開けてびっくり宝箱?

GM「ぢゃ、街の方から行きますか……って、何を聞くのさね?」 ヴァネッサ「この近くにゾイドを隠せそうな場所はないかー、とか村の掟で入っちゃいけ       ない場所はないかー、とか最近家々の位置関係とか道のつながりとかをかぎ       回ってたっぽい怪しい奴はみなかったかー、とかかな?」 GM「んぢゃ、一応交渉/聞き込みで振ってみて。」 ヴァネッサ「目標値11……三成功〜」 GM「んぢゃ、入っちゃいけない場所無し、怪しい奴見てない、隠せそうな場所ならちと    遠めの森当たりが怪しいかも、くらいかな?」 ヴァネッサ「むう……野外調査組に期待、なんやろか?とりあえず、宿屋に戻って野外組       の帰りを待ちますか……」 GM「んぢゃ、野外組。どの辺を探してみる?」 カリュドン「つ〜ても、この辺りの地理はあまり明るくないからなぁ。そっちはどうなん       だ?(と傭兵達に)」 GM「アイリス「いやぁ、あたし達も大して詳しくは無いけど……前に襲われた村とかに    行ってみようかと……」」 ハインツ「では地図を……」 カリュドン「そうだな。とりあえず地図を確認しよう。襲撃者が襲って来るのは決まって       防御力を持たないところらしいからな。その辺を考慮して絞り込みしたらど       うなんだ?」 GM「う〜ん、あまり特徴はないですねぇ……」 ハインツ「では現場検証といこうか。」 カリュドン「了解。」 GM「現場検証……前に襲われた村は……かなり焼けこげてますねぇ。まだ燃えていると    ころもあるくらい。」 ハインツ「ひどいもんだ……村の人に聞き込みなどしたいのですが。」 GM「うむ、この村の人達はもう避難してるから居ませんね。あ、熱源感知できる人は余    熱が森の方まで続いているように見えますね。」 カリュドン「にしても、酷くやられたもんだなぁ。使われた火器とかから何か分からんの       か、ハインツ?」 GM「使用された武器を予測するなら……整備、補修−2で。」 カリュドン「ふっ、目標値4。成功するわけねえだろうが!(笑)でも振ってみよう(笑)       ……(出目11)かすりもせぬわ!(笑)この焼け方からすると、荷電粒子       砲でも使ったに違いない!(笑)」 ハインツ「目標値7で……失敗(苦笑)」 GM「悔しかったり、悔しがる必要もなかったり……(お)」 ハインツ「高出力のレーザーか火炎放射器だと思うんですけど……確証がありませんね。」 GM「アイリス「どうする?このまま森まで行ってみる?それとも戦力整える?」」 ハインツ「敵の能力がわからない以上戦力を整えていった方がいいと思うが?」 カリュドン「とは言っても、相手は一機らしいが、こっちはレッドホーンが二機。これで       も十分だと思うがな(苦笑)大体、森にいるとも限らんぞ……まぁ、聞き込       み組の話も聞きたいし、連絡取って呼びつけよう。」 GM「了解。」 ヴァネッサ「呼ばれました。りょーかい、ほないこか〜」 GM「んで、合流した後は熱源を追っていくのかな?かなりの熱を出しているようで跡を    たどるのはかなり容易ですね。」 カリュドン「そういえば、傭兵たちの機体は何なんだ?」 GM「コマンドウルフ、セイバータイガーAT、レッドホーンBGかな?一番近いのは。」 カリュドン「ずいぶんいい機体に乗ってるな……維持するのも大変だろう?……と。」 GM「アイリス「ま、それなりに稼いでるからね〜」」 ハインツ「かなりの戦力ですね。」 GM「まぁ、そんなこんないいつつ、熱源を追っていくと、一際高い熱源が見えてきます。    視線が通るところで見てみると〜レッドホーンだねぇ。」 ハインツ「純正?」 GM「ん〜純正ではないですね。一応整備補修で振ってみて〜」 ハインツ「目標値は9で……4成功。」 GM「外見は両脇に大型火炎放射器を取り付けてありますね。バトスト1に出てきた『バ    ーナス』に似ているデスナ〜ビーム砲もリニアキャノンも健在だから火力はアレよ    り高いですけどね。」 カリュドン「ガショーン、ガショーンと足音を響かせながら、赤角の行進……目標発見、       突撃ィィィ!」 ヴァネッサ「待てぇぇぇっっっ!?」 カリュドン「……なぜ止める!?」 ヴァネッサ「……もちっとよー考えようや。伏兵とかおるかもしれんやん。」 ハインツ「もう少しすれば好きなだけ突撃出来ますよ(笑)」 カリュドン「仕方ない、もう少し待つが……一番やりは俺の物だぁ!(笑)」 ヴァネッサ「周囲の熱源とか探ってみたいんですが……伏兵とかいません?」 GM「う〜ん、整備しているような人たちが数名いますが、伏兵はいない模様。整備して    いる人たちは気づいてませんね。」 ハインツ「帝国軍の記章か何かありますか?」 GM「似たようなエンブレムつけていますが、帝国ではないですね。明らかに。」 ハインツ「共和国兵かな?」 ヴァネッサ「……さて、どないします?」 カリュドン「え〜い、帝国兵だろうが関係無いわぁ!どちらにせよ、村を襲ったという状       況証拠は十分、とっ捕まえて、吐かせれば良いだろうが!」 