第23回 栃木[蔵の街]音楽祭
国際音楽フェスティバル「プラハの春」から抜け出して
チェコ随一のチェンバロ・オルガン奏者ギエドレー・ルクシャイテー・ムラースコヴァー女史が来日

GIEDRÉ LUKŠAITÉ – MRÁZKOVÁチェンバロ演奏会
~バッハ、モーツァルトとその周りの魅力溢れるチェコ作曲家たち~

 バロックそして古典音楽がこれほど語りかけてくることをご存知でしたか?
 リトアニア出身のギエドレー・ルクシャイテー・ムラースコヴァー女史は、プラハ市民に最も愛されているオルガン奏者、チェンバロ奏者であり、プラハの春主催演奏会はもとより、チェコフィル主催演奏会などでも多くのファンを魅了しています。バロックチェンバロはもとより、モーツアルト時代のチェコ人作曲家の演奏でも聴衆に息をのませ、フォルテピアノによるシューベルトの演奏はその深い演奏解釈と技術により聴く者に胸に応える感動を呼び起こす卓越した演奏家です。プラハ芸術アカデミー鍵盤楽器主任教授。リトアニア共和国から彼女の文化振興活動に対し公爵の称号を受理。今回は「プラハの春」演奏会のスケジュールを調整しての来日となりました。


日時 2011年6月3日(金) 開演19:00(開場18:30)
会場 栃木市文化会館 小ホール[地図
  (栃木県栃木市旭町12-16、0282-23-5678)
チケット 前売2,000円、当日2,500円、学生1,000円(予定)
お問合せ 栃木市文化課 0282-21-2427
プレイガイド <栃木市><栃木市>栃木市文化会館/栃木市栃木文化会館/栃木市大平文化会館/栃木市藤岡文化会館/栃木市都賀文化会館 <宇都宮>上野楽器(予定)
主催 栃木[蔵の街]音楽祭実行委員会
共催 栃木市/栃木市教育委員会
後援 駐日チェコ共和国大使館・チェコセンター東京
招聘元 NPO法人はるもにえ

プロフィール:
ギエドレー・ルクシャイテー・ムラースコヴァー(1944年12月17日生)

 リトアニアのオルガン、チェンバロ奏者。1968年、チュルリョーニス国際オルガンコンクールにおける最優秀賞受賞者。1970年、モスクワのP.I.チャイコフスキー国立音楽院を卒業し、さらにプラハ芸術アカデミー音楽科で博士号を取得する。オルガンをラインベルガー教授、チェンバロをルージチコヴァー教授に師事。
 1976年よりチェコ共和国在住。リトアニア音楽アカデミー教授を経て、現在はプラハ音楽アカデミー鍵盤楽器課主任教授をつとめている。大学教授としてまた、チェコでのバロック音楽演奏法の権威者として活躍。彼女の弟子からは、プラハの春、スイス・ブルック市などのコンクールで優秀な成績をおさめる質の高いバロック音楽奏者が続出している。1983年〜1993年Ars rediviva(再生芸術の会)の会員。演奏家としても、様々な分野での演奏活動(オルガン・チェンバロ・ピアノフォルテ、ソロ及び室内楽演奏活動)で聴衆に愛されているとともに、演奏家及び教職者として各地セミナーに招かれ高い評価を得ている。2009年にはパリ、リヨンでのバロック音楽マスターコースでの講義が絶賛された。教職者としての経験や歴史的楽器での演奏活動経験を生かし、現代ピアノ演奏に対しても質の高い教授を行うことでも絶賛を浴びる。チェコ作曲家紹介にも力をいれ、チェコラジオ局との共同事業による長期番組「忘れられていた18世紀のチェコの音楽家」は現在も続行中。その中で取り上げたL.Koželuhコジェルフ A.Štěpánシチェパーンなどの作品は演奏会でもよく取り上げ、紹介している。
 リトアニア共和国から彼女の文化振興活動に対し公爵の称号を受理。

主なCD:
♪ J.S.Bach ヴァイオリンとチェンバロのための6つのソナタ G.Demeterová共演
♪ J.S.Bach フルートとチェンバロのためのソナタ全集 A.Vizgirda共演
♪ J.S.Bach ファンタジアとフーガ
♪ 20世紀チェコ音楽のチェンバロ
♪ 18世紀のチェコ作曲家のよるソナタ(ヴァイオリンとチェンバロまたはピアノフォルテ)、など

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