意外な任務

リーチェ「ぼーっと髪でもいじってませう……」 レイヴァー「ところで、マントは取られていません?」 リーチェ「そこを問題にします?(笑)」 GM「まぁ、凶器じゃないし(笑)」 レイヴァー「なら問題なし(笑)」 トゥア「わたし……いつになったら探求の旅に戻れるんだろ(苦笑)」 マイルズ「まあ、しっかり働くことだね(笑)」 GM「んで、次の日〜PC全員集められて研究所付属の軍司令部に連れて行かれます。も    ちろん帝国の人は手錠とかつけされられますが。」 マイルズ「ん〜めんどくせえなあ……しぶしぶいきます。」 ユリウス「うぅ、ここにも不安にさせる人が……」 トゥア「あのぅ、ぼんはともかく、わたしがここにいる理由がわからないんですけど……」 リーチェ「そちらの(共和国チームを見やる)方々はともかくとして、リーチェたちまで      呼ばれるのは何故でしょう?」 GM「上官「アレを見た時点で無関係という立場はとることは出来ない。わかっているん    だろう?」」 リーチェ「……なるほど。」 ユリウス「下を向いて聞き耳を立ててましょう……」 トゥア「全然見られなかったんですけど、遠目でしか。」 マイルズ「見せなきゃいいのに……」 レイヴァー「取り敢えず腹が減ったなぁ、とか考えている(笑)」 GM「司令「君たちを呼んだのは他でもない」と切り出して延々と説明(笑)要約すると、    今この研究所で自由に出来る戦力がほとんどいないので、逃げたゾイドを捕獲する    任務を言い渡されると言うわけです。」 マイルズ「逃げたのか……まったく欠陥品ばかり……ぶつぶつ。」 ユリウス「ずいぶんと簡単にいってくれるじゃないですか……」 GM「帝国の人も、この任務に就いている間共和国正規軍としての扱いを受けるからそれ    ほど無茶な要求というわけでもないだろう、と。」 トゥア「部外者に見せちゃいけないものを、部外者が追いかけちゃってもいいんですか?」 GM「見たから部外者じゃない(笑)」 レイヴァー「報酬は?」 GM「成功した暁の自由というか、帝国への受け渡しというか〜」 リーチェ「はあ……わかりました。終わったらきちんと帝国へ送ってくれるのなら。」 レイヴァー「そこ、納得するなぁ!やっぱりだな、ここは報酬をくれないと任務を引き受       けないと言う選択肢が一番。」 リーチェ「報酬……リーチェはおうちに帰れるのならそれでいいのですけれども。レイヴ      ァーさんはそれでは不満?」 レイヴァー「愚問を。金が無ければ駄目だ。金が。」 ユリウス「レイヴァー さんここは素直に条件をのんだほうがいいですよ。」 マイルズ「この人達に選択の余地はあるんでしょうか?(笑)」 GM「ないも同然(笑)」 トゥア「いやあ〜、なし崩し的に編入はいやぁ〜っ。」 マイルズ「はっはっは、あいかわらず強引な戦法ですね……こいつらが逃げたらどうする      んです?」 GM「司令「逃げても共和国の奥地だ。おいそれと逃げることは出来まい。目立つゾイド    に乗っているわけだしな」」 マイルズ「いやあ、問題は私が寝首をかかれる可能性がありましてね。あんだけ苛めたも      んだから(笑)」 レイヴァー「はい、恨みつらみがたまっていますよ(笑)」 GM「司令「私も出来ることならば帝国兵など使いたくはない……(ブツブツ)」」 レイヴァー「気苦労が絶えない司令官なのか?(笑)」 ユリウス「私も、この任務受けさせてもらいます。」 レイヴァー「仕方ねぇなぁ……俺も乗った。」 GM「では、書類的にはマイルズとトゥアが帝国兵を使う、と言った感じになるのでその    二人がいない上に帝国兵の人たちがうろついた場合、逮捕の対象になりますね(笑)    時と場所によるけど。それに、報酬の一部として謎ゾイドのデータもつけてあげる    よ〜」 マイルズ「ずいぶん太っ腹だな……」 GM「まぁ、どうせ生産されないことに決定された機体だからねぇ……データが流失して    もそれほど困らない(笑)」 トゥア「そういえば、私にも選択肢が無いんでしょうか?」 GM「あんたはマイルズに雇われているから選択権なし(笑)」 トゥア「でも、私にもメリットが無い事には……そうだ、無事このお仕事が終わったら、     国内の遺跡に関する資料を使わせていただけません?」 GM「ん?それくらいならいいけどね。」 トゥア「わーい♪」 マイルズ「で、まさか私にこいつらを監視しろと……?」 GM「司令「察してくれ」」 マイルズ「まあ、やるだけやりますよ。ここにずーっといるよりは楽そうですしね。」 トゥア「安心してください隊長さん、ぼん……じゃなかった、マイルズのお守りは私が必     ず!」 GM「それでは、科学者の方から説明させていただきましょう。」 トゥア「ノートを広げて熱心に聞いてます(笑)」 ユリウス「同じくメモメモ。」 マイルズ「とりあえず聞いてないフリしつつ聞いてます(笑)」 GM「デーヴィッド「私が新型ゴジュラス開発スタッフのデーヴィッドと申します。この    施設は共和国が新たに新型ゴジュラスを開発すると言うことでそのプランから数体    のゴジュラスを作成していました。」 