GM「え〜と、テストパイロットはベッツが兼任している    わけですが……彼女がライガーゼロに乗り込むわけ    ですな〜」 ガーディ「ほう。」 シドニー「おとなしくしときます(笑)」 GM「乗り込む前に君らの方を見て、安心させるように微    笑みます。って、この人笑ったの初めてだな……」 ガーディ「このパターンは……死ぬのか?(PL発言)」 キティ「無茶苦茶縁起悪いです(PL発言)」 シドニー「死にフラグたっとるぞ……(PL発言)」 レイチェル「……吹っ切れたのか……とにかくやれること       をやるだけだ。」 シドニー「うむ、そうだな……と、ゴルドスに乗って酒を      呑みつつ(笑)」 GM「テストは初め順調ですが、最後に暴走を開始します。    普通ならこの辺で脱出する手はずなのですが、何故    か脱出する気配がありません。」 シドニー「心中する気か?」 レイチェル「ベッツ、もういい、脱出しろ。心中なんて許       さんぞ。妹を一人残す気か!?」 キティ「……たいちょ、止めなきゃ!」 レイチェル「こちらレイチェル。いつでも動けます。隊長、       ご指示を。」 ガーディ「救出準備……」 シドニー「あいあい、各機、死ぬ気で止めろよお〜」 キティ「いつでも出撃できるようにスタンバイしてます。」 ガーディ「見殺しには出来ないからな……」 シドニー「と言うことで、とめにいきますよん。」 GM「んで、ライガーゼロの様子を見て非常事態だと思っ    たのか、護衛している人たちが止めようとしますが、    それを薙払ったり……まぁ、分かりやすく言うと歯    が立ってません。さらに、他の会社の新型が止めに    入る……と言うか、破壊しに行ってますな……ちな    みに、新型はスピノサパーとガンブラスター。」 レイチェル「了解、コンバットシステムをフリーズさせま       す。」 GM「ルール的にはクリティカル表で11を出すしかない    けど(苦笑)」 シドニー「おいおい(苦笑)」 レイチェル「それは狙って出来るもんじゃないって(苦       笑)」 キティ「不味い……早く止めないと!」 GM「更に間の悪いことに、スピノとガンブラもつられて    暴走?って感じです。」 シドニー「と、言うことで新型を排除しつつ、ゼロを止め      ろよ〜」 GM「まぁ、阻止して押さえ込めればいいですよ〜出来れ    ばね(ニヤリ)」 ガーディ「なんか阻止と押さえ込みばっかりな気がする…      …」 キティ「まだ二回目ですよ?……伏線だったんだねぇ……     意外と(笑)」 GM「ベッツ「来ないで……」と言ったりしていますが、    戦闘かな?」 第一ターン  PCが主導権を取る。 (ガーディ「スピノとガンブラも敵扱い?」  GM「うむ。と言うか、近づくと無差別に攻撃してきま     す。」)  シドニーはスピノに阻止をかけるが回避されてしまう。  その後、ガンブラスターにレールガンを発射。一発命中 しクリティカル。右前足を大破させる。 (GM「このターンは転倒したままシドニー狙っちゃる     (笑)」  シドニー「当たらなければどうと言うことはない……当       たらなければ(苦笑)」)  ガーディはスピノと殴り合い。パンチとキックをそれぞ れ一発ずつ当てるが、命中部位が分散する。  キティはライガーに向かって前進する。  レイチェルはスピノ相手に遠距離から砲撃。電磁砲とミ サイルを命中させある程度削る。  スピノに対する命中はほとんど足に当たっている。狙っ ているわけではないハズなのだが……(笑) GM「あ、こっちの攻撃の前に〜整備、補修/ゾイド技能    を−2で振ってみて〜」 レイチェル「だから技能無いって〜6失敗(苦笑)」 キティ「はい?3成功です。」 ガーディ「ぴったり成功。」 シドニー「結果は聞かないで(苦笑)」 GM「んでは、成功した人は……ガンブラは見ればわかる    んだけど、スピノにも特殊兵器が付いていることが    分かります。ガンブラの特殊兵器は小型荷電粒子砲    を大きくした感じ?まぁ、要するに荷電粒子砲か    な?で、スピノは……レーザーチェーンソーをいじ    ってあるようだけど、よく分からないか。」 キティ「……はぁ……レゾナンス・サウンドなんとやらと     か言いません?(苦笑)」 シドニー「いい天気だなぁ〜(現実逃避)」 GM「で、スピノの攻撃……前にはガーディしかいないよ    ね?