謎のCA
GM「では……先行したレイチェルは……『索敵行動』か 『危険察知』のどちらか目標値が高い方で判定を。」 レイチェル「同じですね(苦笑)……一ゾロ。クリティカ ル?」 GM「判定にクリティカルはありません。ファンブルもね (笑)まぁ、成功度がいいからある程度教えてあげ やう。道を少し行ったところに姿は見えないが、レ ーダーに反応が。おそらく光学迷彩での待ち伏せか と。更に地面には地雷を埋めたらしき痕跡もありま す。」 レイチェル「警報。前方に光学迷彩使用のアンブッシュ。 地雷らしき物も確認。」 GM「地雷は気付いたからもう気にしなくていいです(苦 笑)ヘクス無いし。」 レイチェル「待ち伏せの数と距離は分かりますか?」 GM「とりあえずは二機。距離は20ヘクスほど。約10 00mといったところ。」 ガーディ「行動を完璧に読まれているのか……」 シドニー「用意周到だな……各自戦闘準備を。」 キティ「了解しました。ひょっとしたら、通信傍受とかさ れてるかも……まさかね……」 レイチェル「二機確認しましたが……遠距離砲撃を行いま すか?」 シドニー「適当に撃って、相手がびびって出てくれば儲け もんだな……」 GM「こっちは気付いてないから、そっちの行動を宣言し て〜」 シドニー「では……敵のいると思われる場所に威嚇射撃… …様子見だ。」 レイチェル「1000mじゃ、ライモスからの射撃は無理 か……敵の動きを待とう。」 ガーディ「こちらも射程外(苦笑)」 キティ「早く格闘可能距離までこ〜い!(笑)」 シドニー「って、届くのレールガンだけかい!?(笑)」 GM「威嚇射撃されると……うむ、短気だなこいつら(苦 笑)そっちに向かって全速前進〜ちなみに機体はイ グアンです〜」 ガーディ「イグアン……望むところだ!!(笑)」 キティ「うわ……性能いいんだよね、イグアン。後発だか ら……でも負けないよ!!」 シドニー「レールガンで狙ってあげよう(笑)」 GM「じゃあ、戦闘指揮を……」 シドニー「戦闘リーダーは誰?(苦笑)」 キティ「『その手の技能』持っている人。ちなみに私はあ りません(苦笑)」 レイチェル「戦闘指揮持ってませ〜ん(苦笑)」 シドニー「ゾイド乗り……いない?(汗)」 GM「魅力−3ですな。技能無しは。ちなみに、接敵まで は後二ターンほどかかるから、その間は射撃戦しか できないよ(苦笑)」 シドニー「じゃあ、私がリーダーを。いきなり不幸で振り ま〜す(笑)」 キティ「他人を巻き込む不幸はタチ悪いなぁ(苦笑)」 戦闘開始である。 リーダーの戦闘指揮は3失敗というかなりの失敗度を叩 き出し、見事後攻となる(笑) 相手は可能な限り前進し、射程距離が足りないために全 力防御を宣言。 PC側もシドニーしか攻撃手段がない。 シドニーのレールガンはイグアンAに一発ヒットし、装 甲を削る。 第二ターン やはり戦闘指揮に失敗しPC側は後攻に。 (ガーディ「ヘクス戦闘なら痛い目に遭ってるぞ(笑)」 シドニー「だってゾイド乗りいなくなっちゃうから(苦 笑)」) イグアンの攻撃は両方とも外れる。トップスピード近い スピードでは流石に当たらない。 距離を詰めたガーディの攻撃はクロー×2、キックは全 てはずれ。 レイチェルは電磁砲で攻撃。移動した上に距離が遠く両 方命中しない。 キティは小口径荷電粒子ビーム砲×2で攻撃。やはり外 れる。 レベル1で双方共に移動していればこんなものだろう (苦笑) シドニーはまたもやレールガンで攻撃。かなりの成功度 で当てに行くが、GMの目が走り、自動回避と回避を叩き 出す。 第三ターン GM「で、このターンの始めに……空飛ぶ改造ウオディッ クと改造モルガの敵増援が。」 シドニー「空飛ぶな(苦笑)」 レイチェル「よくも一晩待たせたわねぇぇぇ!!といって 集中射撃(笑)」 キティ「バー○ィック?」 シドニー「で、増援ってどれくらい?」 