血戦と終演
GM「では、合同演習当日です。どの辺にいるのかな?」 レイチェル「まだ森の中〜」 ガーディ「同じく。」 シドニー「森の中ですな。」 GM「では、司令部の方へゼロパンツァー、ゴジュラスガ ナー、ディバなどが次々と到着してきますな。開会 の挨拶みたいなのをして、集団戦闘の訓練などに入 っていきます。」 シドニー「まぁ、凄い行列だこと。」 レイチェル「本日の目玉〜両軍に別れての紅白訓練はまだ かのぉ〜(見物客気分)」 キティ「んと、確かお茶がここに(笑)」 GM「んで、司令部にエイルマーの乗ったゴジュラスガナ ーとかが到着したらしいですな。通信傍受でわかる けど……それくらいの準備はしているでしょう (笑)」 シドニー「頭狙いてぇ……けど止めとくか……」 レイチェル「仮設司令部に入ってからが勝負だよもん。」 シドニー「まぁ、そうだな。」 GM「んで……えっと、偽装の成功度はいくつ?」 レイチェル「振ってないぞ(苦笑)盗賊技術?」 GM「ですね。一つのパーティまとめてで良いですよ(笑)」 キティ「目標値10。気合いを使って+2します……3成 功です。」 GM「(相手の危険察知が10で、警戒怠っているし、準 備する時間はたっぷりあったからから−4ってとこ ろかな。実際は相手にボーナスとして与えるモノだ けど今更だし……)……出目3ってどういう事よ? (苦笑)気付いてしまった……」 ガーディ「おーい(苦笑)」 シドニー「くおおらぁ〜(涙)」 キティ「……はーい、戦闘開始ぃ(涙)」 シドニー「結局強襲かいな(苦笑)」 GM「と言うわけで、取り巻きの奴等から誰何の声が飛ぶ デス。」 レイチェル「むぅ、気付かれてしまったからにはしょうが ない、ぽちっとなぁ!!(勢いよく時限爆弾 &地雷(当然信管が生き返るだけ)のスイッ チを押す)」 GM「んじゃ、れいちー気合いで振ってみて〜」 レイチェル「……うわ、失敗なんで気合いで振り直します (苦笑)また失敗(泣)」 キティ「んと、他人の判定に影響を……って、遅かった(苦 笑)ダイスが裏切るなぁ……」 GM「あれれ、んじゃ無力化はこれくらい、と。(後方部 隊の到着は五ターン目、と)こちらの戦力はライガ ーゼロパンツァー、ディバ、ゴジュガナー?の三体 です。今のところ(笑)司令部とは言え戦力はそれ ほど充実してないのよねぇ〜訓練だし〜」 ガーディ「全部第一線級の強襲機じゃないか(笑)」 シドニー「ゴジュはいらん(苦笑)」 レイチェル「さぁて、ショータイムだ。ゴールデンタイム に実況生中継だ。」 キティ「……行くよ、クレイドル。終わらせるんだっ!」 GM「エイルマー「お前達、何が目的だ?ええい、やって しまえ!」」 レイチェル「……ボキャブラリーの少ねぇオヤジだな。お 前みたいな奴ぁ三秒で即死だよ!と、森の中 から一気に飛び出します。」 シドニー「森の中からのっそりと出発するか……」 キティ「れいちーに追随しまーす。」 GM「エイルマー「このゴジュラス・ジ・オーガ量産型の 性能試してくれる。」」 シドニー「また自爆しそうなモノを……(苦笑)」 最終決戦の始まりである。 一ターン目はPC側が無条件で先攻を取る。 相手は前衛にゴジュラス、ディバイソン、後衛にゼロパ ンツァー試作型を配備。 PC達は後衛にシドニーがいる以外、全員突撃する。 (GM「援軍呼びたいけど……ECMで妨害されるからの ぅ(苦笑)」 シドニー「もちろん、たんまり妨害してあげますよ(ニ ヤリ)」) シドニーはレールガンでゴジュラスを攻撃し、一発命中 させる。 レイチェルは右側面から攻撃をくわえ、四肢を傷つける。 ガーディは例のごとくゴジュラスに格闘戦を挑み的確に ダメージを与える。 (キティ「わたしの心が叫んでるっ! お前を倒せと吼え ているっ! ひぃっさぁつ、ヴァルキュリアス トラァイクッ!!」) と叫びつつ攻撃。部位はばらけるがダメージを与える。 ゴジュラスは攻撃回数をすべて消費しスマッシュアップ テイルでの『薙払い』を敢行する。前衛の三人は回避でき ずに大ダメージをうけてしまい、キティは気合いを使用し て耐える。 (キティ「気合い残り2……後がない。カリスマで回復し て〜」 レイチェル「そういえばそんなものもあったねぇ(笑)」) ディバイソンはガーディに十七問突撃砲、キティにツイ ンクラッシャーホーンで攻撃。ガーディは回避するも、キ ティは避けきれずダメージをうける。 ゼロパンツァーはシドニーへハイブリッドキャノンを叩 き込み大ダメージを与える。 第二ターン エイルマーの乗るゴジュラスはオーガノイドシステムの 負荷がかかりすぎ停止する。 (レイチェル「やっぱり欠陥品じゃないか(笑)」 シドニー「暴走するぞ、暴走(笑)」) で、敵が先攻をとる。 ディバイソンは八連ミサイルポッド×2をシドニーへ。 大ダメージを与える。 ゼロパンツァーは前衛を狙いバーニングビックバン。 (キティ「失敗……当たるなら胴体、当たるなら胴体……」 レイチェル「まずい、全弾命中だ(汗)」 ガーディ「死ぬぞ……マジで(汗)」) それぞれ命中部位がばらけ事なきを得るが、大ダメージ をうけてしまう。 シドニーはディバイソンにレールガンを撃つ。命中部位 表を不幸で振るが…… (シドニー「1と1と6……不幸じゃなければ……(苦笑)」 GM「普通前足を選ぶよな(笑)」 シドニー「漢じゃないな、マスター(笑)」 GM「ぃよぅし、頭部でいったろうじゃないか(笑)」 シドニー「いいのか?(苦笑)」 GM「いや、胴体とかに集中するより二度と当たらない であろう頭部に当てておいた方が生存率も良さそ うだし(笑)」) レイチェルはゴジュラスにドリルを、パンツァーにミサ イルを放つ。それぞれダメージを与えるが、パンツァーは 一発自動回避を行う。 ガーディはディバイソンに接敵し殴る蹴る。大型の強襲 機を腕前だけで押さえ込む。 キティはゴジュラスを執拗に攻撃。パイルバンカーの貫 通攻撃等で装甲を削る。 第三ターン PCが先攻を取る。 レイチェル「よし、取った。カリスマ使います。『隊長、 キティ、ガーディ、もう一押しだ!一気に行 くぞ!』」 シドニー「あいよお〜」 キティ「はい!行きましょう!」 ガーディ「気合い使ってないのに(笑)」 キティ「腕前が違いすぎるんですよ(涙)」 レイチェル「回復量は……よし、四点回復。」 キティ「やたっ(笑)」 シドニーは全力攻撃を宣言。回復した気合いを使用し攻 撃全ての目標値を+1する。ディバイソンは回避する事が 出来ずに大ダメージをうけてしまう。 レイチェルはゴジュラスに『突撃』を敢行。衝撃砲も同 時に発射しダメージを与える。 ガーディはディバイソンと殴り合い。速度を保持したま ま高速戦闘を続ける。 キティ「あいも変わらずゴジュにパンチキックパイル。こ こで沈めるっ!」 レイチェル「うはぁ、出目爆発(出目2、3、3)」 シドニー「なんだその出目(汗)」 ガーディ「ドラマチックダイスシステムだ(笑)」 キティ「胴体に26点、25点、24点のダメージ〜」 レイチェル「合計75点……(汗)」 GM「……あ、ゴジュ沈んだわ……」 シドニー「あなおそろしや……」 レイチェル「コックピットから拳銃とサブマシンガン掴ん で、沈んだゴジュのコックピットに向かって 走る。」 シドニー「元凶が滅んだか……」 キティ「……システムの暴走で身動き取れずに潰されてち ゃ世話無いよね。」 GM「あう、大将がやられてしまっては志気崩壊ですな。 他の兵士は降伏しますです。」 ガーディ「れいちーまかせた……って、終わりかい(笑)」 シドニー「奇襲に対応できないと演習の意味はないですよ と乗ってる人たちにうそぶきます。」 レイチェル「ほら、出てこい。出てこないならキャノピー 開放してこいつ(サブマシンガン)のマガジ ン二ダース分叩き込むよ。」 キティ「ゾイドから降りて、れいちーの所に行きます。仇 の顔を拝みに。」 シドニー「あくまで演習の一環のように嘯き続ける(笑)」 ガーディ「私は降りずに待機。」 GM「エイルマー「た、助けてくれ、命だけは……お前達 の欲しいものは何でもやるから……金か?地位か? 名誉か?」」 レイチェル「グリップで思いっきり顔を打ち据えます。「ふ ざけるな。貴様は他人の命を、今まで簡単に 奪ってきただろうが。今日は私がそうさせて もらう。」」 キティ「お金も地位も名誉もなんにもいらない……ただ、 逝った仲間が帰ってくればいい。だけど、それは 叶わない……だから……お前を……」 GM「エイルマー「わ、私にだって妻もいれば子供もいる、 助けてくれ!頼む!」」 キティ「……お前が見殺しにしていった人にも、大切な人 がいたんだ……安心して、あなたの奥さんや子供 を傷つけるつもりはないから……ただ、あなたの 命が欲しいだけだから……(ベレッタを抜く)」 GM「エイルマー「それじゃ、知らなかったとは言え私が やったことと同じ事をしようとしているんだぞ、そ れは酷いだろ?私と同じ罪を犯すつもりか?なぁ、 考え直してくれ!」」 レイチェル「あんたが殺した人間にだって家族や兄弟はい たんだよ……国営放送は普通の番組やって る?」 GM「普通の番組ですな。」 レイチェル「ん〜じゃあ、全通信チャンネルに向かって通 信を送ろう。