(笑)と、言うことで、レーザーチェーンソー    が光ったかと思うと、そこから八つ裂き光○のよう    なエネルギーが飛びます〜とりあえず、二発ね    (笑)」 ガーディ「な……!ビームスマッシャー!?」 キティ「ビームスマッシャーかいっ!(苦笑)」 GM「微妙……失敗と一ゾロ(笑)」 ガーディ「……洞察力使って強制回避しようか……しよ      う。」 GM「うい、外れました〜で、ガンブラは……シドニーに    荷電粒子砲とハイパーローリングキャノン〜〜(楽    しそう)」 シドニー「くるなあ〜」 GM「ローリングキャノンが7成功〜荷電粒子砲は失敗〜」 シドニー「……0成功。きなさ〜い。」 GM「27点が……胴体だな。」 ガーディ「ぶはっ!」  こんな調子で戦闘は続く。  暴走状態のライガーゼロはガンブラスターの荷電粒子砲 を破壊。 第二ターン GM「ベッツは相変わらず『逃げて!』とか叫んでるけ    ど?」 レイチェル「仲間を置いて逃げられるかよ。ベッツが脱出       するなら考えるけど。」 キティ「逃げない。ここで逃げちゃティルちゃんに会わす     顔がないっ!」 シドニー「このまま逃げたら酒が不味くなるんでね。」 GM「ベッツ「脱出出来ないんですよ……知っている私が    生きていると不都合が多いのでしょう……」」 レイチェル「なら、我々も一歩も退かん。ベッツも助ける。       我々も助かる。他の選択肢はない。」 キティ「コックピットをこじ開けてでも助けるっ!絶対に     死なせたりしないっ!するもんかっ!」 レイチェル「よく言ったキティ。雑魚は任せておいてくれ。       キティはベッツのところに。」 キティ「了解!レイチェルさん、晩酌つき合いますよっ!」 GM「ベッツ「……もう……私が原因で争いが起こること    が……人が死んでいくのは見たくないんです……お    願いだから……」」  プレイヤーの意気込みでダイス目が変わるのかは分からな いが、PCが主導権を取る。  シドニーはガンブラにレールガン×2。21点と18点を 前足や頭部に炸裂させる。  ガーディはスピノを殴る蹴る殴る。全て命中させ、大ダメ ージを与えるが、命中部位がばらけ、ダメージが分散してし まうが転倒させることに成功。  キティはゼロに接近。  レイチェルは転倒しているスピノに突撃。しかし、大ダメ ージの突撃は腕に当たってしまい、効果的なダメージは少な い。  スピノは倒れたままガーディとレイチェルにビームスマッ シャーを放つが、外れ。  射撃目標値が10で命中精度が−1、更に転んでいればこ んなモノだろう。  ガンブラスターはシドニーにローリングキャノン。23点 の大ダメージを与える。  そして、ライガーゼロはキティに重力砲を二発。  一発は自力で避け、もう一発は気合いで回避する。 第三ターン GM「じゃ、こっちの先攻だな。ゼロは攻撃態勢を整える    二機を重力砲でブチ抜きますね。それでこのターン    の行動は終わり。」 シドニー「こわこわ。ガンブラとサパーは逝っちゃます?」 GM「うむ、胴体大破状態です。結構減っていたし。」 シドニー「すると……CA壊すか……レールガンであたっ      く〜」 GM「撃つとだね、重力フィールドの影響で実弾兵器は命    中しません。」 シドニー「ぐは(苦笑)」 レイチェル「キティ、ゼロの外部装甲緊急排除レバーはど       こ?」 キティ「え?えと……」 GM「あるのかな?(苦笑)」 レイチェル「航空機なら外部からキャノピー吹っ飛ばすこ       とも出来ますよ。」 GM「まぁ、あるかも知れないけど、ゾイドでは無理と言    うことで。非戦闘時に人の手で、なら出来てもいい    かも知れないけど(笑)」 キティ「……ダメです!外部からの排除は無理です!内部     からの操作か、ゾイド自身の意志でじゃないと…     …」 レイチェル「……やはりあの装甲をぶち壊すしかないの       ね。」  ガーディはフル加速で接近し、レーザーライフル×2と 30oビームライフルを叩き込む。レーザーライフルをヒ ットさせるも、あまり効いてはいないようだ。  レイチェルも接近から攻撃を行うが、大したダメージを 与えられない。  キティも格闘攻撃を行うがキックしか命中しない。 第四ターン GM「ベッツ「ゾイドは乗り手の心を理解してくれる……    これは私が望んだことかも知れない……皆さん……    妹を頼みます……」と言って、ライガーゼロは戦線    離脱しようとしますが……」 キティ「……ちょっと待って!