トゥア「すると、こないだのアレはキングゴジュラス!?」 リーチェ「新型、とおっしゃっておられましたけれど……?」 トゥア「しょぼん(笑)」 リーチェ「……高速ゾイドを量産したと思えばゴジュラス、共和国は節操がありませんわ      ね。」 GM「『まぁ、ここで作られていたモノは正式採用され無いことになりましたが……』」 レイヴァー「そらそうだろうな。」 マイルズ「そりゃあんなやつだと採用はされないわな(笑)」 GM「『あのゾイドは、キングゴジュラスのデータを母胎として復元、改修された『アル    ティメットゴジュラス−T・REX』とゴジュラスの強化プランである『アルティ    メットゴジュラス』の二種類です。』イラストは電ホビのバックナンバー参照(笑)」 トゥア「……そう来たか。」 マイルズ「いやなぱたーんだ……」 GM「奴らにはキングゴジュラスから復元された兵器二種類が装備されています……試作    型ハウリングブラスターと試作型スーパーガトリング砲……どっちも痛いから気を    つけるように(笑)」 リーチェ「痛いとかいう以前の問題では……?」 ユリウス「こいつらを捕獲か〜無茶を言う……眉をひそめてます。」 レイヴァー「ぶっちゃけ、破壊したら駄目なのか?」 GM「一応破壊最優先で。出来れば捕獲を。」 マイルズ「で、とうぜん捕獲方法くらい考えてるんでしょうね?」 GM「『捕獲用にコンバットシステムをフリーズさせるプログラム弾を作成中です。』」 リーチェ「少しだけ、難易度が落ちましたわね……」 GM「ルール的には期待の中枢に打ち込まなくてはならないので装甲が全て脱落してから    でないと効果はありません。あ、お察しの通り荷電粒子砲対策はしてあるので……」 リーチェ「……主兵装が封印された。」 トゥア「何か弱点は無いんですか?首の後ろを打ち抜くと機能停止するとか。」 GM「デーヴィッド「弱点……弱点ですか……そんなの必要無いでしょう?」」 レイヴァー「うわぁ、なんて奴だ。」 ユリウス「……まぁ、確かに。」 リーチェ「凄(苦笑)」 マイルズ「使えないのが最大の弱点さ(笑)」 GM「デーヴィッド「正直戦ってみないことには弱点は予測できません。意図的に弱点を    作らなかったんですし……理論上は特に弱点もありませんから」」 トゥア「そりゃ、普通意図的には作らないだろうけどさ……この人を親に持ったのが最大     の欠点かも……」 GM「デーヴィッド「そうそう、『口』も排除していないので『口』で得物を摂取するこ    とで燃料補給しなくても活動できますよ。餌を与えなければ活動を停止するかも知    れませんね」」 リーチェ「兵糧攻めも有効、と……勝機は意外にありそうですわね。」 GM(燃料切れはないと言いたかったんだが) トゥア「勝手に動いたというのは、やはり自我が強いんですか?」 GM「元々野生ゾイドを改造したり、ゾイドを培養したりして戦闘ゾイドを作るデスヨね?    これらはいじったコアを培養してそれを改造していたんですが……闘争本能を押さ    えないため自我は殺していないのです。」 レイヴァー「コクピットに侵入して強制的にコントロールするってぇのはやっぱり不可?」 リーチェ「コントロールしようとしても言う事を聞いてくれないと思いますけれど?」 トゥア「では、私の愛で(笑)」 レイヴァー「トゥア姉、一人でやってろ。」 トゥア「うう、何故か見知らぬ帝国兵にまで「姉」呼ばわりされてるよ……」 GM「デーヴィッド「まぁ、大体の特性はその程度のモノです……力押しでどうにかして    下さい。」あ、そうそう、ゴジュラス共が向かった方角は北……つまり、中央大陸    です。あまり被害が出ないように頑張ってね〜」 マイルズ「本当にゴジラかよ(苦笑)」 リーチェ「無茶を言う。」 トゥア「そういえば……捕まえるなり倒すなりする前に、余所の人や一般の人に見られち     ゃってもいいんでしょうか?それとも、あくまで私たちだけの目にしか触れない     ようにしないと駄目ですか?」 GM「司令「善処してくれ。ただ、公式的に存在しないことになっているゾイドだからな。    多少の被害ならもみ消せる」」 マイルズ「最初からそうして下さいよ(苦笑)」 トゥア「いまいち不安が拭えませんね……」 ユリウス「頑張って何とかしましょう。」 リーチェ「まあ、きっとなんとかなりますわ、根拠はないですけれど。」 レイヴァー「楽観的な……と言うか何も考えてないな。」 リーチェ「あらあらまあまあ。考えていないわけではないです。ただ、今からいろいろ考      えても無意味かな、とか思ってはいますけれど。」 トゥア「それから、軍資金下さい(笑)」 GM「んぢゃ、全員で五万わたしとく〜で、とりあえず、クーパー港あたりに向かってく    れたまへ。」 ユリウス「行きましょう……」 リーチェ「中央大陸の地理には疎いので、道案内宜しくお願いいたしますわね?」 GM「つわけで、今回は終了。経験点はそれぞれ五点ずつ〜」
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