最凶の……なんだこれ(お
GM「白日の下にさらけ出されたそれは……金色の対エネルギー装甲が光を反射し、赤黒 く光る目は獲物を求めている。その機体はブラックライモスの様に見えた。しかし、 体躯はレッドホーン並の大きさを誇る。君たちはその背後に(何故か)巨大な(サ ングラスをかけた)牛のオーラを見た気がした……」 ラピッド「……あーなんだゾイドか。」 ヴェイス「……めろさい?」 GM「まぁ、そう言うわけで心の底から沸き上がる笑いに抵抗して貰おうか(笑)あ、つ いでに頭部のコックピットもどきを見ると、一人人間が乗っているというか、そん な感じ?風防がないので見えるんですが、どうも村の人間のようです。」 クラッド「あ、そう言うことか……元ネタがさっっっっっっっっぱりわからんかった」 と、パチゾイドの中で最も有名であろう通称メロディライモス(変な曲を鳴らしながら 歩行するパチ物)との戦闘である。 (サード「笑いへの抵抗は知覚?体力?」 GM「ん、気合いだよ(笑)」) この判定には気合いが10ある(!)ラピッドと気合いを消費して目標値を上げたヴェ イスだけが成功する。 サード「ふっ、オレの繊細な頭脳はこの非常識な事態に耐えきれなかったらしい。で、S ANチェックはどうすればいいのかな?」 GM「抵抗に失敗した人は大笑いしてしまいます。音楽はかかっていますが、外部音声を オフにしても脳に直接届くかの如く笑いは止まりません。抵抗は毎ターン行い、笑 ってしまったターンは行動不能+体力−1です。体力が0になったら気絶します」 クラッド「戦闘だったのかー!(笑)」 サード「じゃあこのターンは体力6に減って行動不能か……」 ラピッド「とりあえずメロ犀パイロットに通信など入れてみますが。通じなければ拡声器 使って。」 GM「パイロット?は笑いまくっておりますよ(笑)あ、メロサイは攻撃してきません。 ルール的に言うとこの毒音波で攻撃回数全部使用しております(笑)」 ラピッド「自爆してるんか……」 ヴェイス「とりあえず……こんなばかばかしいものでも笑い死にする人がでたら大変です ので……潰しておきますか。」 GM「移動ターンにこの音波?が届くのでそっちは好き勝手行動して良いです。こちらは 相手が動けなくなるまで精神攻撃します故。」 サード「うひゃははははーっというわけで行動不能。みんな頑張れ〜(笑)」 クラッド「ピッ、ピカード艦長が呼んでいるぅぅぅ〜」 サード「すっするとあれが噂のクリンゴン星人かーっ」 GM「まぁ、こいつUMAですからな。何をやっても驚かないよね?(笑)」 ラピッド「UMAに加えていいものか(悩)とりあえずソフトウェア的にどうにかできな いか試してみよう。三歩移動。ソフトウェア言うても相手のコクピットに行っ て毒音波発生器のスイッチ止めるだけですが。」 ヴェイス「では1歩下がってビームキャノン×2+30ミリ2連ビーム砲で。確か破壊許 可は受けていたはずだ。」 サード「背中の電池を抜けば無力化できるはずだっ」 GM「乗り移るのには一応敏捷判定をして貰います。」 ラピッド「このターンにやっちゃっていい?」 GM「どぞ〜」 ヴェイス「乗り移るのか…それは撃てないではないですか。」 ラピッド「うい。目標6に気合3消費で3点プラスの9ー(聞いてないらしい)3成功〜」 GM「では、普通に乗り移れました。しかし、ざっとコックピットを覗いても操作系の装 置はありませんね。」 サード「ヴェイス、組み付いて動きを止めてやれば?」 GM「こちらは音程の外れた曲を流しているだけですからの〜」 ラピッド「ありゃあ、操作系装置無しか。参ったなぁ……とりあえず笑い転げてる村人の 人を抱えて逃げたく。」 GM「それは次のターンかな。で、ヴェイスは?」 