『望んだこと』ってどう言     うこと!?……あなたが犠牲になっても何も解決     しないんだよっ!?と言いつつ阻止っ!気合い一     点消費で目標値+1!……6成功。どうっ!?」 GM「すまん……13成功……ダイス目走り過ぎ(ちなみ    に出目は3である)」 キティ「……っだぁぁ……」 ガーディ「そりゃ無理だ……」 GM「では、ゼロは戦線を離脱して、凄いスピードで砂漠    の真ん中の方に走っていきます。」 ガーディ「……自爆か?」 キティ「追いかけるけど……間に合いそうにもないよね…     …」 GM「で、少しするとゼロの消えた方が暗くなります。丘    陵の上とかから見ればわかるけど、重力崩壊を起こ    しているような感じですな。ゼロがブラックホール    化してまわりのものを吸い込んでいます。」 キティ「うわぁ……」 GM「ものの数秒で蒸発しますけど。」 ガーディ「……」 GM「残るものは直径約2kmクレーター程度です。」 キティ「……とりあえず……行ってみようよ……(涙)」 シドニー「むむ……」 キティ「ゾイドから降りて、クレーターの真ん中まで行き     ます。行ってひざを折って大泣きします(涙)」 GM「事務的なことを言えば、護衛任務は完了したし、事    故は管轄害なので、任務も無事終了となります。全    員共和国と企業から契約分より多めのお金が振り込    まれますね。口止め料も含んでいるんでしょう。」 シドニー「これで普通に振り込まれるとはな……」 ガーディ「しかしまだやる事はある……頼まれたからには      な。」 シドニー「このままじゃ酒が不味くなるからな。」 キティ「……だよね……泣いている……場合じゃないよね     ……助けなきゃ。仇を……討たなきゃ……」 GM「まぁ、何時までもここにいてもしょうがないと言う    ことで、一日ほど滞在して英気を養ってから帰路に    就くことになります。で、帰る途中というか、出発    しようとしたとき、空飛ぶウオディックが向かって    きますね。」 キティ「……ん?あれはゴードさんの?」 シドニー「よお〜おそかったな〜」 GM「ゴード「おう、彼女の居場所が分かったぜ。保安部    の私兵の仕業だったな。」」 ガーディ「私兵?」 シドニー「物騒な世の中だな……」 GM「んで、彼の話によると、無事解放されたと言うこと    ですな。で、不審に思って一番足の速い彼が現地に    飛んできたそうです。」 キティ「……そう、なんだ……でも、ちょっと遅かったよ     ……」 GM「ゴード「どう言うことだ?」」 キティ「……ベッツさんは……CAの暴走に巻き込まれて     ……」 GM「ゴード「……ちっ……」と吐き捨てて目をそらす、    くらいしかできないな……」 ガーディ「私兵と言うことは仕切ってる奴がいるんだな…      …何者だ?」 GM「それについては、少ししてから到着する矮星の爺さ    んから教えてもらえます。え〜と、兵器開発課の上    の方の人にガイロス帝国と内通している者がいるわ    けです。彼はガイロス帝国の兵器技術と引き替えに    こちらの技術を売り渡した、と言う話です。で、兵    器開発課にスパイとして保安部の人が入り込んでい    たわけですね。彼が情報をわざと漏らし、保安部に    連絡、評判の悪い上の人がそれに目を付けて彼を強    請ったらしいですね。その時、売れる情報として兵    器の設計図などを提供しました。更に、保安部の人    が利益を独占できるように、兵器開発課下請け会社    のテストを失敗させるべく、社員の身内を人質に取    った。それがティルですな。」 ガーディ「……キティ大当たり(PL発言)」 キティ「まさか当たるとは思わなかった(PL発言)」 GM「で、兵器開発課にゴードが雇われ、保安部に義理の    ある矮星は保安部についたわけです。」 キティ「ああ、だから取り合いしてたのか……」 レイチェル「……共和国に宣戦布告する理由が出来たわ。       連中は一人残らず死んでもらった方が良さそ       うね。」 シドニー「何ともつまらんはなしだな……」 レイチェル「それにしたってこんな連中のために前線で散       っていったビアトリスや兵士が浮かばれない       わね。」 キティ「……だから、だからせめて仇はとりたいです。死     んでいったみんなのためにも。」 GM「ゴード「ああ、奴等……気に入らねぇな……」彼は    一人でも敵討ちするでしょうね。」 