GM「ウオとモルガの二体だけっすよ(笑)」 キティ「モルガって聞いて、それこそ地を覆うほどの大群 を予想してしまった(苦笑)」 GM「で、ウオディックに乗っている方がリーダーなのか な?『勝手に攻撃仕掛けるなっていっただろうが!』 と怒鳴ってます。ちなみに男の声。で、モルガに乗 っている方は『ごろつきさんならこの程度じゃない ですか?おつむの出来も。』と酷いことを言ってお ります。ちなみに女の声。」 シドニー「怪しげな二人組じゃ……」 GM「リーダー?「持っている新兵器を渡してもらおうか。 それは使っていいものじゃないんでな。」」 シドニー「いきなり物騒な話だな……(笑)」 ガーディ「隊長、カッコ良く応えてください(笑)」 シドニー「そんなこと言えるキャラだと?(笑)」 キティ「任せます故に、隊長(笑)」 ガーディ「おそらく今日の見せ場だから(笑)」 レイチェル「はいそうですかとバカがどこにいる。お前等 に渡したらお前等が使うだろうが。バカが。」 GM「リーダー?「使うか、バカ。オレは大量虐殺が許せ ないだけだ。」」 ガーディ「子供の喧嘩みたくなってきた(笑)」 シドニー「まぁ、一応金もらってやってる仕事だからね。 おいそれと渡したりしたらお飯食い上げでしょ う(笑)」 GM「リーダー?「戦争を職業にしている軍人は構わない が、無関係な非戦闘員まで巻き込むような兵器は天 が許してもこの俺が許さん。」」 レイチェル「は、大量虐殺が許せないんなら先に西方大陸 に行って戦闘止めればぁ?後、ポンコツの再 生計画も止めてよね。バカ。」 シドニー「おいおい……君たちもっと穏便に話そうや(苦 笑)」 GM「仲間?「リーダー……ガキの喧嘩じゃないんですか ら……」」 キティ「大量虐殺って……確か、今運んでいるのって、た だのライガーゼロの新型CAなんじゃ……?でい いんだよね?(汗)」 GM「いいんですよ。新型CAで。で、 ベッツ「思い違いでは?それに大量虐殺の可能性が ない兵器なんて無いと思いますが……」といいつつ、 悔しそうな口調。」 キティ「ああよかった。思い違いしてたらどうしようと思 って(笑)」 シドニー「まぁ、とにかく君たちにこれを渡すことは出来 ない。それは確かだな。うん。大人しく帰りな さい。」 GM「リーダー「口で言っても分からないらしいな……そ れにこっちもメシのためでもあるんでな。」といっ て、攻撃態勢へ。」 レイチェル「本音が出たわね……しっかり身体で分からせ てあげるわ。」 シドニー「結局そっちも飯のためかいな(笑)」 ガーディ「それはこっちも同じだ。単純明快でいい。」 と言うことで戦闘へ。 シドニーはまたもや主導権を取れず。敵側の先攻となる。 改造ウオディック『キラートゥース』はシドニーにミサ イルポッド×2で、ガーディにAZ対艦ミサイルランチャ ーで攻撃。シドニーは避けられずダメージを受けるが、装 甲とリアクティブアーマーのおかげで大事にはいたらず。 ガーディは辛くも回避する。 改造モルガ『デ・モル・ガ』は120oグライドキャノ ンとミサイルポッド×2でシドニーを攻撃する。全て避け られないが、あまりダメージを受けない。大型恐るべし。 イグアンAはガーディに攻撃。インパクトガンだけ一ゾ ロで自動命中する。 イグアンBはレイチェルに攻撃。パイルバンカーとイン パクトガンだけ命中。厚い装甲をパイルバンカーで貫かれ るが、被害は大したことはない。 ガーディはイグアンAに格闘攻撃。クローとキックをそ れぞれ一発ずつ命中させる。 レイチェルはイグアンBに攻撃。超硬度削岩ドリル、二 連装衝撃砲、近接戦用20oビーム砲で攻撃。ドリルと2 0oビーム砲をヒットさせる。 キティはイグアンAにパイルバンカー、キック、クロー で攻撃する。 (キティ「ボクを無視してると、後悔するよ!」) 言葉通り、キックで18点などの大ダメージを与える。 シドニーはレールガンで『デ・モル・ガ』を狙う。