ハインツ「どうやら偽物のようですが……一応通信だけしてみますか?」 カリュドン「あの変な奴の鎮圧が先じゃねえのか?武器を持った敵が投降した試しなし。」 ヴァネッサ「せやろねぇ……埒もあかへんし、問いただしてみてもええんとちゃいます?       有為な応答が得られんかったら殴り倒す、で」 GM「アイリス「見た感じ……ただの山賊っぽいね……レッドホーンはどこかで拾ったの    かな?」」 ハインツ「では、カリュドンさん、どうぞ。」 ヴァネッサ「お、がんばれ旦那〜(笑)」 カリュドン「う〜し、突撃ぃぃ!」 GM「ああ、問答無用な奴らだ(苦笑)」  と、戦闘開始である。  敵との距離は5ヘクスから始まる。相手は不意打ちのために気づかず、反撃や回避が出 来ない。  カリュドンは接敵しつつミサイルで攻撃。少し削る。  ハインツは降伏勧告しつつチェイサーをとばし、ヴァネッサに座標転送を行う。  ヴァネッサは後衛からスナイパーライフルで攻撃。  で、次のターン。敵が主導権を握る。  改造レッドホーン『バーナス改』は収束大型火炎放射器×2と拡散二連装80oビーム 砲で前衛を範囲攻撃。後衛のヴァネッサには三連リニアキャノンをとばすがこれは失敗に 終わる。  前衛はそれぞれダメージを受けるが、レッドホーンだけにほとんど効いていない……ハ ズが、カリュドンにクリティカル。80o二連装ビーム砲を破壊され大打撃(苦笑)  で、カリュドンの反撃…… カリュドン「ウォォォ、やぁぁってぇやるぜぇ!!で、気合を5点消費します。根性があ       るので、当たればダメージ+7(笑)」 GM「豪快に漢らしく使うなぁ(笑)」  で、ダメージを与えるが、相手もレッドホーンだけにあまり効かない(苦笑)  最低射程に割り込んでいる三連リニアキャノンも一応撃ってみるが外れ。  ハインツは80oビーム砲で攻撃。それなりに削る。  ヴァネッサはスナイパーライフルで攻撃。なぜか相手が避ける(笑)  で、次のターン…… GM「冷静になってみれば、同クラスゾイド×2、ヘル猫、戦闘に参加してないけど、セ    イバーAT、レッド、ウルフ……勝ち目無いんだよねぇ(苦笑)降伏していいデス    カ?(苦笑)」 ハインツ「いいと思いますが……ほかの方どうですか?」 カリュドン「降伏ぅぅ?不許可ァァ!……冗談です。改造レッドホーンから降りて、武装       解除すれば許す(笑)」 GM「了解。死ぬよりマシ(苦笑)ちなみに攻撃回数が多かったのは三人乗っていたから    デス(笑)尻尾にも乗っていたけどある意味勇敢だね(お)」 ヴァネッサ「懲罰席だもんなぁ(笑)」 GM「で、戦闘終了後、アイリスが「あ、見つけた!」って言って、トレーラーの一つぶ    っ壊します。」 ヴァネッサ「な、何ぃないきなり……」 ハインツ「?」 GM「いや、この拠点においてあったトレーラーですが?まぁ、トレーラーといってもダ    ンプカーのごとくそれだけで移動できる代物ですが……」 ヴァネッサ「ってことは……輸送中やった?誰が何処へ?帝国純正とはちゃうんやろ?…       …なんや、きな臭いなぁ……」 GM「アイリス「ま、別件の依頼でね〜悪いけど見なかったことにしてね。」」 ヴァネッサ「う〜ん……せやね。深ぅ考えてもどうしようもないしね。」 ハインツ「トレーラー回収しておきますが……」 GM「まぁ、何もわからんだろうなぁ(苦笑)」 カリュドン「まぁったく、無駄ボーンだったな。とっとと帰って機体の修理を済ませちま       おうぜ。」 ヴァネッサ「ほんま。早ぅ宿に戻ってのんびりしたいわぁ……なんや、忘れてる気がする       んやけどなぁ……」 ハインツ「任務完了ですね。」 GM「アイリス「またあったらヨロシクね。帝国軍人とその一味さん」と言って去ってい    くですね。」 ハインツ「バレてたか。またあえたらね。」 ヴァネッサ「……次は敵同士やったりしてな。」 ハインツ「では報告書を作成しましょう(笑)」 カリュドン「報告書ねぇ……誰が書くんだ?ハインツ、そう言えば、お前確か今回が初陣       だったんだよな?」 ハインツ「ええ、そうですが?」 カリュドン「そうか、そうか。じゃあ、戦後処理という物がどんなものかも実感しておい       た方が良いよな……報告書の作成は頼んだぞ(笑)」 ハインツ「了解。頑張ります(笑)」 GM「えっと、トレーラーの残骸とかレッドホーンを調べてみても、共和国と断定できる    決定的な証拠はありませんね。上官は『コレが共和国と断定できれば、我が国の名    誉毀損で世論を味方に付ける出来たものを……』と悔しがっております。」 ヴァネッサ「……なんでもええけどね。飯の種ができるんやったら……」 GM「上官「かといって、捏造がばれたらもっと事だからな……」」 カリュドン「一兵卒はただ戦うのみ。国家の政略に関与する必要なし(笑)」 GM「ま、今回はこんなモンですな〜経験点は三点で〜」
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