リプリーさんのきもち



お医者さん。

しばらく行っていなかったお医者さんに、行ってきました。
思いっきり、わめいて暴れてJunoに文句を言っちゃったわ。
だって、だって、お医者さんなんて、大嫌い!!!
ずっと前に行ったところなんて、ギュ〜ギュ〜物凄い力で押さえ込まれて、
とんでもなく痛い注射を打たれたのよ!
ミュートくんと一緒だったけれど、怖いものは怖いわよ!
「大丈夫よ、リプリーさん。今日は検査だけだから。」
Junoはそう言って、わたしをなだめるけれども、あなただって、
お医者さんは嫌いじゃないの〜。
ドッキドキしながら診察室へ入ると、男の人が
「おや〜、大きな子ですね〜。」ってわたしを撫でながら話しはじめたわ。
体重を聞いて、Junoはビックリしたみたい。
最後にJunoと会った時から、プラス1キロ。
またまた検査のためにお注射をされたけれど、あれれれれ〜?
なんだか今度はあっと言う間に終っちゃったわ。
その上、男の人は
「この子はいい子ですよ〜!誉めてあげてください。本当に、猫が出来ている。」
ってJunoに話したの。
Junoは、そりゃ〜喜んで、わたしのこと
「よく出来たわね〜、リプリーさん!鼻が高いぞ。」
って一杯一杯撫でてくれました。
わたしのこと、自慢の娘ですって〜!
だから、ご機嫌な気分で帰ってきたわ。
ミュートくんは車の中で、ず〜っとブチブチ言ってたけれど。