真犯人最後の悪あがき
ソニア「では調査続行。奴はホンボシではないような気が する……(笑)」 セイネア「例のタイピンについて調べてみないとな。まあ、 奴だって未遂とは言え犯罪者だ、相応の裁きが あるだろうさ。」 ミシャル「タイピンだけど、こんなものつける人が外から 入るってあまり考えにくいから、内部につけて た人がいないか……」 ネレウス「となると、もう一度工場に行きますか?」 セイネア「デザインから何か思い当たることはない?マー クが入っているとか。」 GM「特注品ですね。ほぼ間違いなく。すっごい悪趣味だ し(笑)」 ミシャル「メーカーとかブランドとか、特定できないか な?」 ネレウス「イニシャルとか入ってませんかね?」 GM「製造元は書いてあるますが、イニシャルは流石に (笑)」 セイネア「そもそもどんなデザインなんだ?」 GM「成金趣味バリバリで、こんなのつけてたら引くなぁ、 と言う感じのモノかな(笑)」 ミシャル「メーカーに電話して悪趣味なタイピンについて 問い合わせしようよ。」 ソニア「電話するぞ。製造番号○○○のピンについてお尋 ねする。」 ミシャル「とりあえず、注文した人とか。」 GM「注文した人はティリーという男の人。病原体が漏れ た研究所兼病院の医師ですね。」 ソニア「……結局そこに至ったわけだな。」 セイネア「ちっ、予想が外れたか。」 ミシャル「病院かぁ……最初の時行っておけばよかった ね。」 ネレウス「確かに……」 GM「調べれば分かることだけど、その人はナンバー3の 製薬メーカーに再就職が決定してます(笑)」 ソニア「なんですとーーーーーー?(笑)」 セイネア「ほほぉーう。」 GM「結構金持ちなので豪邸に住んでいる。最近は病院を 退職したから家から出ていないそうな。」 セイネア「囲むか?(笑)」 ミシャル「地下からワイルドウィーゼル付きガンスナとか、 ダークホーンとか出てきたら嫌かも……(笑)」 ソニア、メイヤー「金持ちをなめるな(笑)」 GM「言われると思った(笑)」 ネレウス「そういえば、手伝いの薬剤師の中にそいつはい なかったんですよね?」 GM「うむ、いなかったっす。」 ネレウス「なら、証拠も充分。仕掛けに行きましょう(笑)」 ミシャル「囲むんだったら、丸腰と見せといて、実はって 方が良いと思うなぁ。」 ソニア「光学迷彩でも使ってゾイド隠すか?」 セイネア「誰かコマンドゾイドに乗っていって油断させて おくとか(笑)」 ネレウス「正面から仕掛けても大丈夫では?所詮民間人で すし。」 セイネア「とは言っても、悪趣味な金持ちのやることは分 からないからなぁ(笑)」 ミシャル「お金にものを言わせて、ゾイドとか『先生、お 願いします!』みたいのがあったら嫌だなぁ… …(笑)」 GM「さて、ここはリーダーに意見をまとめてもらいます か。」 ソニア「よし、決を採ろう。油断させる作戦で行くか、そ れとも堂々と行くか。それぞれ挙手。」 メイヤー「油断に一票!」 セイネア「私はどっちでもいいから、リーダーに任せる よ。」 ネレウス「はいっ、正面から突破して問題ないと思いま す。」 ミシャル「油断に一票〜」 ソニア「私は正面攻撃に一票だ。軍人たるもの、民間人に 策をろうじたとあっては笑い話にならん。」 セイネア「じゃ、決まりだな。」 ソニア「と言うわけで、民主主義に従って三対二で正面突 撃だ。すまんな、メイヤー、ミシャル。」 GM「なるほど、では強行突破と言うことで。」 ミシャル「ぶちかましとかするのかなぁ(笑)」 セイネア「まあ成り行き次第だな……行くよコルポル!」 ミシャル「ま、いっか。トール、今日も頑張ろう。」 ソニア「よぅし、コマンドウルフに乗るぞ……とは言いつ つ、このゾイドで戦うのは今日が初めてだったり する……(苦笑)」 ネレウス「フィロクテスの調子は問題なしっと、行きまし ょう!」 メイヤー「ドロシー、俺達は後ろの方にいような(笑)」 GM「では、そうやってティリー邸の巨大な門の前まで行 きますと……」 セイネア「ここでアイキャッチ(笑)」 ソニア「出てこいティリー!ガーディアンフォースだ (笑)」GM「光学迷彩で隠してあったのであろう『ゾイドマンモ ス』長距離キャノン装備型が……(苦笑)」 ミシャル「……古典的なゾイドを発見(笑)」 メイヤー「おお、それは高級品だ(笑)」 ソニア「なにぃぃぃ!」 