『共和国保安部のエイルマーを 本日0926に公権力乱用及び殺人示唆の容 疑で身柄を確保した。我々は、この事件に関 し速やかなる捜査及び軍法会議を希望するも のである。なお、共和国政府から三十分以内 に回答なき場合、我々にて以上の罪状にて処 刑を実施するものとする。』……こんなとこ ろでいいか?キティ?」 シドニー「お〜お〜、やるねぇ〜」 ガーディ「すげーぜ、れいちー。テロリストみて〜だ(笑)」 キティ「……ふざけないで。……これはエゴだよ、多分私 たちのエゴ。……でもね、自分の気持ちに整理つ けるためには、少なくとも私はこうするしかなか った。……レイチェルさんの通信の通り、どちら にせよあんたは終わりだ、エイルマー……レイチ ェルさん、ありがとうございます。(エイルマー に向き直り)三十分を、有意義に過ごしな。」 レイチェル「国営放送も、そろそろ騒ぎ始めるかしら?く すくす(笑)」 シドニー「さ〜て、どう動くかな……まさかいきなりサラ の爆撃なんてないだろうな……(苦笑)」 GM「うむ、では、十数分後に通信が入りますね。彼のこ とは後で事情聴取と言うところですかな。」 シドニー「まぁ、みんな上手く喋ってくださいな。酒を飲 み続けます(笑)」 GM「まぁ、これだけの不祥事を起こして、金も地位も無 くなったような奴を好んで庇う奴なんていませんか らね〜」 レイチェル「ゴジュラスに乗ってゴドスに負けたとあっち ゃぁ、そりゃ軍での立場も失うわね〜」 GM「刑罰は終身刑くらいかな?」 キティ「……だって。死ななくて良かったね?(ベレッタ をしまう)」 シドニー「刑罰は今の状態で分かる?」 GM「少し後ですな。」 シドニー「まあ、後から激怒することになるのかの(苦笑)」 レイチェル「……もしかしたらあなたはその権力で生き延 びるかもしれないわね……しかしそのときは あなたが殺した人たちの肉親と同じ気持ちを 味わってもらうことになるわ。大事な家族を 失う悲しみってのをね……まぁ、時間はある わ。考えなさい」 GM「(やっぱり殺した方が良かったか……?)まぁ、刑 罰については詳しく述べないということで。これ以 上人死にが出るのもアレだし(苦笑)」 レイチェル「さぁ、逃げるわよ!ここで捕まったら元も子 もないからねっ!」 キティ「そうですねっ!ゾイドに乗ってすたこらさっさと 〜」 シドニー「そういった時には森にいたりする(笑)こっち は足遅いんじゃ。」 ガーディ「あいあいさ〜、えっほほーえっほほーえほほー のほ〜(ドロン○ーのテーマ)」 GM「ええい、今『Your song』聞いているとい うのに(笑)」 レイチェル「ウオ男に連絡〜作戦は成功〜トラトラトラ。」 GM「ゴード「了解、こっちも保安部の方は懲らしめてや ったぜ!」」 レイチェル「エイルマーはおそらく軍法会議にかけられる でしょうね。ベッツの名誉回復がなされるか どうかは分からないけどね。」 キティ「……ボクたちにできるのはここまで。あとは共和 国の正義を信じましょう……」 GM「後日談になりますが、エイルマーは軍を私物化した 罪や情報漏らしたり……まぁ、色々やっていたので かなりの重罪ですな。詳しくはご想像にお任せしま す(笑)ティルは子供達の相手で忙しい日々を送っ ているようです。ゴードとか傭兵部隊の人達はまた 気ままな傭兵生活でしょうね。爺は引退したようで す。」 シドニー「私も気ままに酒呑む生活送りたいなぁ(笑)」 GM「君らはどうする?」 レイチェル「私はエウロペに帰るよ。そしてまぁ、村の用 心棒でもしながらのんびり暮らすかなぁ。」 GM「エウロペ出身なんだっけ?」 レイチェル「そそそ。本人希望としてはエウロペ独立のた めに何かすることを希望。」 GM「その『何か』を決めるのはPLですよん(笑)」 レイチェル「まだ、自分にビジョンが何もないので、しば らくは用心棒や傭兵をやってるのではないか な?」 GM「シドニーは……情報屋と仲良く酒の呑み会いをして いると(笑)」 シドニー「のんびり仕事しながらね(笑)」 ガーディ「エウロペに戻るよ。そっち出身だし。」 キティ「軍でこの任務に就く前の生活かな?傭兵にも憧れ るけど……」 GM「その辺は決心さえあればすぐに転職できるだろうし (笑)さて、これからも他の事件に巻き込まれてい くかも知れませんが、この話はいったんここまで。 と言うことで第二回ゾイドチャットセッションこれ にて終了。お疲れさまでした〜」 一同「お疲れさま〜」
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