ヴェイス「では攻撃をキャンセルして、とりあえず近づいて押さえ込みに行きたいと思い ます。」 ヴェイスは組み付き見事に相手を押さえ込み次のターンへ。 メロディライモス(仮)は行動せずに毒音波を流し続ける。 今回も音波に抵抗できたのはラピッドとヴェイスの二人だけであった。 ラピッド「では、敏捷力判定でパイロットを抱えて逃げます……気合いを消費して……(出 目一ゾロ)ぐはぁ、気合い勿体ねぇ!出目勿体ねぇ!(笑)」 GM「まぁ、失敗しないだけ良いじゃないか……えと、村人を救出するとだねぇ……怪音 波が止まりますね。」 ヴェイス「では確認したので跳躍…阻止します?」 GM「阻止はせず。」 ヴェイス「止まるんなら離れなくてもよかったかも知れない(苦笑)」 ラピッド「操縦席がスイッチになってたのかな?」 GM「組員の情動を三次元空間を媒介とした振動波にして放出、同質存在の共振現象によ り精神活動を左右させる。その際に生じる通常振動波は音波として作用し、音程の 外れた音楽として耳に届くという(謎)と、神秘学がささやくかもしれない(笑)」 クラッド「音が止まっても、まだ笑いは続くんだろうねぇ……後遺症みたく(笑)」 サード「……メロ犀は動く?」 GM「〜音が出なくなった犀は背を向けて逃げ出しますが……?」 サード「とりあえず、ひとしきり録画したらそのまま見送ろう。」 ヴェイス「しまった、跳躍するんじゃなかった(苦笑)」 クラッド「あはははーライモスの人はなんで飛ぶのんー!」 GM「で、追う?」 ラピッド「追いたいけど、体勢立て直せるのは次のターンでしょうし……」 サード「原因がわかったんだから、今はこの情報を持ちかえる事が先決だろう。つか、あ んなの相手にしたくねぇ!」 GM「サーペントよりはマシだろう……?」 ラピッド「どんぐりの背比べや思いますが……」 サード「サーペントは毒電波流さないからなあ。」 GM「んぢゃ、そう言うことで笑いすぎて衰弱している村人Aを保護できました(笑)」 クラッド「ぱんぱだッ!伝説魔獣ぱんぱをッ!」 ラピッド「村人Aからは話は聞けそう?」 GM「村人「う〜ん、う〜ん、ここから上を切り取って〜!」……無理っぽいね(笑)」 ヴェイス「とりあえず一度基地に帰りましょう。この情報を上に通達して置かないと。」 サード「ああ。この村人とぼんくらは病院にぶちこまんと駄目だな。」 GM「生息区域である森に侵入しないように、と通達されると思う(苦笑)」 サード「まあそんなわけで基地に戻るわけだが。」 ラピッド「そして生態観察の為にボクその他が派遣される、と。完璧だね(笑)」 GM「うむ。では、ジムさんに報告すると、その森には進入禁止!と、言われるわけだ。 なんて言うか、危ない上に怪しくて、見返り無いし。 ジム「あ〜任せるから好きにして。でも、何か被害出さないでね」」 ラピッド「それはもちろん。ボクだって不用意に彼らの生活圏を荒らしたくは無いし。そ ういうわけでみんなレッツゴー。」 サード「おれはこの事件の記録を記事にしたぞ。ガセ扱いされてボツられてへこんだが な!」 ラピッド「本職の生物学者が意見書いてるし、それなりに権威は出てもいい筈……無名な 上にボクはゾイド関係の学術技能無いですが。」 クラッド「馬マニアに何の権威がありましょうや、と真顔でツッコまさせていただきます。」 ラピッド「いつか、何時の日かっ!」 クラッド「でも一つ教訓になったことがあります!音響兵器、これは使える!目標のパイ ロットの精神に直接作用し相手の戦闘能力を奪う!これはいい(笑)」 ヴェイス「味方も一緒にやられますけどね(笑)」 GM「元々あのライモス?の持っている防衛機能らしい……くらいまではその後の調べで 判明するかも知れない。しかし、メロディライモスの姿を見ることは無かった……」
次に進む 戻る