セイネア「なにぃぃぃっ!なんて勿体ないことを(笑)」 ネレウス「マンモスぅぅ〜?」 GM「大型ゾイドは大体防護点が9前後、装甲値は100 以上ありますけどね(笑)大型をなめてかかっては いけない(笑)」 ソニア「化け物め……」 メイヤー「グスタフ、所詮中型……(苦笑)」 ネレウス「防護点9……こちらの最高の威力が9なんです けど……」 GM「防護点以下のダメージでも一点は削れるから……成 功度でダメージ増えるし……(笑)」 セイネア「はっはっは、コルポルの最大威力は8だ(笑) 出目が良くないと通りゃしねぇ。」 ネレウス「GM、現在の敵との距離は?」 GM「普通に戦える距離っすね。で、ティリーは「くそっ! お前達を倒して、また一からのし上がってやる」と 言っておいでです(笑)」 ミシャル「たぶん無理だと思うよーっと、一からのし上が ってやる……?陰謀の予感?」 ソニア「挑んでくる以上手加減はせんぞ、ティリー。降伏 しろ!さもなくば撃破する!!」 GM「降伏勧告にはキャノン砲で答えましょう。と言うわ けで戦闘じゃ!リーダー、戦闘指揮を。あと、全員 立ち位置を決めて。」 ミシャル「トールは前衛〜」 ネレウス「前衛に行きます。」 メイヤー「後衛かな。」 セイネア「後方で様子見(笑)」 ソニア「実は戦闘指揮技能がなかったりする……(苦笑) 立ち位置は後衛で。ネレウスくーん、戦闘指揮 (笑)」 GM「こっちの戦闘指揮の成功度は……0(笑)」 ネレウス「……2失敗です。駄目でしたね(苦笑)」 GM「こっちは移動しないからどんどん移動しちゃって下 さいな。」 ミシャル「移動しない。格闘攻撃できればそれでよし(笑)」 ネレウス「とりあえず、このターンは移動しません。」 セイネア「ただでさえ命中率が怪しいので、このままで (笑)」 ソニア「特になし。その場から敵機を狙う。」 メイヤー「動かない、で。」 GM「誰も動かずか……いい度胸だ。では……ミシャルへ 鼻で攻撃!5成功!」 ミシャル「3失敗〜」 GM「それなら……18点が胴体へ(ニヤリ)」 ミシャル「きゃぁぁぁぁぁぁ!……っ……さすが超パワー で有名な旧型……」 GM「次、長距離キャノンで、後衛を狙うっす。メイヤー、 メイヤー、ソニア、ソニアと出ました。」 メイヤー「ぐ、来たか。」 GM「まずはメイヤーから……2成功、失敗(笑)」 メイヤー「ってことは一回だけ回避かな?……全然アカン (笑)5失敗(笑)」 GM「とりあえず、17点が……胴体ですな。で、次はソ ニアへ……0成功、3成功。」 ソニア「……両方とも回避。当たるか、そんな弾。」 GM「では、そちらの攻撃どうぞ〜」 こんな感じで始まった戦闘だが、PCの攻撃をほとんど 避けられずに喰らい続けるが、マンモスにはあまり効いて いるようには見えない。 (ミシャル「マンモス君はどうしてそんなに堅いの?」 セイネア「腐ってもB/Oタイプだからな(笑)」 ソニア「実物は脆いけどね(苦笑)」 GM「実物言うな!(笑)」) 一見圧倒的な防護点を持つ(実は防護点は10あった) マンモス有利に見えるが、実はそうでもなかった。回避力 が低いために攻撃を避けることが出来ないのだ。さらにダ メージ上がっちゃうし(笑:例によって現在とはルールが 違います) まあ、一対五ではそんなものだが(苦笑) で、メイヤーのレールガンが…… メイヤー「さあて、ドロシー、お前の熱ぅ〜いキッスをい よいよぶっ放そうか!当たるといいなぁ、おい (笑)……2成功〜」 GM「たぶん避けられない(笑)……6失敗(苦笑)」 メイヤー「……胴体に……ふっふっふ23点!!」 GM「痛ぇ!!胴体装甲が三桁切っちまった(笑)」 一同「なんて化け物(笑)」 二ターン目はPC側が主導権を握る……簡易戦闘なので あまり意味はないが(苦笑) で、ミシャルの攻撃は…… ミシャル「ストライククローが……8成功!」 GM「んっふっふ、一ゾロ回避(笑)」 ミシャル「んぐ、生意気なぁ(笑)」 ソニア「できるなティリー、医者のくせに(笑)」 セイネア「攻撃ファンブル表のあるガープスじゃなくてよ かったわ(笑)」 GM「いや、クリティカルじゃないんですけど(苦笑)」 ネレウスの攻撃はほとんど防護点に阻まれてしまい、大 したダメージを与えられない。 