四肢 (機体近く)に命中させるが、転倒転倒させることは出来 ない。 第四ターン目 レイチェル「んで、イニシアティブね〜」 シドニー「いきま〜す。不幸で(笑)」 GM「いんや、その前に撤退するっす。 リーダー「やっぱり戦力不足だ。この勝負預け た!」」 シドニー「いや、もう来なくていいから〜酒や煙草ができ んでの〜」 ガーディ「明らかな敵が現れた以上酒はしばらくお預けだ。 隊長。」 シドニー「ひでえなぁ、それでも人間かい?(笑)」 ガーディ「酒より生き残る方が先だ(笑)」 シドニー「生き残るより酒でしょ(笑)」 レイチェル「今すぐ精算していきな!いつもニコニコ現金 払いだよっ!!」 GM「リーダー「いいか、その武器は使うな!!」といっ て撤退(笑)」 シドニー「潔い捨て科白だな(笑)」 キティ「何だったんだろ?と独りごちます。」 レイチェル「……しかし、帝国の部隊がここまで侵入して いるとは……小隊長、共和国の最寄りの守備 隊と連絡を取りますか?」 GM「識別信号は傭兵でしたけどね(笑)」 シドニー「ん?これって極秘じゃなかったっけ?(笑)」 レイチェル「傭兵……ねぇ……」 キティ「む〜ライバル社の妨害?でもそれなら使うなって 事はないよね?」 GM「ベッツ「ライバルなら、マクサー社の子会社である セイム社が一応そんな関係なんですけど……」」 シドニー「まぁ、余計な詮索はしない方がいい。その方が 生き延びるってもんだ(笑)」 キティ「む〜そうかも知れませんけど……」 シドニー「お前も大きくなったら分かるよ(笑)」 レイチェル「では、このまま港に向かって移動すると言う ことでよろしいですか?」 シドニー「そうだな。さっさと出発しようか。」 レイチェル「しかし……大量殺戮兵器、ねぇ……どこでど う話が違ったのやら……」 ガーディ「1200o砲とか?」 GM「そんなに積み荷は大きくありません(苦笑)」 レイチェル「ま、早いところ安全なところまで送り届けて しまおう。話はそれからだ。」 GM「ベッツは大量殺戮兵器とか聞くと、悔しそうな感じ で俯いてしまいますね。」 レイチェル「ベッツ……何を我々に隠しているのやら……」 シドニー「ベッツの表情を見てみないふりをしてます。」 キティ「はぁ、可能性の一つだよね。でもまあ、今考えて もしょうがないか。ボクたちは任務を完遂するの みっ!……どうしたんですか?ベアトリスさ ん?」 GM「ベッツ「いえ、割り切ったハズなんですけど……」」 キティ「はぁ……元気出してくださいよ。しょげてちゃ出 来ることも出来なくなりますよ?頑張りましょう よ、きっと分かってくれますよ!」 ガーディ「まぁ、現時点では我々がどうこう言える事じゃ ないからな……」 シドニー「うむ、明日の酒と煙草のために任務をするだけ よ(笑)」 GM「で、ユビト港へ行く、でいいですかな?」 シドニー「OK〜」 レイチェル「Yes,sir!」 ガーディ「いいです。」 キティ「異議な〜し。」 GM「では、ユビト港までは特に何も起こらず行けます。 で、この港で船に乗り換え、西方他陸へ向かうこと になるわけですな。」 シドニー「何もないと煙草が美味いなぁ〜」 レイチェル「ここからは船旅か……先に待つのは本物の戦 場……」 ガーディ「普通の海上船?」 GM「ん〜、サイズ的にタンカークラスだけど(笑)で、 準備に二、三日くらいかかるので、その辺のお宿に でも泊まって待っていて下さいな。」 レイチェル「今のうちに破損個所の修理を受けます〜」 シドニー「よ〜し、飲むぞ〜(笑)」 GM「というわけで、今回はここまで。短っ!(笑)経験 点は五点ね〜」 レイチェル「おっと、レベルアップ?」 キティ「わ〜い五点〜♪」 GM「次までにあげておいて下され〜ではまた次回〜」
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