高校生ツアーに、登り、頂上昼食、山の鼻での休憩、下山時等、賑やかと言うか、騒がしい。行き交う時の挨拶は特に閉口した。行儀正しくないほうがこの場合良いのかも?早く出発しても追い越され、通過に15分かかる。2回あって大きなロスタイム。狭い頂上では写真も落ち着いて撮れず、後続落伍者待ちで、なかなか出発せず、他の一般登山者は皆迷惑顔であった。下山間もなくしてから、雨になり、蛇紋岩の急な下り坂は歩きにくく、3回尻もちをし、時間もかかり難儀した。山の鼻は尾瀬の一角か、ニッコウキスゲ ワタスゲが誇らしく咲き乱れ、疲れを癒してくれた。また ビジターセンターでのビールの美味しかった事、何時もながら、これで満足する。鳩待峠への帰路木道脇の遅咲き一輪の純白なミズバショウ 王者の風格である。写真に撮られ撮られ、はにかんで居るようでもあった。

  女峰山 山小屋一泊ピストン 単独
  (平成14年8月21日)
記録
8月21日 8月22日
6:20 高原ハウス 5:50 唐沢小屋
7:15 キスゲ平 6:35 女峰山
8:15 焼石 8:45 石祠
9:30 赤薙山 9:50 奥社跡
10:55 奥社跡 12:40 焼石
12:30 2295m石祠 11:55赤薙山
14:40 女峰山(25分休憩) 13:10キスゲ平
15:50 唐沢小屋15:50 唐沢小屋 14:00高原ハウス
報告
初めての山小屋一泊山行挑戦。不安もあり場合によっては、日帰りにと早く出発したが、リフトが動いていないので、高原ハウスから登る。台風13号一過、快晴、雲一つ無く風速10m前後の爽やかな風、視界広く絶好のコンディション。遠く富士山も見え、特にキスゲ平の熊笹の一面に吹き上げる風姿の笹が美しい。行き交う数人の登山者で静かな心細い程の山行である。今回はシュラフを車に残しカバーを持参。水2L+ペットボトル350ミリ。オニギリ4個、多めの行動食。着替え一式に長袖フリース1枚持参。総量12Kg体重95Kgは私の限界である。休憩加味したガイド時間より、3時間30分かかる。重量のテント一泊山行に課題を残す。山小屋の夜冷えは厳しく、体感から7〜8度位だろうか、とても寒く持ち物の反省と今後の工夫が必要と感ずる。食料はまあまあであり、これから他の人を参考に洗練させたい。同室2人の食事は、油、砂糖、塩、野菜、タマゴ、缶ビール、酒1升、おでん具沢山、水汲用大型携帯バケツ、大変参考になつたが、重量の大半は食料と思われる。3人では広過ぎる小屋で吐く息の酒臭い事、これが山男か ! 私は寒さしのぎにはウイスキーが良いと思った。底冷えする山の空は清く澄みわたり、満月に近い月明かりにライトも要らない位。満天の星も月に譲り静かに出番を待っている様だ。小屋には私が最初に到着、登山者も少ないので今夜は1人かと、早速水汲みに出掛けたが、後から着いた2人に備付の毛布2枚、シュラフを確保され、寒い夜を過ごすハメになり、これも大変勉強になった。それに、たった1人で無かった事に内心安堵した。疲れている所への水汲みは、10分どころか、往復50分、急坂でボトル2本を転げ落とし拾上げ登り返した事2回、持参していた靴紐に括り付けて背負い、難儀した。苦労した水だけに大変美味しかった。疲れもあったので18時就寝したが23時までの2人の会話と、寒さと頻度のオシッコで良く眠れなかった。前もって、早立ちを告げていたので、4時30分起床、寝具の恨みではないが、騒がしくコッヘルに火を付けコーヒーを飲む。余り眠れなかった割には清々しい朝を迎えられた。翌朝の女峰山への登り返しは、折角登ったのにと思うと、特に精神的にもキツイ、しかし 日の出の朝焼けは、一瞬 緑の山肌を赤く染めてゆき、昨夜見た日光、今市、宇都宮、いや栃木県全体を写し出す夜景と共に、疲れを癒してくれる見事な美しさである。今日も天候に恵まれ、女峰山からの日光連山や奥鬼怒、会津の山々等、360度の展望が雄大である。一休みする石祠のある2295m峰もまた素晴らしい飽きない眺めである。眺望の良い所が数カ所あり、深田久弥も迷った末の200名山にした鋭鋒に、我乍ら納得。泊った後の余裕のある下山は、昨日見落とした景色も隅々まで眺め気分も誇らしく、又 登ってくる今日の登山者に泊った事を自慢したい衝動にかられる。小屋にトイレが無いのが惜しい。聞いてみると今日も3人、女性1人、単独男性2人が泊るとの事、やはり中高年は日帰りは無理なのであろうか。赤薙山までの登山者は何人もおり、キスゲ平はリフトも動き観光客で賑わっていた。下はニッコウキスゲ、上はシャクナゲとその時期は一段と冴え渡り、女峰の名に相応しい姿になるのであろう。初めての無人山小屋泊まりの経験に得る所が多く、心地よい疲れと共に満足した。今後のテント泊と、有人山小屋泊に生かしたい。


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