セイネアはダイス目が悪く、当てることができない(苦 笑) ソニアも遠距離から攻撃しているため、ロングレンジキ ャノンしか使うことができず、あまりダメージを与えるこ とはできない。 メイヤーの攻撃は大ダメージを与えるものの攻撃回数は 少ない(苦笑) GM「さてこっちの攻撃かな……え〜と、鼻が……ネレウ スに〜7成功〜」 セイネア「うわひでぇ(笑)」 ソニア「7って……おい(苦笑)」 ミシャル「うわぁ……(苦笑)」 ネレウス「な、なんですと〜し、死ぬ!!……6失敗〜」 ソニア「一応叫んでおこう、ネレウス、避けろぉぉぉ(笑)」 メイヤー「もう遅いですって(笑)」 GM「え〜と、21点が胴体へ。」 セイネア「ネレウス、大丈夫か!?……ゾイドが(笑)」 ミシャル「痛いよぉ、アレとっても(汗)」 セイネア「迂闊に近づけないな、こりゃ……」 GM「長距離キャノンは……セイネア、メイヤー、ソニア、 メイヤーだな。」 ソニア「うわ、また来た(苦笑)」 メイヤー「ふ、ハナっから避けるつもりなど無いわ!(笑)」 ソニア「クライネ、頼む、避けてくれ!」 それぞれダメージを受けたり受けなかったり(省略) ソニア「正面突撃は判断ミスだったか……」 GM「では、このターンは終わり。で……(判定している) 次のターンになると、いきなりマンモスが行動を停 止してしまったみたいですねぇ。」 セイネア「……は?」 ソニア「……お?」 メイヤー「んあ?何事だ?」 ミシャル「……?」 ソニア「ロートルだから、オーバーヒートしたとか?(笑)」 ネレウス「あの〜、一体どういう事ですか?」 セイネア「ゾイドが臆病風を吹かせたとか?」 GM「整備不良か、ゾイドに見放されたか……どっちにし てもろくな理由ではないでしょうね〜たぶん、こん な奴に力を貸したくはなかったんでしょうね。」 メイヤー「マンモスは仲間になりたがっている(笑)」 セイネア「はっ、ゾイドへの愛が足りないな(笑)」 ソニア「よし、では降伏勧告。降伏しろ!さもなくば撃破 する!!」 セイネア「あ〜、パイロットに次ぐ。さっさと降りろ。そ うすれば(ゾイドの)命だけは助けてやる。」 ネレウス「ちくしょ〜結局喰らい損かよ。」 GM「降伏勧告には従うっす。こういった小悪党は自分の 命は惜しいのです(笑)事件の真相としては、こい つが病原体を漏らしてしまったので、それをうやむ やにするためにこの犯罪に手を染めたのですな。つ いでに、ナンバー3メーカーに再就職が決定してい たので一石二鳥の案だったわけですが……」 ソニア「……そんなことで。」 ネレウス「罪はナンバー2の会社になすりつけて、ってと ころでしょうか。」 GM「ナンバー2も一緒に落ちていってくれれば、ナンバ ー3が儲かりますからねぇ……」 ミシャル「で、私達はマンモスをげっとかな?(笑)」 GM「マンモスは軍が押収(笑)PCには自分に合ったゾ イドがいますから(笑)」 ソニア「あ、もってかれた……」 セイネア「報奨金は出ないのか?」 GM「大型ゾイドを戦闘不能にしたって事で、ボーナス4 000を。全員でだけど(笑)」 ネレウス「お金は兵士の僕たちにはあまり関係がないので は?」 セイネア「いや、金は大事だぞ。今後のゾイド改造の為に はいくらあっても足りない(笑)」 メイヤー「ネレウス〜改造だろ、改造〜(笑)」 ミシャル「……マンモス君もこの方が幸せ……かもね。」 セイネア「そのうち寒冷地仕様になって配備されるかもな (笑)」 ミシャル「じゃあ、みんなで打ち上げにでも行こう(笑)」 セイネア「……ま、それもいいか。」 ミシャル「よ〜し、今日は飲むよ〜!未成年だけど(笑)」 ネレウス「あ、僕も未成年なんですよね。お酒は勘弁を。」 セイネア「軍に在籍しておいてそりゃ通じないだろ(笑)」 GM「と言うわけで、ミッション完全成功。経験点は各自 5点ずつプレゼント。」 メイヤー「わ〜い……って、10点ないとレベル上がらな いんだっけ(苦笑)」 GM「では、今回はここまで〜お疲れさま〜」
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