リプリーさんのきもち



ごはん。

この間お医者さんに行った時に、
わたしはどうやらちょっぴり太めって 言われたらしいの。
ちょっと〜、失礼ねって思っていたんだけれど、
ちゃんと考えなくちゃ いけないことみたい。
Junoは「ご飯を少し減らそうかな、リプリーさん。」 って言うのよ。
わたしの少ない楽しみのひとつなのに〜!
なんだか悔しいからむくれていたら、またまた新しいご飯を用意して
「どうしたの〜?このご飯じゃ、イヤなの〜?」 って聞くJuno。
あのね、わたし、ピンク色とかでお花の形しているごはんとか〜、
こういうにゃんこの写真がついているご飯がいいの。
Junoがいないときに、たっくさんもらったのよ。
それを聞いて、Junoは大きくため息をつきました。
「それは、とってもいい匂いがして、美味しく感じたのね、きっと。
でも、猫の身体には決して良くないのよ。もっと、あなたの身体を考えて
一生懸命つくられたご飯があるの。最初は慣れないかもしれないけれど、
絶対気に入ってもらえるから、こっちにしようね。」
なんだか、しょんぼりしているわたしをJunoは抱きしめて、
「あなたのこと、誰よりも大切だから、お願いするのよ。」って言いました。
自分なんか、お菓子をお夕飯にすることだってあるくせに〜。
でも、病気になって痛い思いをして病院に行くのはイヤだから・・・、
仕方がないわ。
がんばろ〜っと。