キティ「……協力するよ。私は……許さない、絶対に。」 レイチェル「私は共和国との契約を破棄すればそれでいい       ……でも、キティは自分の国に武器を向けて       もいいの?よく考えて。」 キティ「……その時はその時ですよ。ボクだって、軍を辞     めてしまえばいいんだし。夢は……軍の中じゃな     くても叶うから……」 レイチェル「エウロペの民から見れば帝国も共和国も同じ。       私はエウロペの将来を思い共和国に来た……       だが、この現実は何だ……この戦争で死んで       いった者は何だったんだ……」 シドニー「そうなると……私はここでお別れになるかな…      …」 キティ「隊長は……そうですよね、そういう人ですよね。     協力してくれたら好きなだけお酒おごってあげる     って言ったらどうします?」 シドニー「そうだな……その時は酒を呑むだけ呑んでとん      ずらするよ(笑)」 キティ「なに言ってるんですか、もちろん事の後でです     よ。」 レイチェル「キティ、勘違いをしないで……隊長は共和国       軍人としての制約を守る義務があるから。隊       長が率先して制約を踏みにじれないのよ。強       制はできない。わかってあげて。」 キティ「……分かってますよ。言ってみただけ。わたし一     人でだってやりますから……」 シドニー「まがりなりにも飯を食わせてもらってるんだ。      お前の歳ならともかく、私はな……それに、も      う不幸に会わずに済むぞ(笑)」 キティ「……はい。今までありがとうございました。隊長     ……」 シドニー「なあに、生きていれば会う事もあるさ。無理す      るんじゃないぞ(頭なでなで)」 キティ「……はい!」 レイチェル「隊長、お世話になりました。しかし、共和国       の内部での不正を糾することは誓約を破棄す       ることには当たりませんよね?」 シドニー「かなりこじつけをしているな(笑)」 レイチェル「こじつけでも結構。ただ私は、このような者       達のために前線に送られて散っていく者達が       いることを座視できないだけです。」 GM「んじゃ、この後はどうします?宣言して〜」 キティ「ゴード達と行動を共にするつもりです。出さなき     ゃならないのなら退役願いは事後提出って事で。」 レイチェル「私もゴード達と行動を共にします。ガーディ、       あなたはどうするの?」 ガーディ「言うまでもない……当然殺るさ。」 シドニー「軍人に有給あったっけ?」 ガーディ「……おい(笑)」 GM「戦時中は無理っぽいけど、結構長いお仕事を終えた    ので一週間くらいは差し上げますよ(笑)」 シドニー「じゃあ……決定かな?(笑)」 レイチェル「まぁ、何というか……隊長らしいですわ。」 シドニー「覚えときなさい。制度は有効に活用するもんだ      よ(笑)」 レイチェル「決まりね……隊長、シドニー小隊全員出動命       令を待つのみです。ご命令を。」 シドニー「ん?有給中だ。各自適当に出発でいいじゃない      か(笑)」 レイチェル「え?バカンスの引率やってくれるんじゃなか       ったんですか?(笑)」 シドニー「みんな同じ方向に行くだけだろう。大人なんだ      から一人で行きなさい(笑)」 ガーディ「しかし問題は手段だな……強襲するわけにも行      くまい?」 GM「ゴード「ああ、奴等だけなら何とでもなるんだが…    …」」 ガーディ「ほう……詳しく聞こうか。」 GM「ゴード「ああ、奴等も共和国軍人だからな。合同演    習に参加する事もあるわけだ。幹部クラスは戦った    りはしないし、まわりに兵士がいるがな。」」 レイチェル「爺さん……教えてくれ。保安部のボス……ベ       ッツの敵の名前は?」 GM「爺「エイルマー……多少は有名な奴じゃよ。」」 レイチェル「私はみんなや、先に逝った多くの勇者達のた       めに戦い抜く!そして何よりベッツのため       に!」」 GM「ちなみに、ガイロス帝国に売り渡した技術は……マ    グネーザーですわ。言うの忘れてたけど(笑)」 シドニー「むう〜だからだったのか……(PL発言)」 GM「と言うことで、今回はここまでかな?経験点は各自    10点ずつ。次はラストシナリオ……かな?(笑)」
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